二人の新メンバーが加入したわけだが劇的な変化があるわけでなく、2nd「Days In Europa」の延長線上にあるポップでオーソドックスな、実に丁寧な作りの傑作アルバムに仕上がっている。完成度も申し分なく、スキッズお得意の勇壮な名曲も重厚で聴かせる泣きのメロディもバランス良く収まっている。
それにしても17歳でデビューしたというリチャード・ジョブソンだが、このアルバム発表時にはまだ20歳くらいのもんだと思われる。それでこの老成した風貌と完成度とは恐れ入った。
【曲目】
01.Circus Games
02.Out Of Town
03.Goodbye Civilian
04.The Children Saw The Shame
05.A Woman In Winter
06.Hurry On Boys
07.Happy To Be With You
08.The Devils Decade
09.One Decree
【データ】
盤質:B
ジャケット:C(少し擦れあり、これを下敷きにして何か書いた跡のスジが少しあり)
ジャンル: 70'sパンク・ロック/70's PUNK ROCK, パワー・ポップ/POWER POP
レーベル:VIRGIN
型番:VI 2116
アメリカ盤
1979年
※カット盤のため、ジャケット右上に1センチほど切れた部分があります。
何はともあれこのアルバムは地元No Badレーベルから出したデビュー曲「Charles」をはじめ、U2とグリーン・デイがカヴァーしたらしい(興味なし)「The Saints Are Coming」、スコットランドのサッカー・チームのテーマ曲にもなった勇壮な大ヒット曲「Into The Valley」、「Sweet Suburbia」などなど、初期のヒット曲がほとんど入っているという点に尽きる。
この後2ndではニュー・ウェイブど真ん中の派手なポップス路線、3rdでは自信に満ち溢れたニュー・ウェイブ世代の正統派ロック、そして4thではロック要素を置き去りにしてまでトラッド路線に走ってゆく。徐々にそういう変化が起きるから人によっては評価はマチマチだろうが、やっぱりこの1st、「Into The Valley」最高だよねという人が多い事だろう。
【曲目】
01.I'm Flying / The Shits
02.I'm Waiting For My Crossroads / The Shits
03.Too Much Junkie Buisiness / The Heartbreakers
04.Oil City Rockers / Deeno's Marvel
05.Speedball Jive / The Speedballs
06.Switch-Hitter Dub / Nick Kent
07.Bring Me The Head / The Shits
08.Chinese Shadow / Nick Kent & The Subteranneans
09.Didja / The Lightning Raiders
10.Seven Days Weekend / The Heartbreakers
11.Vegetables / Vegetable Men
12.High School / The Phantoms