Yearly Archives: 2009

【ロビンとゾロ、と聞いたらパッと思いつくのはやっぱりワンピースだよね!】

SNAKEPIPE WROTE:

前から名前だけは知っていたライブハウス「亀戸ハードコア」。
初めからハードコアと謳ってるんだから、絶対パンク寄りに違いない。
しかし何故、亀戸?と気になっていたのである。
そして今回その亀戸ハードコアでROBINが演るとの情報を得て行ってきた。
前回のブログ「043CALLING!」にも書いたけれど、ROBINのHIROSHIご本人に「行きますね!」と約束してしまったライブである。
今回は「ZORRO 1st ALBUM RELEASE PARTY」という企画で、大阪のZORROというバンドがメインの模様。
下調べしてみたらパンク、サイコビリー系のミクスチャバンドのようで、雰囲気はROBINに近いのかな。
亀戸ハードコアの様子も含めてとても楽しみだ。

亀戸駅を降りるとすぐに「ドン・キホーテ」のビルが見える。
その向かいのビル3Fが亀戸ハードコア。
駅から徒歩5分もかからない素晴らしい立地!
ちょっと着いたのが早かったようで、開場までの時間を待つことに。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはほとんどのライブに開場時間前に着き待つことが多いのだが、待たせるのが当たり前と言わんばかりの関係者が多いように感じる。
ところが亀戸ハードコアは開場時間を少し過ぎたところで
「お待たせして申し訳ありません」
とスタッフが声をかけてきた。
今まで一度もなかった経験!
時間を過ぎているんだから本来ならば当たり前のことだけど、非常に珍しいので印象的だった。
こういうちょっとしたことで「いいライブハウスだな」と思ったりするのを他のライブハウス関係者も感じて欲しいものだ。

開場時間となり、初亀戸ハードコア入り!(笑)
ドリンクコーナーとライブ会場が完全に分かれていて、飲み物が欲しい時には物販コーナーを抜けての移動が必要となる。
そして興味津々だった会場のほうは、大体10畳くらいの広さ。
噂通り非常に狭い!
100名入ったら満員になっちゃうくらいかな。
逆に言えばそれだけステージと客席が近い、とも言えるんだけどね。(笑)
開演までの時間、観客チェック。
ライブだからキメてきました、という人のほうが少ない。
普段のROBINのライブとはちょっと客層が違うタイプが多いのかな?
サイコビリー系は1名しか確認できなかった。
そしていよいよ開演時間となった。

トップで登場したのはTHE C&C
このバンド、後で知ったけれどどうやら亀戸ハードコアの従業員で結成されたバンドのよう。
ジャンルは70年代パンク。
どこかで聴いたことがあるフレーズが組み合わさっているような曲がほとんど。
オリジナルパンクを意識しているから仕方ないのかもしれないけれど、もう少しスパイスを効かせて欲しい。
そして演奏は非常に上手かったのに、残念ながらヴォーカルが全然生きてない。
バンドの要となるはずのヴォーカルに個性がないというのは致命的。
バンドのホームページもほとんどリンクが貼られていない状態なので、あんまりやる気ないのかな?

続いての登場はSTOMPIN’ BIRD
観客の中にこのバンドのロゴ入りTシャツを着ている人が多くて、びっくり。
このバンド目当てでライブに来た人が大勢いた模様。
さてどんなバンドなんだろう?
音としてはメロコアになるのかな。
3ピースバンドなのに、キレのある厚い音を出している。
ヴォーカルも声量があり、よく聴こえる。
ベースがMC担当のようで、まるでお笑いの人のように客席を笑わせていた。
演奏上手いし、MCも場慣れしてるし、お客さんも盛り上がってたけれど、SNAKEPIPEはいまいち盛り上がれなかった。
これは好みの問題だからね!
いつもは穏やかなROCKHURRAHが珍しく周りのやんちゃな客に怒っていた。
このバンドのファンの馬鹿騒ぎの仕方は、あらかじめ決められていたような感じ。
いろんな盛り上がり方があって良いとは思うけど、あまりにも幼稚で見ていて不愉快だった。
「みんなでやれば怖くない」的な全員が輪になって踊るようなやり方ってどうなの?
それで俺たちはパンクだ、と名乗るとは腹立たしい限り。
完全に間違ってると思った。

DJがRAMONESを4曲かけた後、3番目にスペシャルゲストバンドとして登場したのがTHE RYDERS
さすがにデビュー20周年、貫禄のステージ!
観ていて安心感があるんだよね。(笑)
天井が低かったので、ヴォーカル、OHNOがジャンプすると頭をぶつけそう。
ギターが変わってからライブを観てなかったけれど、観客も大盛り上がりでとても良かったと思う。

1stアルバム発売記念という企画になっていたので、トリだと思っていたのに4番目に登場したのがZORRO
恐らく地元大阪から来た熱狂的なファンがステージ中央にいっぱいいる。
ファン引き連れて、とはすごいね!
3人がスーツにハット、という伊達男ファッション。
ジャンルとしてはパンクになるのかな。
3ピースバンドとは思えないほど迫力の演奏。
ヴォーカルが太いダミ声でなかなか良い感じ。
がっ。何かが足りない?
もう少し過激さが欲しかったような?
せっかくヴォーカルがいい声なので、サイコビリー要素を強めたほうが良かったのかもしれないね。

そしてトリはお目当てのROBIN。
今年最後の締めとしてROBINが観られて本当に嬉しい!
前回観たのはゴールデンウィーク真っ最中の5月3日「初来日!REZILLOS/ROBIN参戦!」だったので、なんと約半年ぶり!
DJがROBINがもう登場し終わっているのにあとから登場曲をかける、というマヌケぶり。
そうそう。
今回のライブは全体にDJがいまいちだったなあ。
セッティングの時間が長かったので、もう少しDJに頑張って欲しかったね。
「BATTLE GOES TO BLACKOUT」から始まったステージは、後半に向かうにつれ更に加速していき会場はものすごい盛り上がり!
さすがROBIN!いいねーっ!
そしてヴォーカル、HIROSHIが非常にゴキゲンで珍しくよく喋った。(笑)
メンバー紹介までやってたしね。
それにしても「東京、千葉のアニキ、ヴォーカルHIROSHI!」なんてウッドベース、YASUが言ったのがおかしかった。(笑)
アンコールに応えて何年ぶりかで「ROBIN」を演奏。
ラストは「MAGGIE MAGGIE MAGGIE」。
本当に行って良かったライブだ!
やっぱりROBINは元気になりますなあ。(笑)

亀戸ハードコアは音響も良く、狭いだけにステージが近いのでファンにはたまらない好条件を備えていると思う。
そしてレーベルを独自に持っていて所属アーティストも抱えているとは、意欲的だなと感心する。
こういう姿勢も評価しちゃうね。
また良い企画があったら行ってみたいと思った。

今回が今年最後のブログになるんだね。
SNAKEPIPEが選ぶ「ベスト・オブ・2009」のライブ編はシルバーウィーク中に行った「MAGMA’09 ~PUNKS NOT DEAD!」で、EXPLOITED
5月のゴールデンウィークのREZILLOSも良かったね!
また来年もライブで元気を養いたいものである。
そして「ベスト・オブ・2009」の出来事編としてはROCKHURRAHが書いた記事「昔の名前で出ています、か?(其の一)」に作家の鳥飼否宇先生からコメントを頂いたこと!
素晴らしい仰天ハプニングに腰が抜けたよ!(笑)
ブログを続けてるとこんなこともあるんだな、と強い励みになった。
また来年も鳥飼先生の著作から元気をもらっちゃおう!

また来年もROCKHURRAH RECORDSをよろしくお願いします!
いつも読んでくれてありがとう!

【043は千葉の市外局番だよ!さすが地元を愛するLINK 13だね!】

SNAKEPIPE WROTE:

12月13日、ものすごく久しぶりに千葉ルックに行ってきた。
前回は一体いつだったのか忘れてしまったので調べてみたらなんと2年前!
EL DIABLO リリースツアー」の時だったとは。
月日の経つのは早いものよ。よよよ。

今回はLINK13が「043CALLING」というタイトルで企画したイベントのようで。
知らない方のために一応説明しておくと、043っていうのは千葉の市外局番なんだよね。
それに気付くとちょっと「ぷっ」と笑いがこみあげてくるのはSNAKEPIPEだけか?(笑)
ROBIN LIVE DVD 先行発売LIVE参戦!」の時に観たLINK13がものすごく良かったので、お目当てはLINK13として出かける。

せっかくなのでライブ前に忘年会と称して仲間で早めに集合しましょ、ということで千葉に夕方到着。
SNAKEPIPEは誰が来るのか聞かされていなかったので、その中に2年半ぶりに再会した友人Kさんの姿を発見して狂喜する。
以前は必ずライブに一緒に参戦していた仲だったので、最近とんと姿が見えないのが非常に気になっていたからだ。
ライブに行くよりもまずはそのことが嬉しくて、本当に千葉に行って良かったと心から思ってしまった。
いやあ、やっぱり気心が知れた仲間っていうのはいいよね!
総勢8名で楽しく過ごせた。
忘年会はかなり盛り上がり、ライブ前にこんなに飲んで大丈夫なのかと心配してしまうほど顔が赤い方もちらほら。
その勢いでいざ千葉ルックへ!

会場に入ってみると少々ガランとしている。
日曜だからお客さんが少なめなのかな?
それでも外の寒さから比べると部屋の暖かさにホッとしてしまう。
しばらく待ったところでトップバッター登場。

HELLBENTは今まで一度も観たことがないバンドのため、予習と称して少し検索してから出かけた。
今年の3月に12年ぶりに新作が出ていることを知り、You Tubeで映像を観た。
それでハードコアとメタルとサイコビリーのミクスチャで、しかも活動暦が長いということが分かった。(笑)
音だけ聴いてる分にはSNAKEPIPEは割と好きな感じ。
楽しみにしていたのだけれど・・・。
ライブの場合どうしてもこういうズンドコ系は曲の違いが分かり辛く、何曲聴いてもどれも同じ曲に聞こえてしまう。
演奏はものすごく上手い、けれどウッドベースの良さはほとんど伝わらない。
絶叫ヴォーカルの声量が足りない。
しかもヴォーカルの方、ほとんど横向きのままだし。
MCは一切なし。曲名も言わない。
うーん。
客席とコミュニケーション取りたくないって意思表示か?
そういうスタイルもアリだとは思うけど、みんながHELLBENTの曲を知ってて大ファンのお客さんしかいない場所じゃないと難しいのでは?
SNAKEPIPEのように今回初めてステージを観る立場からでは、単なる自己満足ではないかと感じてしまう。
今My Spaceで曲を聴いていても、決して悪くないのにね。
ファンを増やすための努力が必要だと思う。

セッティングの時間のDJタイム。
突然音量が下がり
「きたきたきたきた~~~~っ!」
なんてマイク持って叫んでる。
あ、いつの間にかDJがMUTSUMIにチェンジしてる。
いつも笑わせてくれるMUTSUMI。
いい味出してるよね!(笑)

企画してるからひょっとしたらトリなのかも?と忘年会の席では予想されていたにもかかわらず、やっぱり2番目に登場したLINK13。
今年の3月以来だから見目姿の違いは当然なのかもしれないけど、今回また登場の時の音楽が変わっていた。
さすが地元ということもあって、登場の時から大歓声!
いつの間にかお客さんもいっぱいになってるし!
SNAKEPIPEと同じようにLINK13目当てのお客さんも多かったようだ。
ウッドベース、TEZUKA氏は白いジャケットじゃなくて珍しくグレーに白いラインの入ったウエスタンシャツ。
ドラムの方も髪がながーくなっててびっくり。(笑)
観てた場所が悪かったせいかギター、MITOME氏の姿を認めることができず!(プッ)
今まで何度かライブで聴いたことがある曲のアレンジが変わっていたり、ヴォーカルに強めのエフェクターがかかっていたりして雰囲気が変わっていたのが新鮮だった。
変わっていなかったのはTEZUKA氏が後向きになってリーゼントに櫛を入れる、あの定番の時間か。(笑)

トリはラフィン・ノーズ
どうやらニュースによればギター、ベレーが高熱を出して入院、13日の千葉に間に合うかどうかとのこと。
入院中のギターは前にいたKASUGAがやっていたとは。
SNAKEPIPEはKASUGAのほうが良かったのに、ベレーしっかり千葉に間に合ってたし。
その病み上がり状態がメンバー全員に伝染したんじゃないか、と思ってしまうほど今回のラフィンは元気がなかった。
無理矢理頑張ろうとしている感じが見えたのはSNAKEPIPEだけじゃないだろう。
いつもはチャーミーから元気をもらって栄養にさせてもらってるのに、残念だ。
次回はいつものラフィンになっていて欲しいね!

「今日のライブは全体的にいまいち」
と思っていた時にROCKHURRAHが
「DJブースにROBINのHIROSHI発見!」
と耳元で叫ぶ。
ええ~っ!HIROSHI来てたの~!(笑)
すかさず近寄り握手を求めたSNAKEPIPE。
そしてしっかりHIROSHIご本人に
「26日のライブ、行きますから!」
と約束までしてしまったのである。
26日にROBINのライブがあることを知っていて、実は行くのを迷ってたんだけど!
あの怖そうなHIROSHIが握手しながらニコッとしてくれたのは本当に嬉しかった。(笑)
今回のライブで一番良かったことは友人Kさんに会えたこととROBINのHIROSHIに握手してもらったこと、に決定!
えっ、全然今回のライブ自体に関係ないって?(笑)

「かつてはLINK13企画のEXTREME ATTITUDEに毎回出かけていたので、年に数回は必ず通った千葉ルックであるが、その企画は2006年に終了。
あの企画はいろんな新しいバンドを観られて楽しかったのに、本当に終わってしまって残念である。
またTEZUKA氏イベント企画してくれないかなあ。」
と書いた「EL DIABLO リリースツアー」だが、やっぱり今回また同じ感想を持った。
千葉ルックってとてもいいライブハウスなんだよね。
面白い企画、お待ちしています!

【あまりのおいしさに道化のバギーもびっくり!あっ、クリンゴンズか。(笑)】

SNAKEPIPE WROTE:

先日「めざましテレビ」を観ていたら、中国に進出している外食産業特集をやっていた。
マクドナルドやケンタッキーというお馴染みのファストフードはもちろんのこと、日本発のチェーン店も奮闘しているそうで。
その中でびっくりしたのが「味千拉麺」という熊本らーめんが人気という事実。
「中国のラーメンよりとんこつラーメンのほうがおいしい」
なんてインタビューに答えてる人もいて驚いてしまう。
中国には「とんこつ」の文化ってないのかな?
「とんこつラーメンの成り立ち」のようなことは詳しくないのでよく分からないけれど、4000年の歴史を持つ中国の人をも納得させるおいしさであることは間違いないだろう。

SNAKEPIPEの九州旅行記」や「ベストオブ2007」で書いたことがあるが、SNAKEPIPEも大のとんこつラーメン好き!
特別にラーメンランキングなどを気にしてはいないが、結構いろんなお店に足を運んでいると思う。
今回はいつもの音楽や映画ネタとは趣向を変えて、食べ物ネタ!
ズバリ、とんこつラーメンについて少し書いてみたいと思う。

山頭火一風堂などの有名店も行ったけれど、ちょっと違う気がした。
もう一度絶対行きたい、とまでは思わなかったのだ。
これは好みの問題なので、人それぞれ感想があって仕方ないだろう。
そんな中、近くに行けばなるべく食べたいと思う店もある。
新宿にある「肥後のれん」は「とんこつが好きで」と言う人を連れて行くと大抵「いいお店を教えてくれてありがとう」と感謝されるお店。
知らないで食べていたけれど、今調べてみたら「塩とんこつ」なんだって?
肥後というだけあって、熊本の濃い目こってりラーメン。
お薦めは「ぱーこーめん」という豚の角煮がごろごろ入ってるメニュー!
たまに味にバラつきがあって、非常に塩っぱい時もあるので要注意。(笑)

同じ新宿ならば「桂花」も有名だね。
このお店は九州出身の友人から「一番地元の味に近い味」との評価だったので、期待に胸をふくらませて出かけたSNAKEPIPEだった。
お店に近づく前からぷいーんと鼻をつくあの独特のとんこつ臭!
食べたのがかなり前だからあんまり覚えてないけど、麺が固過ぎて飲み込めなかった記憶がある。
「九州の麺はあれくらいが標準」
と聞かされてびっくりしたっけ。(笑)
まだROCKHURRAHの評価を聞いていないので、近いうちに行ってくるかな。

SNAKEPIPEが一人でも並んで何度も食べに行ってたのが「じゃんがらラーメン」だ。
あんまりはっきり覚えてないけれど、一番初めにとんこつラーメンを食べたのが原宿店のじゃんがらラーメンだったような?
そういう意味ではSNAKEPIPEにとってはとんこつ元祖の味になるのかな。
ここはラーメンにトッピングを全部加えると値段が1000円近くになってしまうのがちょっと痛い。
ラーメン一杯1000円って高くない?(笑)
でも好きなもんだからついつい通ってしまうんだな。
先日やっとROCKHURRAHと一緒に食することができた。
北九州出身のROCKHURRAHはどんな反応を示すのか、と興味津々のSNAKEPIPE。
なんにも言わないで黙々と食べ続けているのでちょっと不安・・・。
と思ったら「あまりにおいしくて急いで食べてしまった」とのこと。
良かったー!九州の人にも受け入れてもらったよ!(笑)
「また行きたい店」リストに登録だね。

人によってとんこつラーメンに求めるものって違うと思うので、その基準が同じじゃないと「おいしい店」の情報も共有し辛い。
SNAKEPIPEは「こってり」した濃厚スープに細麺が好み。
これはROCKHURRAHも同じなので、良かった。
麺が細ければ好みだったのに、と思ったのが「六角家」などに代表される横浜ラーメンか。
スープはものすごくおいしく頂いたけれど、麺が太い。
「ラーメンの麺は太いほうが好き」
という人も多いので、これは仕方ないね。

もっと気軽に自宅でもとんこつラーメンが食べたい、今すぐ食べたい!などと禁断症状が出た時にはどう対処するか?(大げさ)
実は結構最近のインスタント食品にもいいものあるんですよ、奥さん!(笑)
「マルちゃん」の名前で親しまれてる東洋水産がいい商品出してるんだよね。
商品名「九州ガラ炊き」シリーズとして「熊本ラーメン」「久留米ラーメン」「博多ラーメン」と3つのバージョンを展開。
「熊本」と「久留米」に挑戦してみたけれど、どちらもグー!(笑)
「やるなあ、マルちゃん!」「いいぞ!マルちゃん!」
などと掛け声をかけながらおいしく頂戴できる逸品。
どこのスーパーにも置いているわけじゃないので、見つけた時には買うことにしている。
とんこつ好きの方はご賞味あれ!

「マルちゃん」のシリーズは美味しいけれど、生麺タイプなのでどうしても賞味期限が短めに設定されている。
ということで「買いだめ」が出来ないのが残念。
乾麺タイプだったら良かったのに、と思っていた時にたまたまイレギュラーに入荷されていたインスタントラーメンを購入したのだけれど、これが目ん玉飛び出るほどの衝撃!
五木食品が発売している「熊本もっこすラーメン」の素晴らしさをどうしたら文章でお伝えできるのだろう。
とんこつの独特の香りと濃厚な白濁したスープ、やや固さの残るストレートな細い麺!
こんなに本格的なインスタント食品があるなんて!と食べ終わった後すぐに五木食品に通信販売がないのかどうかを調べたほど。(笑)
非常にありがたいことに通販やってるみたいなので、是非とも取り寄せたいと思う。
「もっこす」の他にも「火の国とんこつ」やら「博多美人」、「アベックラーメン」など気になるネーミングがあるのでそちらもチェックしてみたい。(笑)
ROCKHURRAHによれば、五木食品は「九州地方ではうどんで有名なメーカー」とのこと。
しかもアベックラーメンは発売50周年を迎える、なんて書いてあったよ。
歴史のあるメーカーだったんだね!

なんて書いてたらまた「とんこつラーメン禁断症状」が!(笑)
前からあるのは知ってたけど、いまいち勇気がなくて入れなかったとんこつラーメン屋を思い出した。
「あまり期待しないで行ってみようか」
とROCKHURRAHと出かけたのが「山小屋」という九州筑豊ラーメンの店。
ちくほう?ちくほうって何?と思うのはSNAKEPIPEだけじゃないだろう。
「飯塚市、直方市、田川市の3都市を筑豊三都と呼ぶ」(Wikiより)
大昔は炭鉱のある場所として栄えていたらしい。
と、いうことで名前としてはマイナーな筑豊ラーメン、果たして味はいかに?!
こわごわ店内に入るとROCKHURRAHがすかさず小声で言う。
「ここの匂いは本物だよ」
出てきたラーメンのスープを一口飲んで、確信。
かなり濃い目のクリーミィなとんこつスープ。
キクラゲ、小口ネギ、チャーシューに紅しょうがとゴマが入る、非常にオーソドックスな九州とんこつラーメン。(ROCKHURRAH談)
期待しなかったのがより効果的だったのかもしれないけれど、意外にも非常においしかった「山小屋」も「また行きたい店」リストに登録決定!(笑)

うっ。書きながらまたお腹が空いてきてしまった。
早く五木食品「熊本もっこすラーメン」取り寄せなきゃ!(笑)

【イアン・カーティスを偲んで作ってみました】

SNAKEPIPE WROTE:

2週間ほど風邪のためダウンしてしまったSNAKEPIPE。
実はまだ完全には治っていないけれど、ブログを書くことを決意。(大げさ)
今年の風邪は長いみたいなので皆様もご注意を!

さて今回は「若くして亡くなってしまったアーティストの伝記映画」について書いてみたいと思う。
恐らく探せばもっとたくさん制作されているだろうけど、思いついた映画3本をまとめてみた。

まずは「ドアーズ」(原題:The Doors)1991年のアメリカ映画。
監督はオリバー・ストーン。
1971年に27歳で亡くなったドアーズのヴォーカル、ジム・モリソンの伝記映画である。
大学時代から死ぬまでが描かれている。

なんといってもこの映画のすごいところはジム・モリソンを演じたヴァル・キルマー
ジム・モリソンが乗り移ったんじゃないか、と思ってしまうほどそっくり。
吹き替えなしでヴァル・キルマー本人が歌っていたというのもびっくり。
顔立ちが似てると声質も近いだろうけど、それにしても「ものまね王座決定戦」で優勝できるほど。(笑)
ジム・モリソンの歌い方って難しいと思うけど、よく特徴を捉えてるよね。

ヴァル・キルマーの圧倒的な存在感のお陰でなんとか保ってはいるものの、映画として観た時にはやや物足りなさを感じてしまうのは事実。
同じ大学に通う友人とバンドを始め、あっという間にバンド名が決まり、「Light My Fire」のあの印象的なオルガンのイントロをほんの数分で作り、あれよあれよと人気バンドになっていく。
全部が本当のことなのかもしれないけど、ちょっと展開早過ぎないか?
ジム・モリソンに焦点を当ててるから仕方ないとしても、他のメンバーについてはほとんど何の情報もなし。
少し乱暴な感じがするのはSNAKEPIPEだけかな。

バンドは知名度も上がりセールスも絶好調で、ジム・モリソンは時代の寵児となる。
それでも何故だかジム・モリソンは心に空洞の部分を抱えている。
グルーピーと遊んでも、黒魔術のような儀式をやっても、ドラッグでも満たされない。
そこにすっぽり収まるのがインディアンの幻影に象徴される死の匂いだ。
ジム・モリソンは死を恐れながらも、同時に強い憧れを持っていたように思える。
だからこその破滅的な、死に急いだ生き様だったのかもしれない。
ジム・モリソンの最期はバスタブの中。
やっと安息の地に行かれたような、穏やかな表情だった。

実はSNAKEPIPEはドアーズが好きで、ジム・モリソン詩集まで持っているのである。(笑)
一応読んではみたものの、やっぱり詩の世界は何回読んでも非常に難解。(ぷっ)
原文で読んで、意味を理解し、言葉の響きを堪能するなんて技は持ち合わせていない。
それでもジム・モリソンの心の深淵に少しでも触れることができるような気がして、ドアーズの曲に自分なりの物語を作ってみたりする。
時代がそうさせたということもあるんだろうけど、ジム・モリソンはやっぱり稀有な存在だな、と思う。

そういえばドアーズはカルトのヴォーカル、イアン・アシュベリーを加えて新生ドアーズとして活動再開し、来日もしていたようで。(現在は休止中?)
過去にあれほどまでに輝いてしまったバンドが、また現代に以前以上のまばゆい光を発することができるだろうか?
過去をなぞる結果になることが多いように思う。
バンド復活って厳しいよね。(笑)

続いては「コントロール」(原題:Control)、2007年。
監督は有名な写真家アントン・コービジン。(最近ではコービンというのが主流みたいだけど、80年代風にコービジンと読みたい)
1980年に23歳で亡くなったジョイ・ディヴィジョンのヴォーカル、イアン・カーティスの伝記映画である。

物語はイアン・カーティスの高校時代から始まる。
その当時のガールフレンド、デボラと19歳であっさり結婚。
卒業後は公務員、とバンドのヴォーカルとはかけ離れた人生設計にびっくり!
イギリスは日本と違って18歳から自分の意思で結婚ができるようなので、こういうのもアリなのかも?
それにしても早過ぎだよね?
それからバンド結成である。
うーん、やっぱり順番逆じゃないの?(笑)
バンド名は初め「ワルシャワ」、次にジョイ・ディヴィジョンに変更される。
ジョイ・ディヴィジョンってナチス・ドイツ将校の慰安所って意味なんだって?
ワルシャワにナチスって・・・政治的要素の強いパンクバンドを目指してたのかな。

バンドはトントン拍子でデビュー、当時できたばかりのマンチェスターのインディーズ・レーベル「ファクトリーレコード」の看板スターとして順風満帆なスタートを切る。
正直言ってSNAKEPIPEは、この手の音楽が一度聴いた人全てを納得させることができたのかなと疑問に感じてしまった。
この手の音楽というのは、地味で暗くて、ルックスなどに特別な特徴がないバンドなのにという意味である。
その手の音楽が得意なROCKHURRAHに聞いてみると
「パンクが終わって孤独感や不安感を持った行き場のない若者達が、次に精神的な支柱として求めたような音楽であり、そういう時代の流れに乗ってみんなが拠り所とするバンドになったのではなかろうか」
と返ってきた。
ふむ、なるほどね!(笑)
SNAKEPIPEは音楽よりも「あの」ヘンなグルグル腕振り回しダンスに目が点!
そして「あの」シャツにスラックスという公務員ファッション。
SNAKEPIPEが知ってるイギリスのバンドって、みんなお洒落に気配りする印象なんだけど・・・?

バンド活動をしていくうちにベルギー人のアニック・オノレと愛人関係になる。
アニック・オノレは音楽レーベル「クレプスキュール」の創始者で、ジョイ・ディヴィジョンの理解者。
当然のようにイアン・カーティスの理解者でもあった。
仕事をバリバリこなし、音楽を含む芸術活動を理解するお洒落な女性。
子供の世話にかかりきりで、生活臭がする妻を厭うようになるのも無理はない気がしてしまう。
SNAKEPIPEは決して不倫を良し、と言っているわけではないのでお間違えなく。

そして突然発症してしまった「てんかん」の恐怖がイアン・カーティスを襲う。
映画はとても上手にイアン・カーティスが精神的に追い詰められて行く様を描いている。
イアン・カーティスを知らなくても、伝記映画じゃなくても、ドラマとして充分完成されていると思う。
最期のシーンは観ていて悲しくなってしまった。

イアン・カーティスという人は非常にもろく、傷つき易く、一人になるのが怖いタイプだったんだろうね。
だからいつまでも、本当はとっくに愛なんて感じていない妻とも続けている。
子供に対しても愛というよりは恐怖を感じている。
これはもしかしたら子供も同じ「てんかん」の血を受け継いでいるかもしれないということと、そのことで子供から冷たくされるかもしれないという2重の恐怖。
そんな心持では「我が家でくつろぐ」なんてことは難しいだろう。
早く離婚して、愛人のアニック・オノレと一緒になっていたら結果は変わっていたのかもしれないね。

最後は「シド・アンド・ナンシー」(原題:Sid And Nancy)、1986年。
監督はアレックス・コックス
告白すると、なんとSNAKEPIPEはこの映画を今まで観たことなくて、今回初めて鑑賞してみたのである。
なんで今まで観なかったのかって?
いや、なんとなく。(笑)

今さらだけど一応書いておくと、1979年に亡くなったセックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスを描いた伝記映画である。
映画はナンシーが死んでシドが取り調べられているシーンから始まり、シドの回想として物語が進行する。

初めに観たから「あの黒髪の人がシドか」と分かったけれど、冒頭シーンで一緒に登場しているオレンジ色の髪でベレー帽の人が誰なのか分からない!
話の文脈から「どうやらジョニー・ロットンらしい」と推測。
似てないよー!(笑)
シドはモデルといってもいいくらいのスタイルの良さが特徴なので、ゲイリー・オールドマンでは役不足だと思った。
オーディションなどで募集したらもっと似てる人いたんじゃないかな?
映画の中で唯一似ていたのはマルコム・マクラーレン役のみ!
他の人は誰も似ていなかった。

そして前からピストルズのファンだった、というナンシーと知り合う。
ここで前から疑問だったので調べてみると、どうやらナンシーはシドより1歳年下!
えっ、うそでしょー!と叫ぶ人多いはず。
ナンシーのほうが10歳くらい年上に見えるもんね。(笑)
いつの間にかシドとナンシーは「二人で一つ」状態、くっついてないと生きられないほどになっている。
ここの過程がよく描かれてなくて、はっきり分からなかったのが残念。
シドにはいっぱいファンいただろうに、わざわざナンシーを選ぶには理由があったんだろうなと。(笑)

シドとナンシーはどんどんドラッグに深入りし、堕落していく。
部屋は散らかり放題、寝てるのか起きてるのか分からないような怠惰な毎日。
あんな状態では明日への希望なんて何もなくなっちゃうよね。
それがパンクな生き方、と言えるのかもしれないけど?

ここまで書くと「どうして今まで観なかったのか」の答えが分かってきたように思う。
やっぱりあんまり面白くないし、シドやナンシーへの共感もないし、ゲイリー・オールドマンだし。(笑)
シドは一体何がやりたかったのかな。
21歳じゃ若過ぎる死だったね。

こうして3本についてまとめてみたけれど、前述したように映画として見ごたえがあったのは「コントロール」だった。
何故なのかと考えると、監督が実際にジョイ・ディヴィジョンと関わっていたことや原作が妻のデボラだったことが原因かな。
現実に本人に会って話したり見ていたら、より忠実に伝記映画ができるからね。
オリバー・ストーンやアレックス・コックスが本人と関わっていたのかどうかは不明だけど、どうしても「あとづけ」の感じはする。

イアン・カーティスは本当に追い詰められて、ギリギリのところまで行ってしまったんだろうね。
ジム・モリソンとシド・ヴィシャスはドラッグの過剰摂取。
これも広い意味では自殺になるんだろうけど、ひょっとしたら事故の可能性もある。
ドラッグに手を出していなかったら、今もまだ活動していたアーティストだったのかもしれないね。