Holidays In The 散歩 ファーレ立川

20231126 14
【立川市公認なりそこねキャラクター「ウドラ」と公認キャラクター「くるりん」を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

社会人になってから、共通の趣味を持つ友達を作るのって難しいよね。
個人的な話をすることも少なくなっているし。
SNAKEPIPEが以前から知っていた女性からナンパされ(笑)、一緒に飲みに行ったのが今年の3月。
女2人の飲み会は大いに盛り上がり、「現代アート好き」という共通の嗜好が発覚!
それ以来、展覧会情報を交換するなど親交が深まっている。
彼女の名前は友人Hとさせてもらおう!(笑)

ROCKHURRAH RECORDSの移転に伴う作業が一段落し、少し時間に余裕が生まれてきた。
そんな時、友人Hから「立川に遊びに来ませんか?」と誘いを受ける。
立川は友人Hのホームタウンなんだよね。
そして「パブリック・アートがたくさんある」というのである!
かつて「鳩ノ巣渓谷」や「高尾山」だったり、「横田基地」など西東京方面に行ったことはあるけれど、立川で下車したことはないSNAKEPIPE。
ROCKHURRAHはかつて、友人を訪ねて遊びに行ったことがあるそうだけど、今から何十年前の話なんだろうか?(笑)

「立川 アート」と検索すると「ファーレ立川アート」がヒットする。

イタリア語の「FARE(創る・創造する、生み出す)」に立川の頭文字“T”をつけた「ファーレ(FARET)立川」にある、
世界36か国92人の作家による109点のパブリックアートです。(公式サイトより)

えっ!パブリック・アートが109点!
友人Hと日取りを決め、ROCKHURRAHと共に立川に向かったのである。

パブリック・アートは屋外展示のため、雨天での鑑賞だと厳しいはず。
日頃の行いが良かったのか、この日は「季節外れの暖かさ」になるという予報だった。
立川までの電車内には強めの空調が入っていて、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは体が冷えてしまったよ。
もう少し着込んでも良かったかもしれないね。
そして立川に到着!

「ファーレ立川」は北口にあるという。
改札を抜けて北口方面に歩き始めてびっくり。
ルミネがある!
伊勢丹がある!
高島屋SCまである!
モノレールも走っている!(笑)
道が広いので、人の多さが気にならない。
立川って都会だわ〜!
かつて府中や町田に行った時にも、SNAKEPIPEの勝手な想像を遥かに超えた都会ぶりに驚いたけれど、立川は更に素晴らしいね。

立川すごいね、などと話ながらROCKHURRAHと歩いていると、目に入ってきたのがこれ。
「ファーレ立川は、1994年10月13日に、立川駅北口の米軍基地跡地に誕生したホテル、デパート、映画館、図書館、オフィスビルなど、11棟の建物からなる5.9haの街です。(公式サイトより)」
ということは、5.9ヘクタールの敷地内にアート作品が点在してるんだね!
ゆっくり歩いて作品巡りをしてみよう。

これは宮島達男の作品では?
光っていないと数字の「8」がたくさん並んでいるようにしか見えないよね。
「Luna」というこの作品は、夜になるとピンクとグリーン色の数字が点滅し、カウントダウンを繰り返すという。
夜にならないと鑑賞できない作品もあるんだね。
いつかリベンジしようと強く心に誓うSNAKEPIPEだよ。(笑)

2020年1月に「収集狂時代 第14巻 高額アート編#03」で97億円もの高値がついた記事で紹介したロバート・ラウシェンバーグの作品も展示されていたよ!
「自転車もどき VI」と題された作品で、こちらも夜になるとネオン管が光るんだとか。
日中は完成した状態が観られないとは、とても残念!
この作品もリベンジしないと。(笑)

毎朝テレビで箱根彫刻の森美術館のCFを観ていて、その中でも紹介されているニキ・ド・サンファル。
彫刻の森では「ナナ」という巨大な女性像が展示されているんだね。
いつか箱根にも行ってみたいなあ。
立川ファーレにもニキの作品があったよ。
「会話」とタイトルが付けられた2人が座れるベンチなんだよね。
蛇の装飾がカラフルでキュート!
ここに座っておしゃべりしたら楽しそうだよね。
こうした作品が路上に置かれてるのってすごいよ、立川!(笑)

「これはっ!」
思わず声を出してしまったSNAKEPIPE。
植松奎二の「浮くかたち-赤/垂」は、まるでロシア構成主義のグラフィックを立体にしたみたいじゃない?
例としてエル・リシツキーの作品を載せてみたけど、雰囲気近いよね?
植松奎二は日本とドイツを拠点に活動しているんだとか。
バウハウスの影響も受けているだろうと推測する。
ロシア構成主義もバウハウスもROCKHURRAH RECORDSの大好物。(笑)
今回初めて知ったアーティストなので、もう少し詳しく知りたいと思ったよ!

そろそろ友人Hとの待ち合わせ時刻が近づいてきた。
地元民である友人Hが、お勧めのタイ料理屋さんに連れていってくれるというのである。
北口から駅に戻り、友人Hと合流する。
お顔立ちが華やかな友人H、目立つ色の服や小物が良く似合っていたよ!
ROCKHURRAHと友人Hは初対面だけれど、何の違和感もなくすぐに慣れていて良かった。(笑)
タイ料理屋は、雰囲気も良くてとても美味しかったよ!
次は違うメニューも食べてみたいな。

ランチの後、近くのレコード屋を散策する。
立川には映画館や本屋が複数あって、レコード屋まであるとは!
文化レベルの高さが羨ましいね。

アニッシュ・カプーアの作品も展示されていたよ。
「山」という、そのままズバリのタイトルが付いているけれど、素材は鉄なんだよね。
等高線を基に立体にしたような幾何学的な造形にしている。
クローズアップにして部分だけを観ているとJoy Divisionの1stアルバム「Unknown Pleasures」を思い出してしまった。(笑)
カプーアの作品は、雨風にさらされることで作品が変化していくんだろうね。

カプーアに続き、ここからは鉄を素材にした作品を紹介していこう。
ブルガリアのゲオルギー・チャプカノフは、立川の鉄屑屋さんから昔使われた農機具の残骸を収集し、それを使って作品制作をしたという。
最初に観た羊(画像上)にグッとくる。
頭部にネジみたいなパーツが貼られているところが気に入ったよ。
下の犬もロボット犬みたいで、とても可愛い!
庭に飾りたくなるほどだったよ。(笑)
チャプカノフの作品は、もう一点「馬」があるようなので、次回は是非見逃さないようにしたいね!

不思議な形に惹かれて近寄ってみる。
鉄にペンキを塗っているのかな?
かなり乱暴に筆を使っているのでPUNKっぽくてカッコ良い。(笑)
ROCKHURRAH RECORDSの事務所にも取り入れてDIYやりたいね、などと話す。
これは彦坂尚嘉の「母と子を殺した父親のようなもの」「父親に殺された子を受精させた父親のようなもの」という不穏なタイトルが付いた作品。
経歴を調べると「現代アーティスト、詩人、ノイズ音楽家」とあり、1971年に開催された個展のタイトルが「REVOLUTION」だって。
やっぱりPUNKな人なんだね。
気になるアーティストが増えて嬉しいよ!(笑)

スペインのジャウマ・プレンサも鉄を素材に使った作品だったよ。
観た瞬間に「男根崇拝系」と思ってしまった。
友人Hも同意してくれたので良かったよ。(笑)
書き込まれている文章の意味は分からなかったけれど、らせん状にアルファベットがつながっていてオシャレ!
上部に付いているペンチみたいな装飾も好き。
虎ノ門ヒルズにも大型作品が展示されているようなので、観てみよう。

ポーランドのタデウス・ミスロウスキーはロシア構成主義やシュプレマティスムの影響から幾何学的な作品を制作しているという。
鉄でできた作品を目にした友人Hが「ジャーマン・テクノのイメージ」と感想を言う。
一般人には出ないセリフだよね。(笑)
ミスロウスキーの作品は4点あったけれど、2点だけ画像を載せてみたよ。
骨太でシンプルなカッコ良い作品だった。

かなり歩いたので休憩しましょう、とお茶を飲む場所を探すことに。
立川ステージガーデンという3,000人を収容できるコンサート会場方角に歩いていく。
階段を上ると大きな広場に人が大勢集まっている。
覗いてみると、立川立飛杯という将棋のイベントが開催されていたんだよね。
小学生相手にレジェンドの棋士達が勝負をしてくれる「ぐるぐる将棋」の真っ最中だった。
そして画像は羽生善治!
友人Hから「立川に羽生さん来るんですよ」と情報は聞いていたけれど、まさか本物に出会えるとは驚いてしまった。
皆様がスマホを構えていたので、SNAKEPIPEも撮影させてもらっちゃった。
友人Hは「頭が良くなる!ご利益がある」と羽生さんの空気を自分に向けて呼び込んでいるし。(笑)
嬉しいハプニングだったね!

立川を歩いた「Holidays In The 散歩」、とても楽しかった!
都会的でアートな空間が広がる、素敵な場所に誘ってくれた友人Hに感謝だよ。
夜にならないと完成形にならない作品が他にもあるようなので、また行ってみたいね。(笑)

Holidays In The 散歩 千鳥ヶ淵公園

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【セックス・ピストルズ・ミーツ・ポップアート?】

SNAKEPIPE WROTE:

毎年楽しみにしているROCKHURRAH RECORDSの恒例行事がお花見なんだよね。
コロナ前は、お弁当を持参して桜を観ながら食べたものよ。
ゆっくり座って鑑賞したいので、できるだけ人が少ない場所を選んだっけ。
この数年はシートを広げたり、食事をすることが難しいため、歩きながらの鑑賞のみ。
昨年にいたっては花見自体を中止したんだよね。
今年はどこかに行ってみたいなあ。

先に書いたように、例年お花見といえば、混雑を避けた「ひっそり」した場所を探してきたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
今年は今まで行ったことがない大メジャーな場所に行ってみようと提案してみる。
東京のお花見スポットランキングで、必ず上位に君臨する「千鳥ヶ淵」!
名前は聞いたことあるけれど、今まで一度も行ったことがない場所なんだよね。
当ブログのカテゴリーである「Holidays In The 散歩」に丁度良い企画かも。(笑)

桜の開花情報が報道され始めると、いわゆる三寒四温と呼ばれる気温の上下動が激しくなる。
雨風が強まることもあり、このままでは桜が散ってしまうかも、と心配になってしまうんだよね。
今年も同様で、お花見に丁度良い時期より、少しだけ出遅れてしまったかもしれない。
キレイな青空が広がる風が強く寒い日に、ROCKHURRAHと千鳥ヶ淵公園を目指したのである。

千鳥ヶ淵というのは九段下駅もしくは半蔵門駅が最寄り駅とされる、皇居の北西部に位置するお堀を指すんだね。
九段下から歩くのがポピュラーなコースらしいけれど、ROCKHURRAH RECORDSは半蔵門方面から歩いてみることにする。
千鳥ヶ淵公園近くまで行くと、徐々に人が増え始める。
走って信号を渡る高齢女性までいるほど。
桜は逃げないのにね?(笑)
公園に入ると、スマホで桜を撮影している大勢の人が見えてくる。
ROCKHURRAHもSNAKEPIPEも負けじと撮影を開始!
他の人をフレームに入れないように撮影するのが難しいよ。

満開を少し過ぎていたので、強めの風が吹くと桜吹雪が舞う。
その様子をROCKHURRAHが動画撮影してくれたので載せてみよう!
花びらが画面を横切る様子が分かるかな?

公園をお堀に沿って進み、麹町署千鳥ヶ淵の派出所まで来たところで、内堀通りをまっすぐ進んだROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
お堀に沿って歩く千鳥ヶ淵緑道を通らず、靖国神社を通って九段下方面に向かってしまった。
一番有名どころを見ずに素通りしてしまったことになるよ。
生来の気質で、人混みを避けがちなROCKHURRAH RECORDSらしいトホホな結果になってしまった!(笑)

メインは逃したものの、桜はとてもキレイだったので大満足。
そして「Holidays In The 散歩」の主旨である「行ったことがない近場を散歩する」ことに違いないよ!
2021年6月に記事を書いた靖国神社まで歩いたのも楽しかったしね。

次回の散歩はどこにしようか計画中だよ!(笑)

Holidays In The 散歩 明治神宮

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【青空に映える明治神宮の本殿】

SNAKEPIPE WROTE:

今年の正月はコロナのため初詣を断念したROCKHURRAH RECORDS。
毎年の恒例行事がなかったのは残念だったよ。
6月に訪れた靖国神社が初詣になったもんね。 
ROCKHURRAH RECORDSが初詣に行くのは成田山新勝寺で、 初詣参拝者数ランキングでは2位の人気スポット。
そして1位は毎年決まって明治神宮なんだよね。
実はROCKHURRAHとSNAKEPIPE、明治神宮って行ったことがない!(笑)
少女だった頃から、原宿には足繁く通っていた馴染みの場所なのにね。
ROCKHURRAHも同様で、買い物には出かけていたのに神社には行ったことがないという。
これは東京に住んでいるのに、行ったことがない場所を記事にする「Holidays In The 散歩」にピッタリじゃない?(笑)
天気の良い日を選び、明治神宮に向かったのである。

今まで何度も書いているけれど、SNAKEPIPEは自他共に認める強度の方向音痴。
最近ではROCKHURRAHにも伝染していて、2人で歩くと危ないんだよね。(笑)
今回も不安が的中してしまう。
なんと明治神宮駅から原宿駅方向に歩いてしまったため、明治神宮の入り口にたどり着けなかったんだよね。
山手線沿いを歩き続け、最終的には代々木駅近くにある「代々木口」から入場する。
初めて原宿方面に行った人でもないのに、こんな失態を演じるとは!
ただ一つ嬉しかったことは、SNAKEPIPEが以前通っていた帽子の学校前を通ったこと。
「ここで帽子作りを習ってたんだよ」
ってROCKHURRAHに話せたからね!(笑)

来月には人で溢れかえるだろうけど、12月中旬はそこまで混雑していない。
参道脇に林立する木々に目をやり、木漏れ日を感じていると、原宿にいることを忘れてしまう。
こんなに静かな場所だったとはね!
とても寒い日だったため、マスクによりサングラスが曇り歩行困難になりながら、ようやく本殿に到着。
手洗い場で清めてから、一礼し鳥居をくぐる。
本殿で手を合わせてきたよ!

原宿方面から歩けば着くはずだった南神門。
こんなに立派な門が東西南北に配置されているので、荘厳さが増すよね。
さすが重要文化財だわ!
SNAKEPIPEは、門にかかっている「のれん」みたいなファブリックが気になって仕方ない。
こんな柄のハンカチとかスカーフあったら欲しいのにな。
えっ、不謹慎?(笑)

せっかくなので明治神宮御苑にも行ってみる。
長年来の友人Mからも強く勧められたのが、この御苑なんだよね。
画像は南池を撮影したもの。
まるで天から祝福の光を浴びているような、神々しさ!
虹まで写っていて素晴らしいよね。(笑)
ここは明治天皇の皇后である昭憲皇太后が釣りを楽しまれていたという「お釣台」。
こんな景色を見ながら優雅な時を過ごされていたんだろうね。

 御苑の木々が素晴らしくて、歩いては立ち止まり撮影してしまう。
この色合いの美しさったら!
青々した新緑の季節も良いけれど、晩秋の少し薄れた色合いも好きだよ。
植物を目にしているだけでリフレッシュできるね!
そのまましばらく歩き、パワースポットと言われる清正井を目指す。
清正って加藤清正だよね?

加藤清正は武将としても名高いけれど、築城の名人としても有名だったとか。
江戸時代の初めには明治神宮御苑に加藤家の別邸があり、清正の子が住んでいたことは確認されているとのこと。
清正本人が実際に掘ったかどうかは不明のようだけど、清正井と命名されてるんだね。
清正井はテレビで紹介され人気のパワースポットとなり、最盛期には5時間待ちの行列になったらしい。 
この井戸から湧いた水は御苑の池を潤し、渋谷川の源流にもなっているとは驚き!
毎分60リットルも湧いているんだって。
紅葉が落ちて清らかな水が美しいね!

奉納されたという日本酒の樽を見ながら帰路につく。
そこまで日本酒に詳しくないSNAKEPIPEでも知ってる名前もあるね。
この辺りまで来ると、もう明治神宮駅はすぐ近く。
行き道に間違ったところに到着し、次は失敗しないようにしようと心に誓う。(大げさ)
また違う季節に改めて訪れたいと思った明治神宮。
本当に行って良かった!
今回も素敵な散歩ができたね。(笑)

Holidays In The 散歩 江戸川区自然動物園

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【江戸川区自然動物園入り口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

船堀タワーって知ってる?」
ROCKHURRAHから質問される。
船堀って確か、都営新宿線の駅だったような?
当然のようにタワーを知る由もない。
船堀タワーは、東京タワー、スカイツリーに肩を並べる「都内三大タワー」に数えられるらしい。 
東京タワーには行ったことがあるように記憶しているけれど、詳細を忘れてしまうほど遠い昔のこと。
スカイツリーは毎日のように目にしているにもかかわらず、一度も行ったことがないよ!
ROCKHURRAHから、誰もが知る二大有名タワーを差し置いて、一番マイナーな船堀タワーに行ってみようという誘いを受ける。
この選択は、いかにもROCKHURRAH RECORDSらしい。(笑)
タワーには無料の展望室があり、東京都心を一望できるとのこと。
天気の良い日を選び、船堀駅に降り立ったROCKHURRAHとSNAKEPIPEである。

写真撮影で様々な場所を歩いていたSNAKEPIPEだけれど、船堀で下車をしたのは初めてかも。
駅のホームからすでにタワーの一部が見える!
こんなに近くにあるとはね。
最上階に向かうエレベーターに乗り込もうとすると
「年内いっぱい展望室は工事中でご利用できませんけど、、、」
職員が言いづらそうに告げるじゃないの!
えっ、うそでしょーーー?
全く情報を得ていなかったので仕方ないね。
せっかく予定を立てて訪れた船堀タワーなのに、見学は来年までお預けとなってしまった。
しょんぼりしながら、次の目的地に向かうことにする。

今回の散歩は「江戸川区無料体験」コース、と名付けていたSNAKEPIPE。
船堀タワー見学は実現しなかったけれど、「江戸川区自然動物園」の見学も予定に組み込んでいたんだよね。(笑) 
船堀駅前からバスに乗り、行船公園へ。
動物園はその公園内に併設されているらしい。
さて、どんな動物に出会えるのかな?

開園したばかりの時間だったけれど、園内には大勢のお客さんが入場していた。
入り口付近にはペンギンがいて、中央にはヤギとニワトリ、アヒルなどがたわむれていた。
人に慣れているためなのか、ヤギの一頭がSNAKEPIPEの近くに来て、ペタンと座りこむ。
ヤギは黒目部分を見ると少し怖いんだけど、甘えているような様子に可愛らしさを感じるよ!
思わず笑顔になってしまう。
岩合光昭さんだったら「いい子だね〜」って言ったと思うよ。(笑)

次のコーナーに移動しようと思っていたSNAKEPIPEは、ROCKHURRAHがずっと観察を続けていることに気付く。
どうしたのか尋ねると「若冲だよ」と答えるじゃないの!
なるほど!
黒いニワトリ、伊藤若冲の題材になってたもんね。
ROCKHURRAHは、どこまで若冲に迫れたのか?(笑)

次はクモザルのコーナー!
長い手足を生かして、素早く動き回ってるよ。
ROCKHURRAHが動画を撮影してくれたので、載せてみよう。

オタリアは、プールで泳いでいる姿を見せてくれた。
この日は、太陽の下では少し汗ばむ陽気だったので、水の中が気持ちよさそうだったよ。
途中、2頭が顔を水面から出し、撮影ポイントを作ってくれるサービスが!(笑)
人が集まってきたことを知って、タイミングを図っているように見えたよ。
「きらり」と「ちゅら」ありがとう!

続いては魚コーナーへ。
ヤモリやウナギ、亀などが水槽に展示されていた。
それぞれ撮影をしていたSNAKEPIPEだったけれど、どうしても光が反射したり、後方の人が写り込んでしまう。
その中で一番うまく撮れたのが、この金魚!
アップ過ぎるけど、キレイでしょ。(笑)

大きさに驚いたのはオオアリクイ。
上から覗くように見ていたけれど、フサフサの大きな尻尾や硬そうな毛などがよく分かる。
隣の檻にメスがいたようで、柵越しに2匹が寄り添っていたのがいじらしい。
どちらかというと、メスのほうが積極的に見えたよ。(笑)

逆光で上部の止まり木にいたため、姿がはっきり見えなかったオウギバト。
頭の上が逆だっていて、パンクっぽい!(笑)
オウギバトを検索すると艶やかで美しい姿だとわかるけれど、カッコ良い印象だったよ。
インドネシアやパプア・ニューギニア辺りに生息する鳥だということは、暑いほうが得意なのかも。
日本の冬は寒くないのかな。
ちょっと心配になっちゃうね。

江戸川区自然動物園にレッサーパンダがいるとは!
どうやら2頭飼育されているらしいんだけど、高齢なんだって。
眠っている姿をキャッチできただけでもラッキーなのかも。
「ブナ」と「ユウユウ」という名前だと看板に書いてある。
「ギルバート!」
鳥飼先生の著作「指切りパズル」に出てきたレッサーパンダの名前で呼びかけるSNAKEPIPE。
当然ながら耳をピクつかせることもなく、眠りについたままだったよ。(笑)

水飲み場から動かず、しょんぼりしているように見えるのはハヤブサ。
大空を高速で飛翔する鳥なので、狭い檻の中では「いじけて」しまうかも。
あまり近くで見ることがないので、ハヤブサの小ささに驚く。
ハトと同じくらいの体長とは思っていなかったよ。
次のコーナーに行っても、ハヤブサが気になって戻ってしまった。
元気出して、と声をかけたSNAKEPIPEだけど、伝わっただろうか?

ニホンリスだって、どこにいる?
しばらく見ていると、かなりのスピードで何匹かのリスが走っていることがわかる。
速度を落とすことがなく、猛スピードで走り続けるスタミナすごいよね!(笑)
たまに少しだけ休む時間があるようなので、待ち構えてみたよ。
粘り勝ちで撮影した奇跡の一枚。
なんてキュートなんでしょ!(笑)

イグアナやプレーリードッグなど、いくつかの動物がお休みで残念だったけれど、楽しく癒やされる時間を過ごすことができた。
こんな動物園を無料で提供している江戸川区、素晴らしいよね!
こうした活動に税金使ってくれるなら喜んで支払うよ。(笑)
行船公園の木々も紅葉していてキレイだった。

今回も良い散歩ができたよ。
船堀タワーのリベンジもしないとね!(笑)