Category Archives ROCKHURRAH紋章学

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【シンプルでオシャレなデザインがいっぱい!】

SNAKEPIPE WROTE:

最近は通勤時間が短くなったこともあり、なかなか読書の時間が取れなくなっている。
かつては片道の通勤時間が約1時間あり、ハードカバーの重たい本を持ち歩いていたことを思い出す。
読書家というには程遠い読書量だったけれど、毎日2時間本を読む時間があったことは、その後のSNAKEPIPEに大きな影響を与えたことは間違いないだろう。(おおげさ)
今はスマートフォンで本が読めるので、重たい本を持ち歩かなくても読書ができる。
でも本当は紙の手触りや匂い、ページをめくる感覚が好きなんだよね。
本屋さんが閉店するニュースを耳にすると悲しくなっちゃうし。
図書館や本屋さんでの運命的な本の出会いは忘れたくないし、これからも期待している。
本の楽しみは内容だけではなくて、レコードのジャケ買いならぬ、ブック・カバー・デザインの一目惚れもあるよね。
今回の「ROCKHURRAH紋章学」は秀逸なブック・カバーを特集してみようかな。
パッと目につき、思わず手にとってしまうデザイン、早速紹介していこう!
この特集に関しては、著作に関して充分な調査をした上で記事にしているわけではないことを最初にお断りさせて頂くよ。
あくまでもブック・カバー・デザインとして書いているので、タイトルから想像した文章を書き綴っていく予定。(笑)

今回は色数が少なくて、シンプルだけれどインパクトが強い作品を選んでみた。
最初はCAROLYN WELLSの「DE DREMPEL MOORDEN」、1931年の作品だよ!
キャロライン・ウェルズということは著者は女性ということね?
どうやらオランダ語のようなんだけど、タイトルを訳してみると「しきい値を殺す」になるらしい。
キャロライン・ウェルズはアメリカ人なので、これは恐らくオランダ語に訳されて出版された本なんだろうね?
オランダ語を訳しても全く意味不明なので、勝手に想像してみようか。(笑)
1階で格闘の末、心臓にナイフを刺された男は、地下室に向かう階段の途中で今にも息を引き取ろうとしているようである。
白・黒・赤の3色だけで小説の一端を表現した秀逸な作品だよね!
勝手に想像すると、この後男は生き返り、自分を死の淵に追いやった犯人への復讐を誓うストーリーではないかと想像する。
もちろん男は白髪になっているだろうね!(笑)

次は有名な「フランケンシュタイン」ね!
ご存知の方も多いと思うけど、「フランケンシュタイン」はメアリー・シェリーが1818年に発表した作品ね。
1931年に映画化されたことで、皮膚に糸の縫い目がある大男のイメージが定着したという。
右の画像も、映画のイメージを使用しているようだよね?
白・黒・緑という3色だけで怪物の不気味さと悲しみが上手く表現されているよ。
指の曲がり具合が最初の作品に似ていること、作者がどちらも女性という共通点を見出してしまったSNAKEPIPE。
20世紀初頭にホラーやミステリー小説の分野で、女性が活躍していたことに驚いてしまう。
ちゃんと調べたわけじゃないけど、意外と女性が蔑視されていなかったのかもしれないね?

「フランケンシュタイン」と題材が近いようなタイトルを発見したよ。 
「ANOTOMY OF A MURDER」 ROBERT TRAVERが書いた1958年の小説ね。
直訳すると「殺人の解体」だって?
このブック・カバーの下部に小説の紹介文が書かれているね。
「高等裁判所判事によって書かれた殺人裁判の背後にある情熱」とのこと。
実際の事件について書いているものみたいだね。
白・黒・オリーブの3色しか使用していないけれど、ちょっとコミカルにバラバラになった人体が逆に残酷さを増しているように感じる。
どうやら映画化もされているようで、裁判物のミステリーでは有名な作品みたいだね。
調べてみたら映画のオープニングシーンを発見したので、載せておこうか。

ブック・カバー・デザインと同じでオシャレ!(笑)
邦題は「或る殺人」(原題:Anatomy of a Murder) で1959年公開とのこと。
ジェームズ・ステュアート主演だって。
50年代の映画はほとんど知らないので、いつか鑑賞してみたいな。 

このデザインも良いなあ!
「The Nose On My Face」はLaurence Payne作1961年の小説ね。
どうやらスコットランドヤードの刑事Sam Birkettシリーズの1作目とのこと。
クライム物だと一目で分かる明瞭さが潔い!
9マスに緑と黒の2色だけを使用したシンプルなデザインなのに、なんとなくイメージが湧いてくるもんね。(笑)
ピストル、指示を出す上司、悪者のボス、流れる血、逃げる犯人って感じか?
それにしても「俺の顔にある鼻」ってタイトル、どういうことなんだろうね。
イギリス人にとって鼻をいうのが、どういう意味なのか知らないよ。
例えば日本だったら「鼻をつまむ」「鼻が曲がる」のように、あまり良い意味では使われることがないパーツだけど、世界的にはどうなんだろう。
調べてみるのも面白いかもしれないね? 

「Bill,the Galatic Hero」はHarry Harrinsonの1965年のSF小説だよ!
黒とピンク、紫と白の4色だけを使用しているにもかかわらず、ショッキングピンク色が強いので、非常にインパクトがあるよね。
銀河のヒーローと呼ぶのにふさわしく、まるで宇宙空間を闊歩しているように見える大胆な構図。
物語のあらすじを調べてみると、かなり荒唐無稽で面白そうなんだよね。
日本では「宇宙兵ブルース」として出版されていたみたい。
ハリイ・ハリソンは映画「ソイレント・グリーン」の元ネタの原作者でもあるという。
チャールトン・ヘストン主演で未来の食料品が枯渇した世界を描いた映画は、実際にそんな日が来るのではないかと思うほど怖かったよ。
今回紹介した「宇宙兵ブルース」も映画化されていることを知り驚いた。
監督はなんと「ストレイト・トゥ・ヘル」や「レポマン」でお馴染みのアレックス・コックス!
映画化されたのが2014年だというから、今から5年前なんだよね。
50年以上前の原作の映画化とは!

アレックス・コックスが最近でも映画を撮っていたことに驚いてしまったよ。
日本での公開はなかったのかな。

「All in The Racket」はWilliam E. Weeksによって1930年に書かれた本ね。
30年代にこのデザインセンスとは驚いてしまうよ。
タイトルを直訳すると「ラケットの中にあるすべて」?
ラケットはテニスやバドミントンで使う以外に、名詞で苦難や試練といった意味もあるようなので、恐らくこの本では「苦難のすべて」のような訳なのかもしれないな。
ロープが体にまきつき、がんじがらめになったせいで、抵抗することすら諦めてしまったような人物が描かれているよね。
自己啓発本の一種かもしれない、と勝手に想像するよ。
目に留まるデザインだけど、この本を手に取って、レジに向かうのは勇気がいるだろうな。(笑)

巨大なアリ!
古代人が着ているような服装をしたヒゲの男が驚いているようにみえる。
まるで版画のようなブック・カバー・デザインだけど、一体何語なんだろうね?
調べてみると、「Niezwykle Przezycia Doktora Dumczewa」は直訳すると「Dumczewa博士の異常に良い生活」だって。意味不明だね?
本の内容は「200分の1となって昆虫の世界に侵入した学者の冒険物語」とのこと。
1962年に刊行されているというので、「ミクロの決死圏」(原題:Fantastic Voyage 1966年)よりも早いことになるね。
オレンジとグレー、黒と白だけで本の内容を上手く伝えているデザイン。
絵本の表紙にしても良い雰囲気だよね!
ポーランド文学は殆ど知らないので、読んでみたいな。

「Self and Others」、自己と他者だね。
 イギリスの精神科医であるR.D.レインが1959年に発表した研究論文のようだね。
この本は違うブック・カバー・デザインだったら日本でも手にはいるみたい。
「 人間と人間との間で演じられる相互作用におけるもっとも基本的でもっとも微妙な「自己と他者」の関係を、著者は電子顕微鏡を透して見るように強拡大して見せる。
人間関係のからみあいを凝視して、螺旋的で錯綜したドラマを図式化し展開する。(Amazon販売ページより)

円だけを描いたデザインだけれど、本の内容をわかりやすく伝えることに成功しているよね。
単なる円だとあなどれないところがすごいと思う。
これぞ究極のシンプルさだよね。 

最後はこちら!
4冊分をまとめて紹介してみたよ。
まるで式神のような人型が登場する犯罪小説のブック・カバー・デザイン。
これはイギリスの出版社であるペンギン・グループが、「グリーン・ペンギン」としてシリーズ化しているデザインのようなんだよね。
黒・緑・白の3色だけで繰り広げられる世界は、見ているだけでワクワクしちゃう!
まるで記号のように単純化しているのに、一瞬のうちに状況説明できている秀逸さには脱帽だよ。
「野良猫の死」「棺を抱えて」「後幕」「バスマンの新婚旅行」という思わせぶりなタイトルが並んでいるよね。
内容は不明だけど、このブック・カバー・デザインを見ただけで購入意欲が湧いてくるのは間違いないよ。
こんなにデザイン的に優れている本だったら、読まなくても飾っておきたくなるくらいだもんね。(笑)

今回は色数が少なめのブック・カバー・デザインを集めてみたよ。
ヴィンテージと言って良い1960年代以前の物がほとんどだったのは、ROCKHURRAH RECORDSの好みの問題かもしれないね。
ヴィンテージ・デザインにはカッコ良いものが多すぎて、目移りしてしまうほどだった。
とても1回ではまとめきれなかったので、また別の機会に特集してみたいと思う。
温故知新の旅、次回もお楽しみに!(笑)

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【缶詰がアートになった有名な作品】

SNAKEPIPE WROTE:

子供の頃は魚が苦手だったSNAKEPIPE。
骨を取り出すのに苦労することと生臭さが理由だった。
そうは言っても寿司は好物だったし、例えば「さきいか」のような酒のつまみになるような食材は好んでいた。
骨が残っている状態での魚料理だけがダメだったのかもしれない。
単なるワガママか?(笑)

肉か魚か、と聞かれたら迷わず「肉!」と答えてきた。
ところが最近では脂っこい肉料理の後、具合が悪くなることがあるんだよね。
「こってり」したものが大好きだったのに、ぶ厚いステーキにも反応しなくなってきている。 
 あーあ、寄る年波には勝てないね。(笑)

こうなったら魚を美味しく食べよう!とレシピを検索するROCKHURRAH RECORDS。
和食としての魚だけではなく、洋風メニューが気になるんだよね!
もっとレパートリーを広げて、胃もたれしない料理を作りたい。
簡単で美味しくて、いつでも作れる魚料理ってあるのかな?
ツナやオイル・サーディンの缶詰を使うっていうのも手だよね!
よく海外の旅番組で、缶詰専門のお店が紹介されているのを見る。
お土産にしても良さそうな素敵なデザインがいっぱいあるんだよね。
今回の「ROCKHURRAH紋章学」は缶のパッケージ・デザインについて書いていこうかな!
オシャレなデザイン、たくさんあるんだよね。

最初に紹介するのはポルトガルのデザイン・スタジオ、Nósnalinhaによるもの。
SNAKEPIPEの好みよりは、少しファンシーだけど魚を擬人化するセンスは好きだな。
このお魚ちゃんは女の子みたいだけど、魚別でパッケージのバージョンが違うんだよね。
地域の象徴的なイメージやキャラクターの一部と一致させる魚を選んだ結果、とは缶詰メーカーであるRiscosの発言。
この子は「sardinha」なのでイワシなんだね。
女の子だからイワシ子ちゃんかな。(笑)

色が鮮やかなパッケージだけど、これもイワシの缶詰なんだよね。
赤と黄色で、かなり派手めで目を引くよ。
「AYAM BRAND」と書かれているので、マレー語圏のメーカーだということがわかる。
2007年というと今から11年前の記事「SNAKEPIPEの写真歴」に書いたことがあるけれど、SNAKEPIPEはジャワ島が好きで毎年のように旅行していたんだよね。
そのおかげでインドネシア語を含むマレー語が、多少わかるんだよ。
ちなみに「AYAM」は鶏のこと。
日本だったら金鳥、みたいなものか? (笑)
デザインしたのはマレーシアはクアラルンプールで活動しているRoyce Tee
今までマレーシアのデザイナーに触れたことはなかったかも?
アジアのデザインも注目だね!

最近、電車のトラブル多いんだよね。
ちょっとしたことですぐに電車が止まるから、ストレスの元だよ。
バスだったらどんなに楽だろうね!
おや?このバスは満員で混雑しているようだね?
よく見ると乗車しているのはお魚たち!
TATOO入れてにらみきかせてる輩もいるね。(笑)
ギューギューに詰め込まれている様子を表したという。
このデザインはロシアのBrandiziac Agencyによるもの。
ロシアときいて少し驚いてしまったSNAKEPIPE。
ユーモアがあるし、アメコミみたいな雰囲気だからね。
ナンバープレートをバーコードにして、リアウィンドウに品質表示を記載するとは、おぬしなかなかやるな!(笑)

次は、イタリアのデザイン・スタジオである nju:comunicazioneの作品を紹介してみよう。
英語だったらニューコミュニケーション、になるのかな?
イタリアときいて納得してしまう鮮やかさだよ。
こんなにカラフルな缶だったら、とっておきたくなるよね。
スーパーに並んでいたら手に取ること間違いなし!
全色揃えたら何に使おうか?
考えるだけでワクワクしちゃうよね!

同じデザイン・スタジオからもう一点紹介させてもらおう。
黒をベースにした缶詰って見たことないよ。
そこに赤と金のひょうたんみたいな形。
もしかしたら中は豆なのかもしれないね。
このパッケージも素晴らしいよね。
ちょっと和風な雰囲気もあるので、このデザインでお皿も良さそう。
イタリア、さすがにオシャレだね!

これも欲しくなる逸品! 
2016年のPENTAWARDで金賞を受賞しているデザインなんだよね。
ペントアワードとは「あらゆる形態のパッケージデザインに特化した世界で最も権威のあるコンペティション」とのこと。
ここで受賞するというのはデザイン業界で世界的に認められるってことになるんだね。
これはオランダのAnthemというスタジオの作品なんだけど、世界各国に事務所があるんだよね。
日本では品川区大崎にあるみたい。

この美しいフォルム!
尾ヒレをつけただけなのに、きっと今まで誰も考えてなかったんだよね。
きれいに洗って、小物入れにしたいな!(笑)

中に何が入っているのか謎の缶詰。
デザイナーはAlexander Ilinykhというロシア人。
当然のように書いてあるのはロシア語だね。(笑)
コンセプトはロシア軍のための缶詰らしいので、非常食っぽい内容なのかもしれないよ。
このデザイン、缶詰だけにするのもったいないなあ。
このまま持ち手つけて、マグカップにしても良さそう!
提案したくなっちゃうね。(笑)
WEBには売り込みのためにデザインを載せるようなサイトもあるので、これが実際に軍に納入されているのかは不明!
ロシア軍専用の本物だったら嬉しいな。(笑)

最後は番外編を紹介してみよう。
またオイルサーディンのオシャレな缶だと思っていたSNAKEPIPE。
色合いが美しいし、まるでコンビーフの缶みたいにクルクル丸めながら開けていく過程もユニークなデザイン。
中には魚の絵が描かれた内蓋があると思っていたら…。
なんとこれはヘミングウェイの代表作「老人と海」の絵本だったのね!
このパッケージから本が出てくるとは奇想天外!前代未聞!空前絶後!(大げさ)
デザインしたのはアメリカのグラフィックデザイナー、nina cornelison
どうやら学校の課題で、書籍の限定版をデザインしたということらしい。
ここまでキレイに作られていて、実際に販売はされていないのかな?
ヘミングウェイのファンじゃなくても、プレゼントされたら嬉しい逸品だよね!

缶パッケージもオシャレなデザインがいっぱいだったね。
次はどんなワクワクに出会えるのか、今から楽しみだよ!

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【ねじと聞いて最初に連想するのはコレ! ©つげ義春『ねじ式』】

SNAKEPIPE WROTE:

今週は久しぶりに「ROCKHURRAH紋章学」を書いてみようか。
秀逸だと思う会社のロゴやラベルを特集する企画だけど、SNAKEPIPEの好みが偏っているため、似たような業種を選んでしまうんだよね。
インダストリアル好きなので、金属に反応してしちゃうみたいだよ。
今回は「ねじ」メーカーをチョイス!
英語ではscrewとかbolt、もしくはnutのメーカーということだね。
調べてみたら、それらの総称が「ねじ」になるんだって!
しかも「ねじ」はアルキメデスの発明のようなんだけど?
紀元前から「ねじ」が使用されていたとは、さすがギリシャ文明だよね!

では早速ロゴを紹介していこうか。
Bolt Torqueは例えば石油やガスなど設備で使用する「ねじ」の締め付けを行っている南アフリカの会社なんだよね。
締め付け以外に「テンション」も提供しています、とのことなんだけど、何かを引っ張るということなのか、詳しいことは不明。
業界の方に聞かないと分からないかもしれないね?
このロゴは会社のイメージを最も的確に分かりやすく伝えていて好印象!
モノトーンで仕上げているところも良いんだよね。(笑)
ステッカーがあったら欲しいな!

これもシンプルでカッコ良い!
ベルギーやオランダ国境に近いドイツの都市、アーヘンにあるAMBAは、ボルト、チューブ、スポークなど、長さに応じて断面が異なるロングコンポーネントの製造用の特殊機械を製造している会社だという。
この雰囲気はドイツだと思った。(笑)
AMBAの社員でもないのに、ロゴを使ったグッズが欲しくなるよ。
なんだか軍物のロゴにありそうな雰囲気なんだよね!

次もパッチみたいなロゴだよ。 
カリフォルニア州にあるQuickscrews International Corporationは、業界で最も人気が高い「ねじ」メーカーだという。
お客様のニーズに対応できるプロの人材がアドバイスできる環境と、国内であれば4日以内に発送完了できるシステムも完備しているという大手らしい。
会社のロゴにも力を入れているようで、ロゴをダウンロードできるサービスまで行なっているから驚いちゃうよね!
丁寧に色のRGBまで載せてるんだもん。(笑)
確かにカッコ良いよね!
パッチにしてシャツに縫い付けたくなるデザイン。
これも欲しいな!

次も丸いデザインを選んでみたよ!
Screwtech Bolts and Nutsは、溶接、研削、切削および研削用のハンドツール、電動工具、工具および消耗品、あらゆる種類のボルトおよびナット用の製品を提供しているフィリピンの会社だって。
紋章学でフィリピンは初登場かも!
まるで鋲で打ち込んだようなデザインがパンク心をくすぐるよね。
ちょっと縮尺が違って横に広がったように見えるのは気のせいかな?(笑)
 
♫いいえ私はさそり座の女〜
いきなり美川憲一「さそり座の女」から入ってしまったけど、この会社の社長がさそり座なのかな?
それともドイツのバンド、Scorpionsのファンとか? 
調べて分かったけど、Scorpionsは1965年からずっと活動中だって!
息が長いバンドだね。(笑)
さそり、というとあとは「女囚さそり」だよね、と脱線ばっかりだ。
SCORPIONはGrabber Construction Products傘下のコネチカット州にある会社だという。
どうしてサソリを会社名にしたのかは謎のまま!
尻尾の先がスクリューになっているサソリのロゴも非常に気になるよね。
サソリの体は毒々しいのに、顔だけがキャラクター化されて可愛いのが逆に不気味!(笑)
働いている人の写真が載ってたけど、特にユニフォームもないみたいで残念。
サソリのロゴが入ったジャンパーとかシャツがあったら欲しかったな!

PILGRIM SCREW CORPORATIONは、ロードアイランドとアリゾナを拠点にしているねじ、ボルトの世界的に有名な会社だという。
ピルグリムってなんだっけ?
調べてみると「ピルグリム・ファーザーズとは、アメリカに渡ったイギリスのピューリタン(清教徒)たちで、『Pilgrims』は巡礼始祖の意味」(Wikipediaより)とのこと。
ということは、ロゴの右に位置している人物がピルグリムってことかな?
クリックして画像を大きくしてもらうと分かるんだけど、このピルグリムがネジ留めされてるんだよね。
いいのかな、これ?(笑)
でもこの会社の平均在職期間は20年だって。
離職率が低いってことは良い会社ってことだよね? 

このロゴには目が釘付けになってしまったSNAKEPIPE。
Active Bolt & Screwはアメリカ海軍に長年勤務したRobert Collieによって、1964年にメンフィスに設立された会社だという。
海軍で学んだスキルと経験を生かしたと書いてあるんだけど、一体何をやってたんだろうね?
そして息子達も手伝い、より大きな会社に成長し、現在の施設の敷地面積は35,000平方フィート(約983坪)あるんだって!
そんな海軍出身の方が決定されたであろうロゴがこちら。
まるでフラフープ代わりにナットを腰に配したボル子ちゃん。(勝手に命名)
もっと大きな画像がないか探したけれど見つからず、少し拡大させてもらったよ。
海軍とのギャップも魅力になってしまったね。
ボル子ちゃんのキーホルダーあったら欲しいな! (笑)

我らROCKHURRAH RECORDSのONLINE SHOPのロゴも忘れちゃならないんだよね!
ROCKHURRAHがデザインしたのも「ねじ」モチーフ。
スクリュータイプを1本斜めに配したシンプルなデザイン。
ROCKHURRAHもインダストリアル好きなので、カッコ良いと思う基準が同じなんだよね。
このロゴを使った缶バッチを作ってくれたことを思い出した!
あのバッチ探して使おう!(笑)

「ねじ」メーカーのHP、みんなキレイに作ってるんだよね。 
ショッピングカート付けてるオンラインショップを併設しているメーカーもあって、見ていてとても楽しかった。
一番ワクワクしたのは、様々な種類のネジを見ている時。
例えばブルーのネジなんて今まで見たことなかったからね!
買うつもりはないのに、じっくり見てしまったよ。(笑) 
♫そうよ私はインダストリアル好きのおんな〜(字余り) 

【トレインと聞いて連想するのはこの曲だね!】

SNAKEPIPE WROTE:

久しぶりに「ROCKHURRAH紋章学」にしてみようか。
「紋章学」などと大それたタイトルを付けてはいるものの、特に学術的な要素はない。(笑)
パッケージデザインやラベル、会社のロゴなどを紹介するコーナーである。
もちろんSNAKEPIPEの琴線に触れたデザインでね!
今回は鉄道会社のロゴを集めてみたよ。
何故かといえば、それはもちろんSNAKEPIPEが鉄道ファンの鉄子だから!(うそ)
インダストリアルが好きなので、鉄鋼関係に関するデザインに興味があるんだよね。
今だったら「トレイン」と聞いて一番最初に思い浮かぶのは、3月下旬に鑑賞した「マイク・ケリー展」での「トレイン・ダンス」か。(笑)
未だに強烈な印象を残しているからね。
前置きはさておき、早速いってみようか!

最初に目に止まったのはこれ。
タイの鉄道会社STATE RAILWAY OF THAILANDのロゴなんだよね。
寺院と鳥の羽、てっぺんには太陽からの日差しが降り注いでいるデザイン。
いかにも仏教的で、これを会社のロゴに設定するところは、さすがにタイたい。(九州弁)
HPで使用されているのは涅槃像と象、そして寺院という三位一体に鉄道まで加わった画像なんだよね。
ちょっとてんこ盛りにし過ぎな感じはするけど、タイのイメージを前面に出していて、分かり易い。
微笑みの国、タイに行って鉄道に乗ってみタイね。(ぷっ)

次はクロアチアだよ!
とはいっても、、、クロアチアの公用語は「クロアチア語ラテン文字」らしい。
なんでクロアチア語だけじゃなくて「ラテン文字」まで入るんだろうね?
そのためHrvatske Željeznice Putnički Prijevozという名前の読み方すら分からないよ。
ロゴはこの名前の頭文字を取ってることだけは分かったけどね!
赤、水色、青の3色を使った記号(?)だけで表現しているシンプルなデザイン。
知らないと鉄道関係のロゴとは思わないかもね?
列車の車体にもロゴマークと共に周遊しているローマ、スウェーデン、リスボン、ハノイなどを代表する建造物や名所が描かれているところも秀逸。
大陸の場合には横断鉄道で東西南北移動できるからね。 
島国に暮らす日本人には珍しく感じてしまうけれど、大陸の人には鉄道で他国に旅行するのは当たり前なのかな。

いてはアメリカ!
シエラと聞くとMacのOSを思ってしまうね。
地名だから間違いではないか。(笑)
Sierra Northern Railwayはカリフォルニア州の主要工業地帯に位置し、鉄道輸送を行っている会社なんだよね。
このロゴマークからは物資の輸送をしている会社とは思わないなあ。
山脈の後方から太陽が昇り、その明るい方角に向かって道が続いているデザイン。
色合いもオシャレだし、明日への希望に満ちあふれている雰囲気だよね。
物資の輸送により、人々の暮らしが豊かになり、国の繁栄につながるからね。
カリフォルニア州の100マイル(約160km)の距離を輸送します、と謳い文句が書かれているよ。
右の画像の背景を見るとだだっ広い大地をひたすら走る黄色い列車は、まるで映画の中のワンシーンみたい。
例えば「パリ・テキサス」とかにありそうだもんね。(笑)

「グレート・ノーザン」と聞けば「ホテル」と答えるよね!
これはデヴィッド・リンチが手がけたアメリカのTVシリーズ「ツイン・ピークス」に出てくるホテルの名前ね。
そのためなのか「Great Northern Railway」に反応してしまったよ。 (笑)
もちろんこのロゴ・デザインもお気に入り!
赤・白・黒の3色のみ使用で、中央に鎮座しているのは(多分)シロイワヤギかな。
「ツイン・ピークス」の舞台になっていたカナダ国境近くのアメリカ近辺には、こんな野生動物がいそうだよね。
これはきっと北米の会社に違いないと思っていたのに、Great Northern Railwayはイギリスの会社だったんだよね!
これがその列車の画像なんだけど、この色合いとても素敵。 
オレンジとチョコレート色に黄色いラインなんて、ちょっとエルメスっぽいよね。
エルメスなんて縁がないのに、知ったかぶりして書いてるよ。(笑)
Great Northern RailwayのHPも紫が主体の変わった配色なんだよね。
日本の鉄道会社は、こんな冒険しないだろうな。

これまた縁がないであろう豪華絢爛列車だよ!
イギリスのチェシャー州に本社がある会社の名前は、なんとGOLDEN EAGLE LUXURY TRAINS。 
社名に「ラグジュアリー」って入ってるくらいだからね。(笑)
しかも王冠載せてる双頭の「金の鷲」がロゴだもんね。
これは最強クラス!
HPにはこの列車が企画したツアーがたくさん載ってるんだよね。
車内の様子が右の画像。
確かにラグジュアリーだよね。(笑)
試しにシベリアへのツアーを調べてみるとウラジオストク空港から4つ星ホテルに向かい、それからゴールデン・イーグル・シベリアン・エクスプレスに乗り、15日間の日程で旅をするんだって。
最終目的地はモンゴルで、ナーダム祭を鑑賞するという。
料金は最も高いインペリアル・スイートで5000ドル、日本円で約55万円だね。
ビザの料金や旅行保険、バーカウンターでのドリンク以外は全て料金に含まれているようだけど、そう考えると55万円というのはそこまで高くないのかも?
左が列車の画像なんだけど、素晴らしく美しいよね!
赤と青の配色の鮮やかさはもちろんのこと、タイヤが赤いところが素敵。
一番お手頃価格のシルバークラスなら16万円だって。
この値段なら手が出せるかもしれないね?

最後はカワイイのでしめようか。 
このロゴには何が描かれているのか、分かるかな?
アメリカの鉄道会社The Chess Systemが採用したのは、なんと子猫!
チェサピークとオハイオ鉄道のシンボルとして使われた人気のある猫で、ウィーンのアーティスト、Guido Gruenwaldによるエッチングから生まれたキャラクターだという。
1933年のFortune誌の「Sleep Like a Kitten」という白黒広告に初めて登場して以来、チェスシーの愛称で親しまれている子猫ちゃん。
比べてみると影絵になった状態がロゴに採用されているのが分かるかな?
なんとも微笑ましい寝姿に、見ているだけで心が和むよ。(笑)
日本で猫がキャラクターになったロゴで有名なのはクロネコヤマトだと思うけど、原画はあるのかな?
調べてみると、なんと!クロネコヤマトの原画も発見されていた記事があったよ。
しかも描いたのは当時6歳の子供だって!
ロゴマークに原画はつきものなのか?(笑)
これが列車にペイントされているロゴマーク。
車体横と先頭にも描かれているよね。
会社が合併したり統合されているようで、現在もこの機関車が走っているのかどうかは不明だよ。
名前も変わっているみたいだしね。
チェスシーのキャラクターは今でも愛されているようで、 チェスシーがプリントされたTシャツやマグカップなどが販売されているよ。
SNAKEPIPEもちょっと欲しいかも。(笑) 

鉄道会社のロゴをまとめてみたよ!
個性的なロゴに加えてHP上でのサービスやデザインも素晴らしかった。
記事にも書いたことだけれど、海外の場合は鉄道を利用した海外旅行が可能なので、夢が広がるよね。
検索していて楽しかったな!(笑)