映画の殿 第11号 ウィル・フェレル03

                   

【「ズーランダー」でウィル・フェレル演じるムガトゥ!HAPPY!HAPPY!HAPPY!】

SNAKEPIPE WROTE:

今回のROCKHURRAH WEBLOGは先週に引き続きウィル・フェレル特集にしようか。
好きになるとトコトン追求してしまうROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
日本での知名度なんて関係ないもんね。(笑)
2013年の夏にもペドロ・アルモドバル監督の特集を驚きの4週連続企画にしたことを思い出すね。
きっとその時と同じような衝撃的な企画になること間違いなし!
では早速行ってみよう!
毎度のことだけど、映画は製作年度順ではなくてROCKHURRAH RECORDSで鑑賞した順番で書いているのでお間違いないようお願いします。

最初は「タラデガ・ナイト オーバルの狼」(原題:Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby 2006年)から!
監督はもうすっかりお馴染みになっているアダム・マッケイ。
簡単にあらすじを書いてみようね。

アメリカの人気カーレース「NASCAR」にデビューすると瞬く間に頂点に登り詰め、国民的ヒーローとなったリッキー・ボビー。
しかし、F1から転向してきたフランス人ドライバー、ジャン・ジラールの出現が、彼の人生を一変させてしまう。

天才カーレーサー、リッキー・ボビーを演じるのは我らがウィル・フェレル。
フィギュアスケート、バスケットボールに続いて今回はカーレースとは!(笑)
この「いかにも」な雑誌の表紙など、どんな役にもすっかり馴染んでしまうのはさすがだよね。
豪邸に住み、モデルのような妻と2人の子供と暮らす成功した人物だったのに…そう!またいつもの黄金パターンなんだよね。(笑)
栄光から転落、そして這い上がる。
これでいいのよ!ね?(笑)
定番になるつつあるパンツ1丁姿も見逃せないね!

リッキー・ボビーの右腕として、同じくレースに登場するのが親友のカル。
演じているのは「俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』(原題: Step Brothers 2008年)で義理の兄弟として登場したジョン・C・ライリー
「タラデガナイト」ですっかり意気投合したから「ステップブラザース」につながったのかな?
ボビーの右腕とは言っても、実際には「そんなバカな!」という手を使ってボビーを優勝させる脇役なのである。

ボビー転落のきっかけになったのが、フランス人ジャン・ジラール。
演じているのはイギリス人コメディアンで俳優のサシャ・バロン・コーエン
全然フランス人じゃないんだよね。(笑)
だからこそできたであろう、フランスこきおろしネタ!
カーレースの最中にカプチーノを飲んだり、カミュの小説を読んだり。
レース用のつなぎには大きなペリエのロゴがあったり。
フランス人が観たら怒らないのかハラハラしちゃうね。(笑)

映画の中で大笑いしたのが、レポーターが客席の中に有名人を発見してインタビューするシーン。
字幕に出ているように、レポーターはケニー・ロジャースだと思い込んで出演させているけど、どう見ても別人なんだよね。(笑)
他にも別人だと思われる人物が同じようにインタビューに答えてたけど、SNAKEPIPEは知らない人だった。
アメリカではきっと大ウケなんだろうな。

マーシャル博士の恐竜ランド』(原題:Land of the Lost 2009年)は1970年代にテレビシリーズだった作品の映画化とのこと。
Wikipediaによると

ディズニーやソニーと映画化権を争い、
1億ドルの製作費がかけられた割に
北米興行収入は5000万ドルにも満たなかったため、
ユニバーサルでは重役の首が2つ飛んだと言われる

らしい。
ウィル・フェレルが主役になるって時点で、下品な笑いになることなんて最初から分かるはずなのにね? (笑)
もしディズニーだったとしてもウィル・フェレルはそのまんまだっただろうね!
そんな大コケした映画と聞くと益々興味が湧いてしまうのがROCKHURRAH RECORDSだよ。(笑)

科学者リック・マーシャルはタイムワープの研究で
未知なる世界の存在を信じているが、
学会からは全く相手にされなかった。
しかし、若い女性科学者ホリーはリックの学説を信じ、
研究のサポートをする。
やがてタイムワープが完成し、2人は案内役の
ウィルを巻き込みながら時空の旅に出る。

今度は科学者リック・マーシャルという役どころのウィル・フェレル。
テレビ出演の際に司会者と乱闘騒ぎになったため落ちぶれてしまう。
研究も全く評価されず不本意な仕事に就き、世間からは笑いものになっている。
あ、これも黄金パターンだね!(笑)
ウィル・フェレルのハチャメチャぶりは健在なので、ユニバーサルの不振の原因はもっぱら制作費がかさんだことなんじゃないかと推測する。
ウィル・フェレルは悪くないよ!

科学者リックを応援するのが、今回のヒロイン、ホリー。
演じているのはアンナ・フリエルというイギリス人女優なんだけど、今まで一度も観たことないみたい。
ちょっとシガニー・ウィーバーとスターウォーズでレイア姫だった 、当時のキャリー・フィッシャーに似てるように思ったよ。
活発なおてんば娘という役だからかな?
えっ、陰気なおてんば娘なんていないから日本語おかしい?(笑)

そんな2人と偶然に冒険を共にすることになるのが洞窟案内係のウィル。
演じているのはダニー・マクブライドという俳優。
コメディ映画によく出演しているというだけあって、ウィル・フェレルとの掛け合いも抜群だったね!

最も面白かったのは、謎の建造物に触れた時に声が劇的に変化することに気付くシーン。
ダニー・マクブライドが突然シェールの大ヒット曲「Believe」を歌い出すのだ!
その様子を見ていたウィル・フェレルはどうするのかと思いきや、同じように透明な建造物に手を当て、「Believe」を歌い初め、2人でハモる。
シェールの「Believe」はオートチューンを使いボーカルにエフェクトをかけていることで有名だよね。
「シェール・エフェクト」 と呼ばれるらしいね。
それを再現しようとしているのが実に面白かったよ!(笑)


他にもウィル・フェレルお得意の歌のシーンや、タイトル通り恐竜が出てきたりと見どころ満載の映画なんだよね!
どうしてヒットしなかったのか不思議でならないよ。

最後は「ズーランダー」(Zoolander 2001年)で締めようか。

スーパーモデルであるデレク・ズーランダーは
キメ顔「ブルー・スティール」を武器に年間最優秀モデルを3年連続で受賞して、トップの座に君臨していた。
しかし、新人のハンセルに4年連 続受賞を阻まれる。
デレクは引退を決意して地元に戻るが、家族に歓迎されず再びファッション界に身を置くことになる。
ある日業界業界No.1デザイナー、ムガトゥから
ショーモデルのオファーがかかる。
これを機に復活を懸けるデレクは、ムガトゥがある計画を企んでいるなど知る由もなかった。

映画のタイトル「ズーランダー」とは人の名前だったのね!
演じているのは俳優・映画監督・脚本家のベン・スティラー
キメ顔「ブルー・スティール」でも笑わせてもらったけど、完成した「マグナム」も素晴らしい!(笑)
撮り方で本当にモデルっぽく見えてしまうんだよね。
LIFE!」(原題: The Secret Life of Walter Mitty 2013年)でも監督兼主演俳優のベン・スティラーだけど、ウィル・フェレルを知るまでは、ほとんどコメディ映画を知らなったSNAKEPIPEなので、ベン・スティラーの他の作品も観てみたいな。

あらすじにあったズーランダーの最優秀モデル賞を阻んだ新人ハンセルを演じているのがオーウェン・ウィルソン
ウェス・アンダーソン監督作品でよく見かける俳優だよね。
ズーランダーとハンセルが決着をつけようと、ウォーキング対決をするシーンが見どころの1つかな。
ウォーキングって、ダイエットのアレじゃないからね!(笑)
モデルがファッションショーでキャットウォークと呼ばれる客席に長くつきだしたステージを歩く、あの歩き方でどっちがモデルとして優れているかを競う、というもの。
コメディ映画だから、普通の対決じゃないんだよね。(笑)
そしてこの時審査員になっていたのがデヴィッド・ボウイ
「ズーランダー」にはボウイの他にも、たくさんの著名人が出演しているので、見つける楽しみもあるよね!

「ズーランダー」の中で最も強烈な個性を放っているのが、業界No.1のファッションデザイナー、ムガトゥ!
我らがウィル・フェレルが演じている。
奇妙なヘアスタイルに、「MUGATU」と大きなロゴが入ったニットを着ているところは、本当に実在しているデザイナーみたいで秀逸!
悪巧みのためにおかしなプロモーションビデオまで作っていて、大笑いしてしまった。(笑)
写真の隣に写っているのはミラ・ジョヴォヴィッチ
彼女もファッション業界にいそうだから、キャスティングがバッチリだよね!

俺たちフィギュアスケーター」の元ネタはこれだったのかな、と感じるシーンがいくつかあったね。
音楽も80年代で良かったし、それに関する秘密も隠されていたりして大満足だった。
こうして更にウィル・フェレルのファンになっていくROCKHURRAHとSNAKEPIPE!
ウィル・フェレル特集はまだまだ続きそうだね。(笑)

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