SNAKEPIPE MUSEUM #33 Leonor Fini

                   

【どこかで見たことあると思ったら!レオノール・フィニの作品だったんだね(笑)】

SNAKEPIPE WROTE:

随分昔に興味を持って調べていたのにもかかわらず、ブログの記事にしていなかったことを忘れていたのがレオノール・フィニ
書いたかどうかを失念するとは、ボケの始まりか?(笑)
1907年生まれのアルゼンチン出身の女流画家で、実際に活動していたのはパリやローマという国際派。
「SNAKEPIPE MUSEUM」の場合は、アーティストの作品に焦点を当てて紹介していくパターンがほとんどだけれど、今回のレオノール・フィニに関しては彼女の作品よりも気になったことがあるんだよね。

「SNAKEPIPE MUSEUM」の記念すべき第1回で紹介したのが、アンリ・カルティエ=ブレッソン
ブレッソンを知らなくても作品はどこかで目にしたことがあるんじゃないかな。
例えばカレンダーになっていたり、ジグソーパズルで遊んだりね。(笑)
そんな写真界の大御所であるブレッソンがミューズとして崇めたのが、今回特集するレオノール・フィニ!
彼女を被写体にした写真が数多く存在しているんだよね。
今回の「SNAKEPIPE MUSEUM」は、モデルとしてのレオノール・フィニについて書いてみたいと思う。

レオノール・フィニの作品も、もちろんとても印象的なんだよね。
本人は否定していたようだけど、シュルレアリスムらしい雰囲気で幻想的だし。
ポートレイトが多いのも特徴みたいだね。
やっぱり容姿に自信があったんだろうなあ。
名だたる写真家のモデルになってるくらいだからね!

レオノール・フィニをWikipediaで調べると、パリ時代に交流のあった人達の名前がたくさん載っていて、それがあまりに大物揃いでびっくりしちゃうんだよね。
エルンストキリコピカソバタイユ
エルンストとは恋仲だったみたいだね。
すごいメンツだよ。(笑)
写真家ブレッソンと「城の中のイギリス人」を書いた小説家マンディアルグと旅行に出た先で撮られた彼女のヌードが左の写真。
ボインちゃん(死語)だよね!
ブレッソンのサイン入りどすえ。(笑)
多分この写真で間違いないと思うんだけど、これがオークションで30万5000ドルで売られたという情報があるよ。
今のレートで3775万円!うひょー!(笑)

レオノール・フィニは自分自身を変容させる変身願望(?)があったようで、仮面を着けたり小林幸子美川憲一も驚くようなド派手なドレスを着てポーズを取っている写真も多いんだよね。
ブレッソン以外にもブラッサイやピカソの「泣く女」のモデルとしても有名なドラ・マールまでフィニをモデルに撮影しているとは!
当時のパリのアートに対しての情熱が伝わってくるよね。
カフェに数人が集まれば作品制作について真剣に語り合ったりしたんだろうなあ!
なんて羨ましい環境なんでしょ!

参加している全員が、それぞれ何かしらのアートに携わっていて。
画家、詩人、写真家、小説家。
みんなであーじゃないこーじゃないって言い合って、それを実際に作品にして、また批評し合ったり。
1930年代のパリ、憧れるなあ!
えっ、まずはフランス語の習得?(笑)

レオノール・フィニは猫が大好きで、猫を抱いて写っている写真もたくさんあるんだよね。
猫や仮面が好き、ということである程度の傾向が判るよね。(笑)
髪の一本一本から骨の髄まで「女」って感じがする。
ホドロフスキーの自伝「リアリティのダンス」の中に、青年期のホドロフスキーがチリで出会う、ものすごくエネルギッシュでパンクな女性がいたことを思い出す。
その時代のチリにそんなカッコ良い女性がいることに驚いたものよ。
「リアリティのダンス」の続編「エンドレス・ポエトリー」では、青年期のホドロフスキーが設定されているというから、その女性の話も出てくると良いな!
SNAKEPIPEは、ホドロフスキーの恋人だった女性とレオノール・フィニに似た雰囲気を感じてしまったよ!(笑)

ヨーロッパの国々でたくさんのアーティストを魅了した美貌の画家、レオノール・フィニ。
この時代にはこうしたファム・ファタール的な女性がたくさんいて憧れちゃうんだよね。
ダリの奥さんだったガラ夫人とかね。(元はエリュアールの妻)
上の羽根を着けたフィニは、まるで地獄の使者のよう。
黒い天使姿がこんなに決まる女性はそういないよね!

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