村上隆 五百羅漢図展 鑑賞

                   

【こうやって制作してたんだ、と帰宅後知ったメイキング映像】

SNAKEPIPE WROTE:

何が良いのか分からない、ということで友人Mと意見が一致したのが、現代アートの村上隆についての見解。
どうしてサザビーズのオークションで、左の作品「マイ・ロンサム・カウボーイ」が16億もの高値で取引されたのか?
実物を見ていないのに感想を持つのはいかがなものか、とも言えるけど、メディアや雑誌で一目惚れする作品もあるわけだからね。
その逆もまた然り、という気がするよ。
結局、今まで一度も村上隆の作品を見て、ビビッと来たことがなかったんだよね。(笑)
アニメとかフィギュアなどの秋葉原系オタクアート、という認識だけだったからね。
うーん、やっぱりこのフィギュアの意味は分からないなあ…。

森美術館で村上隆の五百羅漢図展が開催されることも知っていたけれど、あまり興味を示していなかったSNAKEPIPE。
村上隆が五百羅漢を描いたとしても、やっぱりアニメっぽいんだろうな、と予想できたからね。(笑)

六本木に用事があり、友人Mと待ち合わせることになった。
「村上隆、どうする?」
意外なことに友人Mから、展覧会に行くかどうかの質問が来た。
観に行く、ということを一切考えていなかったので、これは青天の霹靂!
どうして日本よりも海外で評価されてるのか、その謎を解く鍵が今回の展覧会には隠されているかもしれない。
どこが良いのか分からないから実物を観て、それから好き嫌いを今一度考えてみようか、ということになった。
通常ならば好きで観たいから行くのに、今回は本当に何が良いのか分からないままで良いのかを確認するために展覧会に行くとは!(笑)

久しぶりの森美術館。
前回はもしかしてアンディ・ウォーホル?
確認してみると、やっぱり2014年春以来だったよ。
いつの間にか改装されていて、ちょっと戸惑う。
ミュージアムショップがなくなってる!
総合案内所が奥まったところにある!
友人Mも久しぶりに来たようで、改装後を知らなかったと言う。


今回の村上隆展のタイトルは五百羅漢図。
ちなみに五百羅漢とは、「仏教で供養尊敬を受けるに値する 500人の人々」のことらしい。
その500人は仏典編集会議の参加者だったとのこと。
釈迦の教えを残すために、弟子たちが各自の伝聞にもとづく資料を持ち寄り、聖典の編纂をした時の500人が五百羅漢ということなんだね。
そのため仏教的なモチーフが描かれている。
達磨、龍、鬼、象などが巨大なキャンバスから飛び出しそうな勢いで様々なポーズを決めているのだ。

村上隆というとすぐに思い出されるのが右のようなキャラクターだよね。
このキャラクターがあるだけで、どうしても子供向けにデザインされたお菓子のパッケージのようなイメージしか感じられなくなってしまう。
村上隆の自画像、もしくは写真もあまり観たくない作品なんだよね。(笑)
それら「好みではない」のが約半分くらいの展示数だったかな?
ということは、残りの半分は楽しく鑑賞したことになるんだね。
SNAKEPIPEは大型の作品の中の「ここ!」というような、パーツが気になることが多かったよ。


今回の展覧会で1番気に入ったのが上の作品。
千葉県民だからか、どうしても落花生のような形が好きで。
というのは嘘だけどね。(笑)
作品の右側の色使いの美しさが素晴らしかった。

左は作品をトリミングした画像なんだけど、テキスタイルのようなデザインとして見ると、例えばスカーフとかクッションカバーだったらとっても素敵だろうね?
極彩色なので、ワンピースにするには派手かも、なんて想像するのは楽しかったな。(笑)
どの作品もテカテカな光沢があって、描いているというよりはステッカーを貼ったように見えた。
最近の展覧会は撮影オッケーな場合が多くて、今回の村上隆展も全ての作品の撮影がオッケー。
スマートフォンならば動画までオッケーとは太っ腹だよね。(笑)
おかげでこうしてブログにアップしているんだけど。


サイケデリックな雰囲気の宇宙だよね!
おお!ティモシー・リアリー!オルダス・ハクスレー!(笑)
こんなグルグルのお皿あったら欲しいな。


髑髏モチーフも多く登場していたね。
ポップな髑髏、現代アートらしいということなのかな?

全て苦手だろうという予想がハズレ!
あのキャラクターだけがダメだとわかっただけでも満足だね。
世界のムラカミ、とまでは思わなかったけど。(笑)

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