Monthly Archives: 10月 2015

【今回は支離滅裂な組み合わせになってしまった】

ROCKHURRAH WROTE:

先週に引き続き、日本語の数え方に沿って「それ風に聴こえるタイトルの曲」を探してきて、どうでもいいコメントをつけるという頭悪そうな特集、その2をやってみるよ。

ROCKHURRAHのブログでは今までに「曜日がタイトルについた曲」とか「世界の地名がついた曲」とか色々な特集をしてきたけど、やってることはどれも大差ないというマンネリ記事ばかり書いてるのが特徴。
しかし70年代のパンクや80年代のニュー・ウェイブに特化した選曲、そしてたまには結構マニアックなバンドについて気軽に書いたりするから油断ならないと一部で評判になっているに違いない(想像)。

今回のもその延長線上にあるのは間違いないけど「数え歌」などとタイトルにあるくせに全然数え歌でもないという詐欺めいた展開。
さて、始めてみるか。

6.ROckWrok / Ultavox!

聴けば誰でもわかる通り「ロックロック、ロックロック〜」と始まるこの曲、6を表すにはこれ以上の選曲はないというくらいにピッタリなイントロだろう。ちなみにYouTubeに表示されているタイトルは誤りでROckWrokが正解だと思う。意味は不明。
ウチのブログでも何度も登場していたウルトラヴォックスだが、ブログを始めて間もない2007年の記事にすでに同じ事を書いていたよ。
ROCKHURRAHの言うことがあの頃と比べて全然変わってないのもビックリだけど、ブログ記事の長さが前よりも遥かに長くなったところだけ変化してるな。

ウルトラヴォックスは1980年代初頭に流行ったニュー・ロマンティックというムーブメント、要するに化粧して着飾った男がやっていたニュー・ウェイブの1ジャンルがあったわけだが、その頃に一緒くたに人気バンドになったという経緯がある。
三宅一生が出演してたサントリーのCMソング「New Europeans」で一躍有名になったんだが、この時のヴォーカルは元スリック、PVC2、リッチ・キッズのミッジ・ユーロだった。
実はその前の時代、ジョン・フォックスがヴォーカルでパンクよりも前の頃からパンク的な音楽をやっていた先駆的なバンドとして知られている。
ジョン・フォックス在籍時に3枚の傑作アルバムを出してるんだが、この時代のウルトラヴォックスこそROCKHURRAHの敬愛するもの。
そしてこの曲「ROckWrok」、大文字と小文字の使い分けの意味は不明だが初期ウルトラヴォックスの中で個人的に一番好きな曲だ。最もパンクっぽいアグレッシブな曲「Young Savage」もいいけど、こっちの方が後のニュー・ウェイブの誕生を予見するような楽器の使い方、早口ヴォーカルの投げやりな歌い方など、素晴らしい名曲。

当ブログの過去の記事では音楽についてよりジョン・フォックスのエラが張った外国のおばちゃんのような顔立ち(写真上)についてばかり言及してたが、老けた今はおばちゃんっぽさがなくなって怖そうなツリ目のじいちゃんになっている模様(写真下)。年取ったらスティング爺ともちょっと似てきたな。
まだ数多くのバンドがパンクをやってた時代にいち早くエレクトロニクスを取り入れた音楽を確立させ、後の時代のエレポップ、テクノポップにも大きな影響を与えた偉大なアーティストなのは確か。枯れたじいさんじゃなくて時代を先導する老師になって欲しいね。

7.Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye / Bananarama

ROCKHURRAHの出身高校は同時代にあった北九州の他の県立高校よりも垢抜けてない校風と女子の制服がダサいので、通ってる時には他校の生徒を羨ましく眺めたりしてたのを思い出す。元が男子校だったみたいで男子のみのクラスによりによって当たったりしてたからなあ。
今はそういう事も全然ないのかも知れないが、当時はまだバンカラなどという死滅したような校風があり、しかもそんな学校で応援団などという男臭い部活をやってた。今のROCKHURRAHからは想像も出来ないような過去だな。
いや、こういう話は特に今書いてる記事とは関係ないんだが、その学校で体育の授業の時に点呼で「ご、ろく、なな・・・」と叫んだら体育教師にひどく怒られた奴がいたのをフト思い出したというだけ。自分ではないよ。
7は「しち」と言うわけで、この学校に限らずどこでもそういう教育だったのかな?滑舌悪いROCKHURRAHは「いち」と区別がつきにくいかも。
「しち」っぽい英語とか他の外国語はそうそう見つからなかったので「なな」と数えさせていただくわけだが、たったそれだけの事で「あの教師から叱られてしまうな」と即座に思い出しただけだ。
上記の無駄な回想は要らなかったね(笑)。

1970年代の最後くらいに流行った2トーン・スカというムーブメントがあったんだが、そのジャンルの大人気バンドだったのがスペシャルズ。
音楽も演奏もエネルギッシュで圧倒的なライブ・パフォーマンスもすごかったんだが、長くは続かずに2つに分裂してしまう。
テリー・ホールを中心とするファン・ボーイ・スリーがその片割れなんだけど、彼らのコーラス隊として抜擢されたのがまだ無名のバナナラマだった。バナナラマをフィーチャーした曲は色々な黒人音楽と昔のガールズ・グループの音楽をミックスしたような古くて新しい、ちょっと独特な雰囲気を持ったものだった。

その後、バナナラマは独立して女3人だけのヴォーカル・グループの代表格にまで上り詰めるが、やっぱりファン・ボーイ・スリーと一緒にやってた頃の方が良かったなあ。
「ななな〜な、ななな〜な」で始まるこの曲「キスしてグッバイ」は独立して間もない1983年の曲。
そうそう、バナナラマと言えばいわゆるアイドル的な服装じゃなくてボーイッシュでかわいいイメージのファッションだったなあ。チェックのシャツにサスペンダー、それに当時のスポーツ女子はみんなこんなんだったよというジョギングパンツ(ジョグパン)。化粧や髪型はニュー・ウェイブっぽいのに服装はなぜか健康的なんだよね。
元歌は1969年、スチームというバンドによる大ヒット曲。原曲の映像も残ってるがヴォーカルが猪八戒みたいな顔でトロンとした目つき、バナナラマよりもむしろこっちの方に見入ってしまうよ。

8.Ja Ja Ja / Trio

「しち」を「なな」と読み替えて苦し紛れに乗り越えたが、実は今回最も苦労したのが8。「はち」などと発音する海外の曲など都合よく存在しないし、検索しても忠犬ハチ公の映画ばかり出てくる始末。
うーむ、などと唸ってたらSNAKEPIPEが「はちじゃなくてやーと発音したら?」とあっさり助け舟を出してくれたよ。
確かに「にー、しー、ろー、やー、とー」という具合に呼ぶ場合もあるからね。
8=やーだったら簡単に見つかった。日本語に訳せば「はい はい はい」というタイトルになるのか?またもやノイエ・ドイッチェ・ヴェレ(ドイツのニュー・ウェイブ)の脱力バンド、トリオによる曲。

1970年代後半、パンクやニュー・ウェイブがイギリスから近隣諸国に広がってゆき、フランスやベルギー、オランダなどからも次々と新しいバンドが生まれていた頃、当然のようにドイツでもそういう運動が起こった。
どこの国でも自国に元からあった文化・音楽とニュー・ウェイブを結びつけたわけではない。しかし、ドイツの場合は一般的にはわかりにくいジャーマン・ロックやクラウト・ロックという分野が存在していて、元からややこしい状態。その延長線にあるバンドが一緒くたにノイエ・ドイッチェ・ヴェレとしてシーンを形成していった。
だからノイエ・ドイッチェ・ヴェレといっても非常に難解な音楽性のものもあれば欧米でも通用するポップなものもあるという具合。
やってる音楽ジャンルではなく、要するにドイツ語圏という括りでひとまとめにされてしまったという歴史がある。
うーむ、この手の話をすると結構長くなってしまうから毎回割愛してるんだが、だったら最初から書かなきゃいいんだな、と自分で思ってしまうよ。

トリオはそんな中、突如として(たぶん)話題になったバンドだ。
マジックで書いた殴り書きみたいな文字と落書きのようなイラスト、そして「Da Da Da」だの「Ja Ja Ja」だのといった簡素なタイトル。
これはアートなのか単なるいいかげんなのか不明だが、曲の方も人を喰ったような投げやりさに溢れてて、脱力感漂う音楽が繰り広げられる。
このぞんざいなレコードが意外なほどに売れて、苦心惨憺の末に1stアルバムを出したどこかのバンドなんかより知名度が高くなってしまったのも意外だが、それが時代の流れだったんだろうか。
坊主頭でいつも薄笑いしてる無気力なヴォーカルはかなり不気味だし、ゲイっぽくも見える。ウスノロっぽく見せかけてるが意外とケンカは強いパターンだと見た。しかしすごく離れて見たらなぜかオバマ大統領っぽい瞬間があって正体不明。顔の輪郭が似てるんだよね。
これがまあまあ売れる国、ドイツも恐るべし。

9.Q Quarters / The Associates

「きゅー」と発音する英語はいくつか存在していて、曲も少しはあったが本人の好みでアソシエイツのこの曲にした。
アソシエイツはキュアーが所属していたレーベルから80年代初頭にデビューしたバンドで全盛期にはDAFやソフトセルなどと同じように男2人組という編成だった。音楽の方も誰もが書くように「陰影のある」とか「ミステリアス」とかのキーワードがピッタリな曲調、そしてビリー・マッケンジーのオペラのような高音ヴォーカルが最大の特徴。結構見た目も音楽も地味な印象だが、イギリスではインディーズ・チャートの常連でメジャー・ヒットも数曲はあった(はず)。

ウチのブログではなぜかアソシエイツ率も高いが、実はそこまで気に入ってるわけではない。しかし彼らの残した耽美なメロディラインはたまに無性に聴きたくなる事がある。この曲もそのひとつだな。
タイトルの意味はわからないがエキサイト翻訳してみたら何だかシュール極まりない歌詞になってしまったよ。ふむふむ「美はすべての毛穴からしたたる」だって。
この時代のバンドとしては珍しく、いわゆるプロモーション映像とかがほとんど残ってないのも不思議だが、本作もオフィシャルなものではない。よほどPVとかが嫌いだったのかねえ?

10.Ju-Ju Money / Comsat Angels

さて、いよいよ大詰め、大抵の数え歌ではラストとなる10だ。
「じゅう」と読めそうな曲名でこれくらいしか思いつかなかったよ。アルバムのタイトルだったらスージー&ザ・バンシーズの「JuJu(呪々)」とかあったんだけど。

シェフィールド出身のバンドと言えば個人的にはヒューマン・リーグやキャバレー・ヴォルテールがすぐに出てくる名前だが、こんなバンドもいましたっけ?と言う代表格がこのコムサット・エンジェルスだ。まさに「時に忘れられた人々」というくくりでは最適とも思える人選。
コムサという名前は使ってもファイブフォックス系(80年代に流行ったDCブランドのグループ会社)なわけでもなく、むしろルックスは二の次、という地味な雰囲気のバンドだったな。 曲もあまり特色がなく、一応ネオサイケっぽくもあったが、個人的には素通りしていたタイプ。
レコードのジャケットはなかなか派手で目を引くから、ジャケ買いしててもおかしくはないのに。
映像はイギリスの「The Old Grey Whistle Test」というTV番組出演時のライブなんだが、ヴォーカルの表情が凄すぎ。このしかめっ面は突然の激痛か発作かと思えるくらいのレベルなので、リアルタイムで見てたら視聴者の方がビックリするだろうね。その後死んでないようで良かった良かった。

以上、筆の遅いROCKHURRAHとしては珍しく2週連続で頑張ったよ。
日本語の数え歌はこれで終わりなので次回は中国語編でイー、アール・・いや、それは無いって。

【7年もかけてやっと20回、スローペース過ぎの連載企画だな】

ROCKHURRAH WROTE:

遂に20回を突破したROCKHURRAHの長寿企画「 時に忘れられた人々」シリーズだが、これを記念して今回は数え歌形式で矢継ぎ早に展開してゆくという荒業に挑戦してみたい。
数え歌というのは今の時代でもあるのか?例えが古くて今どきの人にはわからんだろうが「ひとつ人より力持ち〜」とか「いっぽんで〜も にんじん」とかを即座に思い出してしまう。
しかしロック、特にROCKHURRAHの得意とするパンクやニュー・ウェイブといった70-80年代音楽でそんなものあるのか?熟考した末に英語のOneとかじゃ当たり前だから、日本語のいち・に・さん・し・・・と続くようなタイトルのものをチョイスしてみたよ。
もちろん洋楽でそのものズバリな曲など滅多にないから、そのように聴こえるのを列記してみるだけ。
一部、かなり苦しいが、そんなバカっぽい事をやった者はあまりいないはず。挑戦する価値はあるね。ん?ない?

1.Ich Lieb Sie / Grauzone

Ichはドイツ語で「私」のこと。「イッヒ」と発音するらしいのでイチではない。こりゃいきなり数え歌失敗の危機だね。
そんなことはわかってるんだが、ドイツ語かぶれの家庭ではもしかしたら数える時に「イッヒ・ニー・サン・ズィー(sheという意味のドイツ語Sie)」などと言ってるかも知れないな。そんなわけない?
Grauzone(読めん)は英語で言うところのグレーゾーンだとのこと。
ドイツ語を使ってるがスイス出身の初期ニュー・ウェイブ・バンド、これは1981年の作品だ。
スイスと言えば見た目がいかついガールズ・バンドのクリネックス(後にリリパットと改名)とか、ルドルフ・ディートリッヒという「貴族か殿下か?」 と思わせるすごい名前の男がやっていたブルー・チャイナ、硬質なネオ・サイケをやってたガールズ・フロム・タヒチなどを即座に思い出すがこのバンドは素通りしていたよ。バンド名読めないし。昔はジャケットをよくレコード屋で見てたけど、ドイツともスイスとも思わなかった。

デペッシュ・モードの初期あたりを思わせる初々しいエレポップで途中に語りまで入る、聴いてて気恥ずかしい青春の曲ですな。ノイエ・ドイッチェ・ヴェレ(ドイツのニュー・ウェイブ)だとディー・ドラウス・ウント・ディー・マリナスの路線に近いのかもね。このバンド自体が一般的にはあまり知られてないから、例えがわかりにくいか?

2.Neat Neat Neat / The Damned

次は70年代パンクの世界でセックス・ピストルズ、クラッシュと並んで賞賛される三大パンク・バンドの一角、ダムドの超有名曲より。
この時代のパンクはどのバンドも違ったカッコ良さがあって、ROCKHURRAHも数多くのバンドから影響を受けまくっていたなあ。
ダムドの場合はラウドで激しい演奏と悪ノリしすぎのハチャメチャなパフォーマンスが特徴。
とにかくデイヴ・ヴァニアンとキャプテン・センシブルの個性が際立っていて一般人が考えるパンクのイメージとはかなり違う、それでも間違いなくこれこそパンクと言えるところが素晴らしかったな。

ニートを三回早口で言うと222でこの曲に決定した。 ガレージの帝王ビリー・チャイルディッシュがやっていたマイティ・シーザーズもこの曲のカヴァーを「Ni Ni Ni」と表記していたくらいだから、本国でもお墨付きの発音。
この映像はTV出演のもので本当に演奏はしてないけど、勢い余ったキャプテンがずっこけるハプニングもあってダムドらしい。デイヴ・ヴァニアンのドラキュラ・メイクも世界一だね。

3.Sun Goes Down / Killing Joke

サンっぽい英語はSunとSonがあって、どちらにも適当に書けそうなものはあったんだが、今までキリング・ジョークについて書いてなかったからこの曲にしてみた。

ロンドン・パンク第二期くらいの世代、1978年に結成したバンドでパンクのオムニバスにも収録されてたりするが、どちらかと言うとポジティブ・パンクとかダーク・サイケと呼ばれた音楽の元祖として知られているな。
まだそんな名称がなかった時代に例えばバウハウスやスージー&バンシーズ、UKディケイ、そしてジョイ・ディヴィジョン、キリング・ジョークなどはただのパンクではなく、明らかにダークな方向性を目指していたが、それぞれ別個の活動なのでシーンなどはなかった。混沌の時代だね。
ベルリンの壁みたいなものを乗り越える人々(?)がジャケットとなった1stアルバムはひたすらに重苦しく、原始的に荒々しいリズム、ギターとベースが一緒くたになって脳天に響いてくるような音楽に満ち溢れてて、この激しいエネルギーに圧倒されたものだ。

ただしヴォーカルのジャズ・コールマンのちょっといやらしい顔つきと声があまり好みじゃなかったので、その後心酔することもなかった。本人は自分で悪魔的と思ってるんだろうけど、周りは単にイヤな奴としか見てないに違いない。かなり適当な感想だがファンに呪われてしまうかな?

4.She Goes To Finos / Toy Dolls

お次はすばしっこく軽快に動くコミカルなギタリスト、オルガを中心にしたトイドールズのこの曲。
ヨンで始まる曲名はそうそうないから、Sheを4に当てはめてみたよ。
ん?いちいち言い訳しなくてもわかる?

80年代初期と言えば70年代型のパンク・ロックはすでに多くが消滅していて、代わりにハードコアとかOi!の時代になっていたが、トイドールズの音楽はそのどちらでもなくて、とにかくポップでコミカル、そしてキャッチーなものだった。タイプは違うがレジロスとかの路線を受け継いだ広義のパワーポップとも言える。
パンク版ラジオ体操みたいな「ネリーさんだ象」のバカバカしいプロモ、そして今回取り上げた「She Goes To Finos」でも、格別にギャグがあるわけでもないのに、見てるだけで何となく笑えてくるのはキャラクターが際立ってるからだね。
極端に刈り込んだ短髪に四角いサングラスもどこかのコミックバンドみたいだし、難しいことは考えずに誰もがノリノリになれる名曲をたくさん残してる。しかもそれでいてちゃんとパンクのツボは押さえてるという点が薄っぺらなコミック・パンク・バンドと違うところだと思う。後の時代のメロコアや日本のバンドに与えた影響も大きいはず。
日本ではバップレコードの強烈な売り込みもあって、入手しやすいパンク・バンドとして広く普及したなあ。最近は中古盤屋もほとんど行かないが、一時期はパンク・コーナーでまたか、というほど見かけたもんだ。

5.Go Buddy Go / The Stranglers

いつもより短いけど数え歌の半分までで一番は終わりとする。 今回は珍しく王道ものが多かったな。いつものROCKHURRAHの選曲だと敢えてひねりすぎの曲を持ってくるパターンが多いんだが。
さて、5がGoというひねりも何もない選曲なんだけど、「Go Goセール!」とかで55円均一になるようなもんかね?
やってるのはパンク界きっての空手の達人、ジャン・ジャック・バーネルを擁するインテリ武闘派バンド、ストラングラーズだ。
ロンドン・パンクが起こる前から活動していたストラングラーズは、長い活動歴を誇るバンドとしても有名だな。
パンクのちょっと前に流行ったパブ・ロックとドアーズのようなサイケなキーボードが合体した独特の音楽性、そして極めて硬質なベースラインと過激な歌詞。 ピストルズやクラッシュのようにファッション的に憧れるような部分がなかったから日本での人気はイマイチだったが、音の方はまさに唯一無二の個性を持ったバンドだったな。
これはTV出演の時の映像で本当に演奏はしてないんだが、ヒュー・コーンウェルとジャン・ジャック・バーネルのギターとベースがテレコ(入れ違い)になってるというレアな映像。シニカルなジョークのつもりなのかも知れないがドキッとするね。

「空耳アワー」のようにオチがあるわけでもなく、単に同じような発音の曲を探してきただけの安易企画、もはや書いてる本人すら数え歌2番をやる意義も見い出せないんだが、次回も何とか頑張ってみるよ。

【帰去来展のポスターを撮影。図録の背表紙が貼られていてお洒落!】

SNAKEPIPE WROTE:

横浜美術館で開催される展覧会の誘いがあったのは夏より前のことだ。
情報をもたらしたのは、毎度お馴染みの長年来の友人M。
どんな展覧会だろう、と調べてみる。
それは中国人のアーティスト、蔡國強という人の展覧会で7月から10月まで開催されているようだ。
現代アートはよく観るけれど、中国人のアーティストってあまり知らないなあ。

ROCKHURRAHが更に調べてくれて、蔡國強の詳細が判明。
爆発アートとして有名な人だという。
以前ヤゲオ財団のコレクションを展示していた「 現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」の時に、蔡國強の作品も鑑賞してたみたいなんだよね。
ヤゲオ財団の時は爆竹で描いたドラゴンの作品だったはず。
その時に観た作品と全く同じではないけれど、一応参考として載せてみたのが上の画像ね。
とても迫力があって、その奇抜なアイデアに驚いたものだった。
今回のメインとして紹介されているのが大量の狼の立体作品。
これは一体何だろう?
確かに面白そうだよね!
真夏を避けて、少し日差しが落ち着いた頃に予定しよう、ということになった。

前回横浜美術館に行ったのは2012年5月の「マックス・エルンスト-フィギィア×スケープ」だったということは3年以上も前のことなんだね。
どうりで!
以前横浜美術館に行った時には見かけなかった建物があるんだよね。
「MARK IS みなとみらい」というみなとみらい駅直結の複合商業施設が横浜美術館の目の前にできていて驚いた。
どうやら「MARK IS」は2013年6月にオープンしてたんだって!
街が変わっているのも無理はなかろう。(笑)
友人Mも2012年3月の「松井冬子展鑑賞~世界中の子と友達になれる~」以来なので、やっぱり「MARK IS」の存在を知らなかったという。
怪しい3人組、今回は「MARK IS」に集結したのである。

「蔡國強展 帰去来」はもう少しで開催が終了という時期だったけれど、結構混雑していたように思う。
年配の女性が多かったのが意外かな。
一番最初の展示室前に「猥褻な表現が含まれていますのでご注意下さい」という内容の立て札が置かれていて、首を傾げながら入室する。
人生における「春夏秋冬」を春画をモチーフに描いた大型の作品が展示されている。
春画モチーフの部分が「猥褻」ということなのかな?
こういう議論自体がナンセンスで、観たくない人は観なければ良いだけじゃないか、と思っているSNAKEPIPEには必要のない忠告なんだよね。
会田誠の展覧会の時にも目くじら立てて抗議した客がいたらしいけど、不快だと感じたら観るのをやめて欲しい。
鑑賞者が自己責任で判断すれば済むだけの単純な話だと思うけど?
蔡國強の「春夏秋冬」はお坊さん2人か?と思ってしまうようなスキンヘッドの2人が中央に配置され、周りに花や鳥や花札が描かれた作品だった。

次の部屋に向かう。
次のタイトルも「春夏秋冬」で、今度はタイルの上に花や昆虫、魚などの立体が乗った作品だった。
この作品はそれらを全部配置した上に火薬を撒いて、火を着け燃やすことで完成させているという。
作品を作る様子がビデオを流れていたので、それを観てやっと意味が分かる。
燃えた部分が黒く煤けてるんだよね。
その黒い色合いの美しさに惹かれる。

実は最初の「春夏秋冬」を観た時には全くピンをこなかったSNAKEPIPEだったけれど、その作品を作る過程のビデオを観て急に興味が湧いてきた。
今回展示されている作品は、次に紹介する狼の大群以外は、すべて横浜美術館内で制作されたようだ。
蔡國強自身が火薬を撒いて、チャッカマンみたいなので火を着けて燃やしている様子がビデオで流れている。
火が着いた瞬間、大きな音と共に火事になったような爆発が起こる。
火薬慣れしている(?)蔡國強には普通の瞬間なのかもしれないけれど、初めて知ったSNAKEPIPEは本当に爆発させて作品を制作している様子に目が釘付け!
「危ない!下がって!火を消して!」
なんて言葉をアート作品で聞くなんて思わないもんね。
命がけのアート、観ていて笑ってしまったよ。(笑)

更に蔡國強のインタビューも興味深かった。
こちらが勝手に想像している中国人像とはかけ離れた、パンクっぽい人物なんだよね。
Search And Destroy!(笑)
爆発によってどうなるのか結果が予測できない「偶然性」を重視しているというのは面白いね。
蔡國強の火薬を使用した作品というのは、作品として展示されているのは単なる残骸で、本当はその途中経過(例えば燃えている時)が本来の、本当の意味での作品なんだろうなあ、と思った。
そのため作品だけをポンと出されても「なんだこれ?」になっちゃったのかもしれないなあ。
もしかしたらSNAKEPIPEだけが、そう感じたのかもしれないけど。

最後が今回の展覧会の目玉というべき「Head On(壁撞き)」。
99匹の狼が部屋いっぱいに展示されている。
地を這う狼、空を飛ぶ狼、壁に激突する狼。
壁の高さはベルリンの壁と同じ高さだという。
落ちてはまた立ち上がり、 空を飛び、また激突する。
99というのが道教で永遠に循環することを象徴する数字だとは知らなかったよ。
99と聞くとネーナの「ロックバルーンは99(原題:99 Luftballons)」を思い出してしまったSNAKEPIPEだけどね!(笑)

この部屋は1匹1匹じっくり観ていたくなるほどの大迫力空間だった。
SNAKEPIPEが思うところの「現代アート」というのはこういう作品なんだよね。
解説なんてなくても、唖然とするほど驚かせてくれる。
もちろん99匹なんだ、ベルリンの壁なんだ、と知ることで作品の理解度は高まるけれど、言葉がなくても圧倒的な存在感を示すことができる作品というのはすごいと思う。
1匹、狼欲しくなっちゃったよ。(笑)
友人Mは「オスの狼を発見した!」と笑っている。
下から見上げるとよく見えるからね。(笑)

蔡國強と聞いて「あの狼の!」とか「火薬の人」というようにパッと言葉出てくるインパクトを持っていることが素晴らしいよね。
まだまだ知らないアーティスト、いっぱいいるよね。

横浜美術館では常設展として「戦争と美術」が開催されていた。
横浜美術館のコレクションって素晴らしいんだよね!
今回観た中では「浜田知明」のエッチング作品が気になったよ。
97歳の現在も制作を続けているというからすごい!
他の作品も観てみたいな。
シュルレアリスムの作品が充実している横浜美術館、また別のコレクションも楽しみだね!

全てを鑑賞し終えてミュージアムショップに立ち寄る。
そこでまさか、の狼のぬいぐるみをROCKHURRAHが発見。
「うそでしょ?」
と言いながら友人Mと近寄ってみると、プレートには「蔡國強」とちゃんと明記されているじゃないの!
いやー、どうみてもただのぬいぐるみなんだけどね?(笑)
更に笑ってしまったのは、値下げされていたこと!
会期終了が迫っているからプライスダウンして売りさばこうってことなのかしら?
上の写真が問題の「蔡國強の」ぬいぐるみなんだけど、99匹の狼に似てるかな?(笑)

爆発というと「芸術は爆発だ!」の岡本太郎か「爆発的!」の鳥飼先生だよね、などとROCKHURRAHと話していると、
「あっ!ええっ!」
とROCKHURRAHが言葉になっていないような声をあげる。
何事か、と驚いていると
「鳥飼先生、なんと蔡國強展に行ってる!前日に!」
「ええっ!」
今度はSNAKEPIPEが声を上げてしまった!
ニアミスで鳥飼先生と同じ展覧会を鑑賞していたとは!
一日違っていたら美術館でお会いしていたかもね?(笑)

【ROCKHURRAH作。桃源郷の惨劇(上)と密林(下)のイメージ画像】

SNAKEPIPE WROTE:

鳥飼否宇先生の旧作を再読し、感想をまとめていくシリーズ第3弾!
「桃源郷の惨劇」と「密林」はどちらも2003年発表の「観察者シリーズ」である。
今までに何度か説明させて頂いているけれど、「観察者シリーズ」とは大学サークルの野生生物研究会に所属していた4人が、卒業して20年近く経っても連絡を取り合い、奇妙な事件に巻き込まれる話である。
ところが今回登場するのは「観察者シリーズ」での探偵として活躍している鳶山久志、通称トビさんだけ!
読み慣れている「観察者シリーズ」とは違った雰囲気だよね。
「桃源郷の惨劇」が「観察者シリーズ外伝」として位置づけられているのはそのせいかな?
それでは「桃源郷の惨劇」の感想をまとめていこう!

「桃源郷の惨劇」は鳥飼先生の作品の中で、かなり短い小説である。
文庫本でページ数が137ページ!
日本を飛び出して海外を舞台としているため、内容的にはスケールの大きな作品なんだけどね!

簡単にあらすじをかいてみよう。
テレビ局の制作会社が、イギリスの新聞に載った新種の鳥「ミカヅキキジ」の記事を発見したことから、未知の生物を追う企画を発案する。
未知の鳥が発見されたのはパミール高原近くの、昔ながらの生活を守っている人々が暮らすトクル村。
春になるとトクル村には一面花が咲き誇り、天国かと見間違うほどの美しさだという。
更に住人達の顔が日本人に似ていることも含めて、企画はすんなり通り、
テレビ番組として放映すべく、スタッフがその村に向かうのである。

そのトクル村を表現するのにパラジャーノフの名前が出ていたことに驚く。
つい先日のブログ「映画の殿 第16号」でタルコフスキーについて書いた時に、パラジャーノフのことも書いていたからね。
以前もブログで「東京グラン・ギニョール」について書いたのと同時期に、鳥飼先生の新作に「東京グラン・ギニョール」の創始者である飴屋法水の名前があってびっくりしたっけ。
こういうシンクロはとても楽しいよね!(笑)

「観察者シリーズ」の主メンバーであるトビさんは、今回の番組制作を請け負った制作会社の代表でありディレクターの肩書きを持つ男の知り合い、という役どころ。
野鳥に関する知識の豊富さから、同行することになったのである。

通常の「観察者シリーズ」では、ネコこと猫田夏海の主観が文章化されて話が進んでいくけれど、「桃源郷の惨劇」に猫田夏海は登場していない。
そのためクルーの一人が思ったことや、「○○はそう思った」のような状況説明している三人称の文章になっているんだよね。
以前からトビさんと面識があるのはディレクターだけで、他のクルーとは初対面なので、「なにこのボサッした人は?」程度の印象しか持たれていない。
文体のせいもあって、余計にトビさんらしさが見えてこないみたいね。
確かに「桃源郷の惨劇」のトビさんは、「中空」で登場して以来、すっかり知り合いの気分になっている人物とは別人のようである。
もちろん生物に関する知識は豊富だし、大抵の物事に動じない姿勢は相変わらずだけど。
今回はクルーに同行している脇役だし、登場するシーンも喋っている場面も少ないので仕方ないかな?
生物研究会のメンバー達と接している時とは違うトビさんは、クルーが感じたような「正体不明のボサッとした人」になっちゃうんだろうね。
「観察者シリーズ」ファンから見ると、少し物足りないけどね!

テレビクルーは、村人に対しては村の生活を紹介するための取材と偽り、本当の目的はミカヅキキジの撮影だったため、秘密裏に行動していた。
そこで惨劇が起こるのである。

それにしても!
ミカヅキキジがクルーの想像に反して、ものすごく地味で華やかさに欠ける種類だったというところで笑ってしまった。
未知のものに対して、きらびやかで美しい想像をしてしまうのは何故だろう。
実際、読み進めていたSNAKEPIPEも、手塚治虫の「火の鳥」や極彩色の孔雀のような鳥を想像してたもんね。(笑)
ROCKHURRAHはあえてTOPの画像で鳥を極彩色にしたらしい。
「こうあってほしい」という願望なのかな?(笑)

「桃源郷の惨劇」でもう一つ興味深かったのは、辺境の村では新しい血を求めているという箇所。
自分が考える常識とは明らかに違う物であっても、土地によって知恵や習慣があるからね。
この手の話を聞くと、つい「エル・トポ」の洞窟の中を思い出してしまうね。
濃すぎる血がもたらす結果が、あの状態だからね。

「桃源郷の惨劇」は「観察者シリーズ」の中では今のところ唯一の海外を舞台とした小説で、今まで知らなかったトビさんの一面を垣間見ることができるという点が特徴かな。
トビさんが小説を書くところなんて、本当に意外だからね!(笑)
トビさんの小説、面白かった!
あの小説の部分はどのようにして組み立てられるんだろう?
鳥飼先生のご苦労が偲ばれます!

続いては「密林」について感想をまとめてみよう。
こちらの舞台は沖縄の「やんばるの森」。
「やんばるの森」というのは、アメリカ海兵隊の基地である「北部訓練場」を含む森林地帯だという。
ROCKHURRAHの故郷である九州に上陸したのですら2007年であるSNAKEPIPEにとって沖縄は全く足を踏み入れたことのない場所で、地名やら場所についての知識も皆無なんだよね。
そのため「やんばるの森」というのも初めて目にした次第、米軍基地の具体的な場所についても知らなかった。
狭い日本、なんて言われていても実際に行ったことのない知らない場所がたくさんあるよね。

「密林」は昆虫採集を目的とした2人組、松崎と柳澤が「やんばるの森」で悪戦苦闘しているシーンから始まる。
必死に探しているのはオキナワマルバネクワガタ、通称オキマルの幼虫。
昆虫ブリーダーとして生計を立てるため、なるべくたくさんの幼虫を見つけようとしているのである。
うーん、これは危機!「幼虫の危機」だね!(笑)

危機に陥るのは幼虫だけじゃなくて採集していた2人組も、なんだよね。
前述したように「やんばるの森」には米軍基地があり、松崎と柳澤が米兵に遭遇してしまうのだ!
実は2人が幼虫採集していたのは米軍基地内の森だったんだよね。
不法侵入していた松崎と柳澤は米兵に追われ、逃げることに。
他にも「やんばるの森」には違う目的を持った人物がいた。
イノシシ猟の狩人、渡久地である。
渡久地の目的は一体何なのか?
米兵に追われた松崎と柳澤の運命はどうなっていくのか?!

最後のほうは駆け足で簡単なあらすじにしてみたんだけど、Amazonの商品説明のほうがもう少し突っ込んだ内容になってるみたいだね。(笑)
コピーして貼付けるのは安直過ぎるので、自分の言葉にするとこんな感じかなあ?
ただし、「宝」や「暗号」というキーワードを全く入れないのは、「密林」の魅力を伝え切れていないことになりそうだよね。
そうです、「宝」があるんですっ!
そして「宝」の場所を示す地図と共に「暗号」があるんですっ!
更に追加するならミステリーでお馴染みのダイイング・メッセージも出てくるんですからっ!(はぁはぁ)
更に更に渡久地の猟犬は名犬ノブヒデの息子との記述もあるんだよっ!
ノブヒデ!
「中空」では飼われていたイノシシの名前だったよね。
鳥飼先生にはノブヒデに関する思い出があるのかもしれないね?(笑)

「密林」は自然界を舞台にしたミステリー、「観察者シリーズ」の醍醐味を存分に発揮した小説なんだよね!
SNAKEPIPEが強烈に恐怖を感じたのは、その自然。
気象条件、生物、地形に加えて、迷ったら出られない迷路のような状況。
何度かブログには書いているけれど、かなり重症の方向音痴のため、手に汗握る気分で読み進めていたんだよね。
他人事とは思えない臨場感があったのは、鳥飼先生の文章力はもちろんだけど、方向音痴で道に迷ったことがあるからだと思う。(笑)
以前ROCKHURRAHと雪が積もった青木ヶ原樹海を歩いたことがあった。
あの時は全てが真っ白に覆われていて、見えるはずのロープが全く見えず、ものすごく不安になったことを思い出す。
遠くに駐車していたトラックが見えた時の安堵感。
ああ、人がいるところに出た、と緊張がほぐれったっけ。

「自然を守ろう」というスローガンは聞き慣れているけれど、「守る=人間が近寄らない」という意味ではないんだよね。
自然に関する正しい知識を得て、ルールを守ってこそ「自然を守ろう」になるはずなのに、その部分は割愛されてることが多い。
先日観た「キングスマン」には、「自然を守ろう」の極論が提出されていて、大きく頷いてしまったSNAKEPIPE。
映画の中では「悪」とされていたアイデアだけど、現実に選択肢として入っていても良いように思ったよ。
未見の方、意味不明な文章でごめんなさい。
DVDになったら是非観て、感想をお寄せください!(笑)

トビさんの登場はかなり後になってからなので、途中で「密林」が「観察者シリーズ」だったことを忘れてしまった。(うそ)
トビさんは相変わらず物事に動じることなく、アマミヤマシギの観察をしている。
「密林」で大笑いしてしまったのが「名もなき花」に関するトビさんの見解だね。
「名もなき花」は新種だ、という。
だからそんな言い回しはおかしい、というのである。
おっしゃる通り!(笑)

もう一つはトビさんの先端恐怖症を表す箇所。
「中空」で明らかになっていたナイフ類が大の苦手という特徴は、「密林」でも怒りの形で表現されていた。
トビさん、嫌いなものがあると気が立つんだね。(笑)
怒りにまかせてまくし立てるトビさんは、かなり迫力あるだろうね。

「暗号」も「ダイイング・メッセージ」もトビさんが解いてしまう。
途中でネコこと猫田夏海に電話をして、ヒントを調べてもらうシーンがあったね。
そのおかげで「宝」のありかも判明。
最後はめでたし、で終わりになるんだけど、ちょっと不満も残る。
運命と言ってしまえばそれまでだけど、かわいそうに感じてしまったからね。

2作品とも読んだのはかなり昔、調べてみたら2007年「4冊でもご本」に写真を載せてたね。(笑)
8年も前だとぼんやりとした記憶しか残っていなくて、読み進めていくうちに「そうだった」と思い出していたSNAKEPIPE。
次は「樹霊」の予定だけど、こちらもまた薄い記憶!
また感想をまとめたいと思っている。