Monthly Archives: 7月 2007

lynch.jpg【インランド・エンパイアの異形代表!ザブリスキーおばちゃん最高!】

SNAKEPIPE WROTE:

今回のブログよりデザインを変更。
以前のタイプより見易くなったかしらん?

ついにこの日がやってきた!
デヴィッド・リンチ監督の新作「インランドエンパイア」鑑賞である。
今回の映画は単館ロードショーで「恵比寿ガーデンシネマ」のみでの上映。
前売りチケットも用意、上映時間やガーデンシネマのシステムなども確認して準備万端である。
このガーデンシネマ、チケットを買うための待ち時間をなくすために整理番号を発券し、上映15分前から番号順に入場とのこと。
ん?
結局は整理番号もらうために並ぶと思うけど?(笑)

受付時間に間に合うようにガーデンシネマに行ってみたら…
がびーん!びっくり仰天!
ものすごい長い列ができている!
「先日めざましテレビで紹介したせいかも」
と少し青い顔のSNAKEPIPE。
まさかリンチの映画にこんなに人が集まるとは思ってなかった!
唯一、「ストレイト・ストーリー」の時だけが例外だった記憶があるのに!

ガーデンシネマのスタッフの女性に確認してみると
アヒルと鴨のコインロッカー」のトークショー目当ての列、とのこと。
あはは、やっぱりね!
リンチで250人の列のわけないや。
リンチの列に先に並んでいたのはなんと2人だけ!
無事に整理番号3番、4番ゲット。(笑)

さてさて、待ち望んでいた時間の到来、上映である。
初めに感想を言ってしまうと、一言
「な、長い…」
上映時間3時間の長丁場である。
これははっきり言って拷問に近い。(笑)
しかも場面設定が5つもあり、それが交錯して一つの世界を作り上げているからたまったもんじゃない!
リンチ・フリークのSNAKEPIPEですら辛いと感じたのに、リンチをよく知らないROCKHURRAHがよくも耐えたものだ、と感心してしまった。
リンチのことだから「苦痛を与える」のが目的だったのかな、とも考えられるけど。(笑)

この「複数の世界の交錯」シリーズはロスト・ハイウェイマルホランド・ドライブに続く3作目にあたる作品。
「難解だ」
「訳が解らない」
という前評判を聞いていたけれど、今回の作品が一番理解し易いな、と感じた。
ちゃんと説明されてる箇所があったから。
とは言いながらもパンフレットのおまけで付いていた「相関図」と見て初めて知ったこともいっぱいあったけどね!

リンチは今回SONY PD-150というDVカムコーダー(家庭用)で全編を撮影、との記事を読みびっくり。
今改めてSONYのサイトでカメラを見たけれど、いくら業務用とはいえ、かなり小型の「いわゆる映画向き」のカメラではないようだ。
その点もあったのか、今回はまるで
「映画学校の生徒が撮った作品」
のような仕上がり。
これはイイ意味でもあるし、逆とも言える。(笑)
インタビューの中で「自分はまだ19歳の気分でいる」なんていってる還暦のリンチ。
ん〜、若いっ!

今回の作品はハリウッドとポーランドが舞台である。
インダストリアルが大好きなSNAKEPIPEには垂涎の的となるような風景がいっぱいあった。
ポーランドはほとんど馴染みがないので詳しくは知らないけれど、東・中央ヨーロッパには素敵な場所が残っていそうだな。
写真を撮ってみたいな、と思った。

感じたことを2点ほど。
1:インランド・エンパイアにはリンチ映画の醍醐味とも言える異形や印象的な脇役の出番が非常に少なかった。
本当はそれが楽しみだったのに!
2:「いわゆるリンチ」と思わせる映像が多用されていた。
これを「やっぱりリンチだよね」と思うか「セルフカヴァーに走った」と思うのかは個人的な問題?
リンチ色を愛するSNAKEPIPEなので、この点に関して答えを出すのは難しい。

インランド・エンパイアには今までリンチの映画に出演したことがある俳優が何人も出ていた。
主役のローラ・ダーン(老けたなあ)はもちろんのこと、「リンチ組」と称される人々の顔、顔、顔。
その中でSNAKEPIPEがダントツで「やっぱりこの人はすごい!」と拍手を送りたいのが、写真・上のグレイス・ザブリスキー
ツインピークスではローラの母、ワイルドアットハートではよく分からない部族の祭りのシーンで登場(役名Juana)。
アメリカ版研ナオコといった風貌の、ものすごいインパクトを持った女優さんである。
この人の演技だけでも「お勧め映画」かな。(笑)

RIDERSBOOTS.jpg【ブーツを履いたROCKHURRAHの細い足!とHARRO社のライダース】

SNAKEPIPE WROTE:

「いつになったら今年の誕生日プレゼントが渡せるだろうか?
その暁にはまた報告したいと思う。」
と書いたのが7月8日のブログ
やっと見つかった今年のプレゼントが上の写真、左である。
ROCKHURRAHの素晴らしく細い足!(笑)
これは某靴屋さんオリジナルのエンジニアブーツで、かなり履き口が狭いのが特徴。
メンズのエンジニアでソールが黒、というのも意外と珍しい。
CHIPPEWAよりこのブーツのほうがカッコ良く見えるし!(笑)
年配の店員さん(近田春夫似)の強引さはマイナスになっているけれど、無事にプレゼントが見つかってホッとしたSNAKEPIPEである。

ホッとしたついでに今度は古着屋さんへ。
今までのように「プレゼント探し」で目が血眼になっていないせいか、余裕の表情のROCKHURRAHが手招きしている。
「これ、カッコいいよ!」
と試着を勧められたのが写真・右のレザージャケット。
これは(多分)ドイツのHARRO社製、本物のバイク乗りが着用するための「つなぎ」上部分(内側にジッパーが付いている)で、かなり小さい作りである。
が、なんと着用可能!
SNAKEPIPEはちびっこサイズOKであった。(笑)
色のコンビネーションも珍しいし、革質も柔らかく着心地が良い。
しかも値段が素敵!
な、なんと驚きの税込み4095円!(いつもこればっか)
これは買うっきゃない!(笑)
ROCKHURRAHの買い物の時には必ず自分用の物も見つけてしまうSNAKEPIPEであった。

先週、元となるサングラスを発見して、度付き・色付きのレンズを注文していたROCKHURRAH。
ついに念願の「ヤクザめがね」も手に入り、ご満悦の様子。
これで欲しいモノが揃ったね。
めでたし、めでたし!(笑)

【資産価値の高いこの一枚】

ROCKHURRAH WROTE:

先週のブログで祝ってもらったにも関わらず、依然としてプレゼントのエンジニアブーツは手に入ってないROCKHURRAHだった。やっぱりショップ探して歩き回って試し履きしないとネット通販とかじゃ商品写真の撮り方によって随分印象が違うし、現物のシルエットは全然違うって事もあり得るしね。メーカーとかはそんなにこだわってはいないんだが履き口とか足首ぶかぶかの長靴状態じゃカッコ悪いから、なるべく細身のエンジニアブーツ、それだけがこだわってる部分かな。昔カッコよいと思ってたメーカーのブーツも年々微妙にシルエット悪くなってたりして、ますます探し難い。

でもって今週探しに行く予定だったのがこの3連休の台風で一日中雨という状態、こりゃやめといた方がいいだろうとの事でこの連休は引きこもり決定。まあ仕方ないか。自分へのプレゼントの事でこんなに躍起になって書いてるヤツもあまりいないか。

そういうわけで今週は台風、または嵐から連想される曲についての雑文という事で、これは一部で写真が好評だった6/10のブログ内容と大して変わらないが少し書いてみよう。

嵐と言えば誰が何と言ってもこれしかないでしょう、ダムドの「NEAT NEAT NEAT」。

何でかは全然わからないが邦題は「嵐のロックンロール」。
パンクのちょっと前の時代、クイーンの曲で「炎のロックンロール」、また同じ 70’sパンク・バンドであるジェネレーションXの「凶暴のロックンロール」などというのもあったから特に目新しいものではないが誰がつけるのか、邦題というのは「意訳」よりもさらにアバウトな状態のものが平気で世の中に出てるから侮れないね。

ちなみにこのダムドの国内盤シングルはパンクのシングルの中でも大変な貴重盤との事で数万円はするという代物。ROCKHURRAHは写真アップしてる事でもわかる通り以前は当然のように所有していたのだが、rockhurrah.comのドメイン取って本格的に通販始める前に楽天フリマ(現在はオークションに変わったらしいが)で売れてしまった。結構なお値段で出品してたにも関わらずあっという間に売れたので「コレクター恐るべし」と思ったものだった。売らなきゃ良かったレコードランキングの一位かも。

嵐を英語で言えばSTORMだが、これはさまざまな曲で使われていて特に何か書けそうなものは残念ながら今すぐには見当たらなかった。という事であまり日常的には使わない単語だが嵐を意味する他の言葉でこれを紹介したい。Los Straitjacketsの「TEMPEST」という曲。

音楽的にはいわゆるサーフ・ロックとかガレージとか日本で言えばGSとかに近いインストのバンド形態で、なぜかメンバー全員がミル・マスカラスのような覆面着用、水着の覆面女三人組のゴーゴー・ガール隊みたいなのをはべらせたステージやちょっとバカっぽいプロモーションビデオなどで一部有名なバンドだ。ROCKHURRAHは上記のジャンルはそこまで詳しくないのだがGS大好きというSNAKEPIPEは意外と気に入ってくれたようだ。「嵐つながり」「覆面つながり」で適当に探してみたがまた変なバンドを見つけられて、意義のある引きこもりとなって満足かな。

【実際はバイク乗りではないけれど、こんなブーツが欲しかった・・・】

SNAKEPIPE WROTE:

今週木曜、5日はROCKHURRAHの誕生日。
何回目かの誕生日なのかは内緒、とROCKHURRAHからの強い希望のため書かないことにする。
おめでとう!ROCKHURRAH!
とだけ言っておきましょう。(笑)
さて、2週連続のネタになってしまうけれど、今週はROCKHURRAHへのプレゼントについて書こうと思う。

一番初めに思いついたプレゼントはエンジニアブーツ。
SNAKEPIPEが履いているのを見て、いつも羨ましがっていたからだ。
何軒かブーツを置いていそうな店を回り、試着もしてみるが・・・。
エンジニアブーツとして有名なのはRED WINGCHIPPEWAだが、「これ」という決め手に欠ける。
夏、という時期的な問題もあり様々なメーカーのブーツを試着することが不可能。
特にメンズは靴に限らず全て定番モノが多過ぎ!
選択肢が少ない分野だな、と改めて実感する。
根本から考え直さないといけないかも?

2番目の候補としてROCKHURRAHから提示されたのが
「度付きサングラス」
だった。
これもまたメガネ屋を何軒か回ってみたけれど・・・。
最近の「3PRICEメガネ」というのだろうか、自社製のフレームにレンズを入れてセットでいくら、というようなスタイルの店舗にはROCKHURRAH好みのフレームがほとんどないことが判明。
サングラスで有名なRay-Banを度入りにする方法も考えてはみたけれど、これも気に入るものがない。

結局のところ、ROCKHURRAHが欲しがっているメガネというのが
「ヤクザめがね」
だから難しいのである。(笑)
散々キョロキョロして、歩き回りヘトヘト。
すっかり疲れてしまった。

毎年お互いのプレゼント選びには大変苦労しているROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
それほどこだわりを持って物選びをしているつもりはないが、毎回悩みのタネになってしまう。
靴屋といえば大型チェーン店の独占のようで、商品が均一化・特定のブランドのみが販売されているのも問題だろう。
そして、提示された商品の中だけで簡単に満足できる客層、というのもあまりに個性が無い。
「すべては雑誌の影響だろうな」
とはROCKHURRAH。
モノ選びが簡単なようで、実は難しい世の中である。

いつになったら今年の誕生日プレゼントが渡せるだろうか?
その暁にはまた報告したいと思う。