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post The Absolute Game(アブソルート・ゲーム)【LP】/Skids(スキッズ)

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2400円

【データ】
盤質:B
ジャケット:B(白い部分に少しだけ日焼けあり)
ジャンル: 70'sパンク・ロック/70's PUNK ROCK, パワー・ポップ/POWER POP
レーベル:VIRGIN/ビクター
型番:VIP 6968
日本盤
1980年
※解説・歌詞カード付き
※帯なし

【コメント】
スキッズの4枚のオリジナル・アルバムの中で日本でも発売されたのは1stとこの3rdアルバム「アブソルート・ゲーム」のみだ。
同じヴァージン・レーベルで同時代に活躍したXTCやマガジンは少なくとも80年代くらいは全作国内盤出てたはずなのに何考えてるのかビクター?この辺がスキッズの日本での知名度の低さなのかね?

ちなみに英国初回盤はインストの実験的な未発表作品が数多く入ったフリーのLPがもう一枚ついた二枚組の大作で、大理石ジャケットのメンバーの顔が本当にエンボス加工された豪華なものだった。(註:今回販売してるのは通常の国内盤なので二枚組ではありません)

さて、本作は何度も書いてるようにスキッズの音楽的中心人物だったスチュアート・アダムソン(後のビッグ・カントリー)が脱退する前の最後の作品となっている。元々ドラムはアルバムごとに替わるという形態のバンドだったが、本作からは後期スキッズの牽引役となる元ゾーンズのラッセル・ウェッブがベーシストとして参加していて、創立メンバーはジョブソンとアダムソンのみという構成だ。

ラッセル・ウェッブは元はパンク直前のポップな古臭いロック・バンド、後のリッチ・キッズやウルトラヴォックスで有名になるミッジ・ユーロがやっていたスリックのメンバーだった。このスリックがあまりにもダサい(何とROCKHURRAH RECORDSで販売中)からか、パンク時代にはスコットランドでPVC2というバンドをミッジ・ユーロと共にやっていた。それがユーロ抜きでゾーンズへと発展してゆき、ユーロはグレン・マトロックと始めたリッチ・キッズ→ジョン・フォックスが抜けた後のウルトラヴォックス→ヴィサージへと華麗な転身を遂げる。このスキッズの事を語るのにミッジ・ユーロは特に関係はなかったな。この辺がやや複雑だけど、よほどのマニアじゃなきゃここまで知る必要はないか。地味で目立たないがラッセル・ウェッブは80年代初期の歌姫ヴァージニア・アストレイなどとも親交が深く、この辺の人脈を支える名サポート役だと言えよう。本人からいくらか貰いたいくらいに紹介しまくってしまった・・・。

二人の新メンバーが加入したわけだが劇的な変化があるわけでなく、2nd「Days In Europa」の延長線上にあるポップでオーソドックスな、実に丁寧な作りの傑作アルバムに仕上がっている。完成度も申し分なく、スキッズお得意の勇壮な名曲も重厚で聴かせる泣きのメロディもバランス良く収まっている。
それにしても17歳でデビューしたというリチャード・ジョブソンだが、このアルバム発表時にはまだ20歳くらいのもんだと思われる。それでこの老成した風貌と完成度とは恐れ入った。

【曲目】
01.Circus Games

02.Out Of Town
03.Goodbye Civilian
04.The Children Saw The Shame
05.A Woman In Winter
06.Hurry On Boys
07.Happy To Be With You
08.The Devils Decade
09.One Decree

10.Arena

 

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