収集狂時代 第12巻 David Lynch フィギュア編

                   

20190512 top
【特殊メイクアーティストCarl Lyonが手がけたリンチの像!】

SNAKEPIPE WROTE: 

先週に引き続きデヴィッド・リンチのネタをお届けしよう!
リンチが監督した映画やドラマから、どんなフィギュアが制作されているか調べてみたよ。
映画からのフィギュアといえば、例えば「スター・ウォーズ」 の中から選ばれた王道のキャラクターを思い浮かべるよね。
ダース・ベイダーとかチューバッカとかね。
リンチの場合は、ある一部に熱狂的なファンを持つ通好みの作品がほとんど。
そんなマニアックな映画なのに、フィギュアが作られているのか興味があったんだよね。 (笑)
検索したら、意外なことにあったんだよ!
リンチのファンだったら欲しくなる逸品を紹介していこう。

まずはリンチの処女作「イレイザーヘッド(原題:Eraserhead 1977年)」から。 
「イレイザーヘッド」の主人公であるヘンリーのフィギュアね。
演じていたのはジャック・ナンス。
ヘンリーの場合は、逆立った髪の毛だけが特徴なので、そこにさえ気を配れば「なんとなくヘンリー」っぽいフィギュアが完成しそうだよね。(笑)
画像では商品化されたフィギュアの詳細までは分からないけど、そこまでジャック・ナンスには似てないように見える。
黒いスーツに白いシャツという、これまたありふれた服装だったために「らしさ」からは遠のいてしまったかもしれないね?
それでもファンは、ヘンリー人形を手に入れたい思いを強くするはずだよ!
だってSNAKEPIPEも並べておきたいって思っちゃうからね。

孤独なヘンリーが、一人で寒い部屋の中で膝を抱えている。
視線の先にあるのはラジエーター。
これは日本ではあまり馴染みがないけれど、アメリカやドイツでは一般的な暖房器具になるみたいだね。
そのラジエーターの中でショーが繰り広げられるのである。
「In Heaven Everything is fine」(天国では全てオッケー)
ごつごつと異常に大きく膨らんだ頬を持つ、まるでマリリン・モンローが着ていたようなドレスを着た少女が歌うのである。
その様子をじっと見つめるヘンリー。
そしてヘンリーは、ラジエーターの中で少女との共演を果たすのである。
まさかこの少女(Lady in the Radiator)のフィギュアまであるとはね!
マニアにはたまらない逸品だよ。

そしてもちろん「イレイザーヘッド」での主役(?)である赤ん坊のフィギュアもあるんだよね。
大きさ約10cmだって。
上に紹介したフィギュア2つとも同じメーカーが出しているのかなあ。
パッケージが近いように見えるけど、ところどころに違いがあるんだよね。
まさかと思うけど、3社のメーカーそれぞれが独自に商品化してるのかな?
この3点セットと、「あの柄」のジュータン(ファンなら分かるはず)、小さいラジエーターがあったら完璧じゃない?
これで「イレイザーヘッド」の世界を我が家でも再現できることになるね。
ちなみにこの赤ん坊は$249.99、日本円で約27,000円くらい。
ちょっとお高く感じるけど、ファンならやっぱり欲しいよね。

別の赤ん坊アイテムも発見したよ。
なんとキーホルダー!(笑)
オーストラリアのMillyという女性がハンドメイドで制作しているようで。
ちゃんと販売されてるんだよね。
大きさ約8.5cmのベイビーは、一体¥3,360だって。
日本までの送料が入ると¥5,000くらいかな。
こんなキーホルダー持ってる人を見かけたら、興奮のあまり、ぎゃーっと叫んで握手しちゃうかも?(笑)
このMillyさん、他にもリンチネタからのグッズを制作していて、見ているだけでも楽しくなっちゃうよ。
グッズにするキャラクターの着眼点が面白いんだよね。

続いては「ブルー・ベルベット(原題:Blue Velvet 1986年)」から、フランク・ブースのフィギュアね!
演じていたのはデニス・ホッパーで、画像左に小さく顔が載っているよ。
フランクは何かしらのガス状のものを鼻から吸い込んで興奮状態に陥いるんだけど、その透明マスクまで再現されているんだよね。
左手にピストル持ってるバージョン(左)と、青いベルベット切れ端を持ってる右の画像と小物まで用意されているところが秀逸!
残念なのは、顔が似てないことかな。(笑)

同じシリーズで「オカマのベン」まであるんだよね。 
ベンを演じていたのはディーン・ストックウェル。
いつも「薄目」というか「半眼」にしていて、ロイ・オービソンの「In Dreams」を口パクで歌う。 
そのシーンを再現しているフィギュアと、先程登場したフランクとの2ショット!
あらま、今回のフランクは左手にビール持ってるよ。(笑)
小物に凝るところに演出力の高さが光るよね!

次はフランクとベンとドロシーの3人セットね!
なんとこれは落花生で作られてるんだって。
落花生アーティストSteve Casinoの作品で、直径14cmx高さ15cmの大きさだという。
3人のディテールはもちろん素晴らしいんだけど、SNAKEPIPEが注目したのはバックにある耳!
病院からの帰り道、何気なくジェフリーが拾った人間の耳までも再現しているところに拍手を送りたい。(笑)
なんとこのフィギュア、販売されていてお値段が575€、日本円で約71,000円とのこと。
元が落花生と聞くとお高い感じがしちゃうけど、このクオリティの高さなら納得かな?

最後は「ツイン・ピークス(原題:Twin Peaks 1990年〜)」から。
今まで数えきれないほどの回数を鑑賞した「ツイン・ピークス パイロット版」。
25年後の世界で突然現れる「Another Place」から来た赤い服の男。
赤い服の男が音楽に合わせてダンスを踊っている傍らで、クーパー捜査官に耳打ちするローラ・パーマー。
全く意味不明のまま終了してしまうパイロット版で、最も印象的なシーンなんだよね。
そのシーンを再現しているフィギュアが存在していたとは!
90年代に制作されたレア物とのことだけど、販売されている(いた?)ようだね。
お値段まではわからなかったけど、体全体のバランスや踊っているシーンを切り取ったポーズ、床のデザインまで含めて素晴らしい出来だよ。
後ろ姿の画像も載せてみよう。
あのダンスの様子がよく分かるよね。
これはかなりのお宝グッズ!
今からでもオークションに参加したいくらい。(笑)

小さい人を紹介したので、今度は大きい人にしてみようか。
いつもウエイターのような服装をしていて、クーパー捜査官の味方になっているように見える巨人のフィギュアも見つけたんだよね。 
2017年版のシーズン3「The Return(後に改題されてリミテッド・イベント・シリーズ)」にも登場していたね。
巨人の服装や床のデザインは問題ないんだけど、この巨人の顔は似てないよ。(笑)
結構特徴がある顔だと思ったけど難しかったのかな。
これもまたファンとしてはコレクションに加えたい逸品なんだよね。

最後はこちら!
「丸太おばさん」こと「Log Lady」が大事に抱えていたのが丸太だよね。
この「丸太」のフィギュアを見つけたよ。
えっ、丸太だけ?(笑)
この丸太、パッケージに「TWIN PEAKS」と書いてあり、「丸太おばさん」の顔写真が載っているから分かるけど…。
もし「丸太」だけになったとしたら、ただのカルパスにしか見えないよ!(笑) 
「丸太おばさん」のフィギュアと組み合わせるためのグッズなのかもしれないけど、その場合は「丸太なし」の「おばさん」フィギュアが販売されてることになるんだよね? 
わざわざ別売りにしなくても良いのに、と思うのはSNAKEPIPEだけかな?
「丸太」フィギュア、見た瞬間に大笑いさせてもらったので、良しとするかな。

今回はリンチに関係するフィギュア特集にしてみたよ!
探している時から楽しくて、コレクションしたくなる逸品揃いで大満足だったね。
恐らくこの記事を一番喜んでいるのはSNAKEPIPE本人なんだろうな。(笑)

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