ふたりのイエスタデイ chapter14 / MONSOON

                   

20181014 top
【愛聴していた一枚】

SNAKEPIPE WROTE: 

アジアやインドに興味を持ったのは、いつからだっただろうか。 
若い頃から雑貨などを好んでいたんだよね。
特にインドには憧れを持っていて、インドに関する書物も相当量読んだっけ。
誕生日が同じ藤原新也の「 印度放浪」も愛読書だったなあ!

社会人になってからも、話が合うのはインドを旅したことがある人だった。
実際、あのサイババにご対面された方もいるんだよね!
確かネックレスを貰ったと聞いている。
サイババに会うために列を作っているインド人達が、はるばる日本から来たなら、と前へ前へと譲ってくれたらしい。
自分たちも並んで順番待ちしているのに、なんて良い人たちなんでしょ!

大好きな画家・横尾忠則のように、 「君はもうインドに行っても良いようだ」と三島由紀夫から言われた劇的なエピソードは、当然ながらSNAKEPIPEは持ち合わせていない。
それどころかインドに足を踏み入れることもなく、今に至っている。
横尾忠則はインドに行ってから、劇的な変化を遂げたんだよね。
まるでビートルズがそうだったように。
インドという国には、思考や思想を変えるエネルギーがあるんだろう。
SNAKEPIPEもヨガとか精神世界に興味を持ったのは、インドへの憧憬からだったもんね。
その頃ほどの熱い情熱は持ち合わせていないけれど、やっぱり今でもインドと聞くと胸が踊るよ。

先日、ROCKHURRAHがYouTubeを視聴していた時のこと。
耳にした音楽に聞き覚えがあった。
でも知っているのは違うバージョンだったんだよね。
ここで思い出したのが、昔所持していたLPレコードだ。
SNAKEPIPEが聴いていたのはMONSOONというバンドが演奏していたもの。
てっきりそれがオリジナルだと思いこんでいたけれど
「ビートルズの有名な曲だよ」
と言われ唖然とする。
今までずっとMONSOONの曲だと信じていたからね!(笑)
ビートルズのファンなら誰でも知ってる曲のようで、お恥ずかしい限りだ。

「Tomorrow Never Knows」を最初に聴いたのがこのヴァージョンだから、こういう曲なんだと思ってしまうね。
そう、MONSOONのヴォーカルはインド系のイギリス人なんだよね。
名前はシーラ・チャンドラ。
インドの女性は、なんてキレイなんだろうとうっとりしていたっけ。(笑)

ROCKHURRAHは別の角度から、このバンドを知っていたという。
バックで演奏しているアーティストがマニアックな面々だったそうで。
特にお気に入りのビル・ネルソンがギターとベースで参加していたので、注目していたらしいよ。 
さすがにレコード屋はん、よう知ってはるわぁ。(急に関西弁)

ここでROCKHURRAHのちょこっとガイド!

ビル・ネルソンは70年代には先進的なバンド、ビー・バップ・デラックスを率いていたことで有名だけど、ニューウェイブの時代にはソロ・ミュージシャンとして活躍していた人。
彼のギターをリスペクトするバンドマンも多く、YMOのゲスト・ギタリストとして名前を記憶している人も多いのではないだろうか。
自身のレーベルも持っていて、プロデューサーとしてもスキッズやア・フロック・オブ・シーガルズなどを手がけていた。
「Tomorrow Never Knows」でキーボードを担当したデヴィッド・バルフはティアドロップ・エクスプローズのメンバーとしても知られている。
90年代にはイギリスのバンド、ブラーなどで有名なFOODレーベルを立ち上げて、多方面で活躍していた。
ドラムのメリックは、80年代に一世を風靡したアダム&ジ・アンツのメンバー。
本名のクリス・ヒューズ名義では、80年代ニューウェイブ系プロデューサーとして著名だった。
このようにそうそうたるメンバーがバックを固めていたとは、MONSOONへの期待度が高かったことが分かる。 

以上がROCKHURRAHが語った内容だよ!
ほお、そんなことだったとは。
教えてくれてありがとう。(笑) 

こちらがオリジナル、ビートルズのほうね。
サイケデリックな雰囲気がムンムン!
通常だったらこのバージョンを知ってから、MONSOONを聴くんだろうね。(笑)
歌詞を調べると、輪廻について言っている宗教的な内容なんだよね。
精神世界に傾倒していた時に知っていたら、SNAKEPIPEのテーマ曲になったかもしれないな!(笑)
そして今頃になってやっとケミカル・ブラザーズのお気に入りだった曲「Setting Sun」は、「Tomorrow Never Knows」が元ネタだったことに気付いたよ。
遅いって!(笑)

美しいシーラの動いているところも観たい!

手の長さに驚いてしまうね。
1982年だって。
今から、、、36年前になるんだね。
繰り返し聴いていた曲だけど、ビデオを観たのは初めてだよ!
この曲はイギリスのシングルチャートで12位を記録しているらしいので、ヒットしたんだね。

どうしてSNAKEPIPEがMONSOONのLPを購入したのかは覚えていない。
当時熱中していたエアチェック(古い!)で聴き、買うことにしたのか。
それともインドへの興味から、ジャケ買いしたのか?
どちらにしても、その選択は間違いなかったね!
今聴いても新鮮だと思うよ。

突然思い出したMONSOONなので、近況については全く知らなかった。
調べてみて驚いたのは、ボーカルのシーラ・チャンドラは2010年に「burning mouth syndrome」のため引退しているという。
訳してみると灼熱口症候群、Wikipediaには舌痛症と書いてあるね。
器質的な変化が認められないのに、舌に慢性的な痛みやしびれが生じる原因が解明されていない病気だという。
美しい歌声だったのに、もう歌っていないとは残念だね!

さてそろそろインドカレー食べようかな。
MONSOON聴きながらね!(笑)

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