SNAKEPIPE SHOWROOM 物件9

                   

【「城」と聞いてパッと浮かんだマン・レイの描いたサド侯爵の肖像】

SNAKEPIPE WROTE:

夏の暑さに嫌気がさし、「どこかに行きたい」 と物件を探し、想像の世界に浸ることが多かった昨今。
今回は夏の暑さのせいでも、ジャンボ宝くじを購入したわけではないけれど、久しぶりに「SNAKEPIPE SHOWROOM」を書いてみたいと思う。
心の何処かに「ここではない場所」への憧れがあるんだろうね。(笑)
憧れ、と書いてはみたものの、特集するのは全く考えたこともなかった「城」なんだよね。
「城」に住みたい、王様になりたいって人、いるかしら?
検索してみると、意外にも「城」の物件あるんだよね。
気になる物件を紹介してみよう!

城が似合いそうな場所と考えた場合、一番初めに思いつくのはヨーロッパだよね。
その中でもやっぱりフランス、と想像する人は多いはず。
予想通り、売りに出されている城の大半がフランスだったよ!
SNAKEPIPEが厳選した結果、今回の城は13世紀に建てられたこちらにしてみたよ!

「森と泉に〜か〜こ〜まれて〜」と歌いたくなるような、城!
のどかな風景にみえるけど、どうなんだろうね?
学生時代に習った世界史というのは、◯◯事件とか戦争などの変事が起きないと飛ばされてるからね。
調べてみたけど、13世紀フランスの歴史では漠然としていて、これといった出来事はなかった模様。
だからこそ城がキレイに残っているんだろうね。(写真①)

当然ながら当時のままの造りではなくて、リノベーションされている。
プールやテニスコート、礼拝堂まであるというから至れり尽くせり!(写真②)
城の面積は180坪、土地全体では1040坪とのこと。

離れは客室として整備されているという。
一体何棟あるんだろう?(写真③)
定年したら田舎でのんびり暮らしたい、なんて人にはもってこいかもしれないよね!

部屋数は全部で15室。
大きいリビング・ルーム、ラウンジ、ライブラリ、ダイニング・ルーム、ホール、キッチン、洗濯室などなど、個人が所有するには充分過ぎるほどの広さ!
当然ながら管理人も在中しているし、お手伝いさんも必要だろうね。
庭の手入れも必要だから、庭師も雇わないと!(写真④)

この物件はパリまで220km、モンパルナス駅まで55分だというから驚き!
新宿や渋谷に出るのに1時間と言ってるのと変わらない感覚だもんね。(笑)
さて気になるお値段は?
1,785,000€、現在のレートで約2億2千万!
城を買う、と思ってみるとお手頃に感じてしまうけどね?
都会と田舎の両方を味わえる物件、なかなかお買い得かも? (笑)

続いてはイギリスの城をご紹介してみよう。
まるでマンディアルグの「城の中のイギリス人」だね!(笑)

築200年のウェールズ城。
いかにも貴族が所有していたという雰囲気だよね!(写真①)
よく旅行のサイトで見かける「隠れ家」という言葉がよく似合う。
うーん、本人は隠れていても、こんな城に住んでたら目立つと思うけどね?(笑)

晩餐会用の部屋があるというのも、さすがに貴族!
石の暖炉がある、この部屋では映画で観るようなダンスパーティとか、立食パーティが似合いそうだもんね。
使用人が何人必要なんだろう?

さすがに城にはあるよね、甲冑が!(写真③)
こういう写真を見ると、どうしても「江戸川乱歩の美女シリーズ」を思い出してしまうSNAKEPIPE。
あの甲冑の中に犯人が潜んでいた、とかね。
もしくは手前のソファに人が入っていた「人間椅子」とか。(笑)

なんでしょうか、この広いバスルームは!(写真④)
しかもあの赤い椅子は何のためのものなのか。
バスルームと言っても20畳以上ありそうだもんね。
日本人だとどうしても畳で換算してしまうね。(笑)

外観はそのままに、内装に関しては歴史を感じさせる家具や調度品はそのまま残し、傷んでいる箇所はリノベーションしたという。
さて気になるお値段は?
£5million、日本円で約6億1500万円也!
リノベーションするのに£2million、約2億4600万円かかっているというのから仕方ないかな?
世界のセレブなら6億くらい、どうってことないもんね。
隠れ家用におひとついかが?(笑)

最後にゴシック様式の素晴らしい城を紹介しよう。
今度はスペインね!

 

SNAKEPIPEが「城」と聞いて想像するのは「おどろおどろしい」城なんだよね。
例えばシャルル・ペローの「青ひげ」や、フランツ・カフカの「城」、ROCKHURRAHは国枝史郎の「神州纐纈城」だと言うし、どれも「何か秘密を抱えている」感じなんだよね。
そのイメージに近い雰囲気の城が、こちら!

1275年に建てられたのはアルカンタラ軍の要請によるものだったというから、もしかしたら要塞として使用する目的だったのかもしれないね?
その頑強な印象がより一層「何か秘密がありそう」に見えるのか。
まるでジョルジオ・デ・キリコに描かれたような城。(写真①)
かなりグッと来るよね!

450ヘクタールの敷地と言われても全然分からないので、坪にしてみると136万坪?
よく換算される東京ドームでは、なんと約97個分!(笑)
ものすごく広いということがよく分かるね!
その広大な敷地には良い豚が育つ牧草が茂り、8つの池があるという。
モリバト、キジバト、ツグミ、イノシシ、および鹿を撃つことができる猟場でもあるというから、その道に興味がある人必見だね!(写真②)

城の中にある調度品その他は、現在のオーナーと話し合って買うかどうか決めてちょーだい、とも書いてあるんだよね。
13世紀の歴史ある品々がこれでもか!というくらいに飾ってあるのが、素敵なのよ。
それらを全部含めるとお値段に違いが出そうだよね。
この赤い天蓋付きベッドも、壁の十字架もセットが良いなあ!(写真③)

階段の間に甲冑!
夜に遭遇したら「ひー」と声を出してしまいそうだけど。(笑)
ゴシック様式には欠かせないアイテムのひとつ。
この城に魅せられたであろう、不動産屋さんが驚くほど大量の写真をアップしているので、セレクトに困ったんだよね。
実は他にも別のゴシックな部屋や、刃物が所狭しと壁に飾られているような部屋の写真とか、不気味が人形がある部屋とかあって。
ものすごく「怪しげ」な城で気に入ってしまった!(写真④)

ポルトガル国境に近いバダホスにある、こちらの城!
スペインのマドリードからは車で3時間、ポルトガルのリスボンには2時間半という立地も素敵だよね!
さて気になるお値段は?
おおっ、なんと「お問い合わせ下さい」としか書かれていない!
このままでは眠れないから問い合わせてみるか!(うそ)
分かった方は教えて下さい。(笑)

全く現実的ではない物件というのも、なかなか面白かった。
ただしSNAKEPIPEの学生時代の友達は、イギリスの古城に住んでいる、と聞いたことがあるからね。
売ってる、ということは買い手もいるってことだから。
また企画考えて特集してみよう!次回もお楽しみに。(笑)

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