CULT映画ア・ラ・カルト!【08】Robert Rodriguez part2

                   

【新しいヒーロー登場?祝・初主演!ダニー・トレホ万歳!】

SNAKEPIPE WROTE:

ついにこの日がやってきた!
待ちに待ったロバート・ロドリゲス監督最新作「マチェーテ」の公開である。
以前「CULT映画ア・ラ・カルト!<08>Robert Rodriguez」で書いてるね。

プラネット・テラー in グラインドハウス」には偽の予告編が入っていて、そのタイトルが「マチェーテ」(原題:Machete 2010年)である。
グラインドハウスはジョークで作ったような部分があって、「マチェーテ」予告編もいかにもありそうなB級映画らしい作りになっていた。

そう。
本当は偽の予告編の「マチェーテ」だったのに、どうやらそれが好評だったせいで映画化したという、なんともロドリゲス監督らしいエピソード。
主演は大注目の俳優、ダニー・トレホだにー。(笑)
アメリカではヒットしたという情報を「めざましテレビ」で観たけど、日本で公開されるのかなと心配していた。
そのため公開が決定した知らせには飛び上がるほど喜んだSNAKEPIPEである。
しっかり座席も予約して公開初日の初回に観てきただにー!(笑)

最近はほとんど「絶対観たい」と思う映画に巡り合わず、映画館に足を運ぶことが少なくなっていたため「新宿バルト9」という映画館は初めて。
ここはオンラインチケット予約ができて、しかも座席も前持って自分で選べるというシステムを採用しているのである。
これなら並ぶことなく、しかも好きな場所で観られるから安心ね!
行ってみると意外なことに(?)「マチェーテ」の初回は満席とのこと。
えっ、こんなに人気があったんだー!
「バルト9」は雛段形式(というのか)になっているため、満席でも前の座席の人の頭が気にならずに鑑賞できる。
いい映画館で良かった!
一つだけ最悪だったのが、映画が始まってから入場してきた隣のカップル。
飲み物買ってる時間があったら5分早く入れっつーの!
映画館でのマナーって前から言われてるけど、まだいるんだね、知らないお馬鹿が。
最初の数分は不快な思いをしたけど、ともあれ「マチェーテ」の始まりである。

そもそも「マチェーテ」って何?
ROCKHURRAHに聞いてみたら「山刀だよ!」と軽く返事が返ってきた。
ゲームのアイテムとして出てくることがあって、知ってたんだとか。
「マチェット」「マシェット」は英語読みで「マチェーテ」がスペイン語なんだって。
一つ勉強になったね!
そして今回の映画ではマチェーテ(山刀)を武器に持つ主人公の通称が同じくマチェーテ、なのである。
山刀みたいに粗野で荒々しいイメージを重ねてるのかもしれないね。

伝説的な凄腕メキシコ連邦捜査官だったマチェーテことダニー・トレホ。
麻薬王トーレス(スティーブン・セガール)の仕組んだ罠にかかり、妻や子供を殺され自らも殺されかかるマチェーテ。
そして3年後。
街角での賭けケンカでの強さをブース(ジェフ・フェイヒー)に見初められ、不法移民嫌いの政治家マクローリン上院議員 (ロバート・デ・ニーロ)暗殺を依頼されたせいで、追われる身になってしまう。
ただし移民・関税執行局職員サータナ(ジェシカ・アルバ)や移民ネットワークを指揮する伝説の革命家”SHE”ことルース(ミシェル・ロドリゲス)、そしてロドリゲス映画ではお馴染みの俳優チーチ・マリン演じるマチェーテの兄の牧師が味方になる。
ついに怒りを爆発させて敵地に乗り込むマチェーテ一味。
さて、復讐は果たせるのか!?

というのがあらすじなんだよね。(笑)
映画が始まって10分もしないうちに、いきなりの惨殺シーン。
ダニー・トレホがマチェーテ(山刀)を持ち一回転すると、周りにいた4、5人の首がゴロゴロっと落ちるのにはびっくり!
うっひゃー!相変わらずド派手アクション満開ですな!
「すごーい!」と手を叩いてしまったSNAKEPIPEである。(笑)
もう一つすごかったのが「腸ロープ」。
これは詳しくは書かないけど、他では観たことがないアクションだったね。
残酷だけど何故か笑えてしまうところが、さすがロドリゲス!

テンポの良いアクションとストーリー展開。
マカロニ・ウエスタン映画の王道ともいえる裏切りと復讐がメインだから、決して新しいとは言えないのにね。
移民問題を絡めたり、映像を記録してDVDに焼いたりするような部分があったために、現代風の仕上がりになっているのかな。
今回の「マチェーテ」ではテキサス州が舞台になっているけど、アメリカ南部には根強い差別意識があるみたいだからね。
イージー・ライダー」ではマルディグラに行くために南部(ニューオリンズ)に行って、差別され殺されてたし。
恐らくロドリゲス監督自身もメキシコ系アメリカ人なので、差別に関して嫌な思い出があるんじゃないかと想像する。
ただし、ロドリゲス監督の作品では「差別問題」と言葉にするほど重くはなく、さらっと触れているだけのような印象を持った。
映画の中で悪党をバシバシやっつけていくことで監督自身も復讐してるのかもしれないね。
確かに観ていてスッキリしちゃったし。(笑)

SNAKEPIPEやROCKHURRAHは大ファンだから喜んだけど、普通に考えたらダニー・トレホが主役って有り得ないよね?
ロバート・デ・ニーロやスティーブン・セガールを追いやっての主役ってところが更にすごいよね。。
かなりの強面だし、刺青だし、筋肉だし。(笑)
1944年生まれの今年66歳!
60代のアクション俳優って…あまりいないよね?
実際に刑務所に長く入っていた経歴を持ってるらしいし。
いやあ、やっぱりあの迫力は「本物」の人だから出るんだね!
映画の中で軽くパソコンは使っていたけど、携帯メールは打てないというお茶目ぶりには笑わせてもらった。(笑)
今回の映画で益々ファンになったダニー!(まだ言うか)

エイプリル役で出演していたリンジー・ローハンもルース役のミシェル・ロドリゲスもダニー・トレホと同じく「ムショ仲間」なのには恐れ入る。
刑務所経験アリの役者が3人もいるなんて、すごい映画だよね。(笑)
ミシェル・ロドリゲスは「怖い顔の女優だな」と「バイオハザード」を観て思っていたので、今回の役どころはとても似合っていたと思う。
顔といえば、移民局職員役だったジェシカ・アルバが「にじいろジーン」で「じぃちゃん!ばぁちゃん!唯が行ぐがらな~」を担当している佐藤唯に似て蝶だったんだよね。
いつ山形弁を喋り出すかと思ってヒヤヒヤしちゃったよ。(うそ)

期待以上の出来に大満足だった「マチェーテ」。
エンディングで「続・マチェーテ」の文字が出たのを観てまた笑った。
本気なのか冗談なのか分からないよね。
続編作ってくれるの、ロドリゲス監督?
どうなるのか乞うご期待!だね。(笑)

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