Act of Valor ネイビー・シールズ鑑賞

                   

【映画のポスターより。あれ?スペルが違うよ!colourみたいなもんか。(笑)】

SNAKEPIPE WROTE:

毎朝時刻と天気予報を確認するために「めざましテレビ」を見ている。
番組の中で新作映画を紹介するコーナーがあり、何の気なしに見ていたSNAKEPIPE。
その日紹介されたのが「ネイビー・シールズ」だった。
「戦争映画か」くらいにしか思わなかった程度のチラ見だったので、詳細を全く確認していなかった。
「これがめざましテレビで紹介してた映画だよ」
と、その日の夜にROCKHURRAHが教えてくれた。
ROCKHURRAHは前から知っていたとのこと。
トレイラーを観てびっくり!こんなにすごい映画だったとは!
これは観に行かなければ!もう公開されてるし!
慌ててチケット手配をして、翌日には映画館に向かったのである。

六本木ヒルズの森美術館にはちょくちょく足を運んでいたけれど、その奥にあるTOHOシネマズに行くのは初めて。
最近は封切りになった映画にほとんど興味がなかったんだろうね。
前回映画館で鑑賞したのは2010年11月の「マチェーテ」。
なんと1年半ぶりの映画館だったとはね!(笑)
「マチェーテ」の時もWebでチケット予約と座席指定ができて快適だったように、今回のTOHOシネマズも同様のシステムを採用していたので楽々!
TOHOだけど、とほほにならなくて良かった。(意味不明)
映画館周りにはさぞや「ミリタリーマニア」がワラワラしてるかと思いきや、「あいつは絶対その道のヤツ」と確認できたのはわずか1名のみ!
髪型がサイコ刈りで、体格が良くてカーゴパンツだったからね。
その他はSNAKEPIPEだけが「その道のヤツ」だったよ。
ROCKHURRAHは「今日はユル目の服装にする」と言って、ブーニーハットかぶったくらいであんまり気合入れてなかったからね。
やっぱりミリタリー映画鑑賞の時には正装しないと!(笑)

早い時間の上映だったせいか、客の入りはまばらな感じ。
180人程度のキャパで、半分も埋まってなかったんじゃないかな。
雛壇状態の椅子は前の人の頭が気にならないので良いよね。
と言っても、SNAKEPIPEの前には人がいなかったんだけど。(笑)
全体的に年齢層高めのお客さんが多かったせいか、マクドナルドのポテトの匂いがするとかお喋りが気になるなど不快な思いをすることがなかった。
映画上映前にもマナーに関する注意喚起もやってたしね。

長ーい新作映画情報を見終えた後、ついに本編「ネイビー・シールズ」の上映が始まった。
そもそも「ネイビー・シールズ」って何?という方のために、その説明から始めてみよう。
「ネイビー・シールズ」とはアメリカ海軍の特殊部隊で、アメリカ陸軍の特殊精鋭部隊であるグリーンベレーデルタフォースと並び、米軍最強とも噂されるほどの部隊なのである。
死者さえ出るという訓練は過酷で、米海軍の中でわずか0.5%だけが残る精鋭部隊とのこと。
Wikipediaに訓練の詳細が載っているので確認してみると、最初の体力測定で
・1500フィート(457m)を12分30秒以内で横泳ぎまたは平泳ぎで泳ぐ
・2分以内で腕立て伏せを42回、同じく2分以内で腹筋運動を50回行う
・1.5マイル(2.4km)をブーツを履いて11分30秒以内で走る
と書かれてるんだよね。
これ、まだ始まりだからね。(笑)
訓練の状況を読んでるだけでも、その過酷さが伝わってくるよ。
基礎訓練から最終訓練までおよそ2年半かけてやっと人間離れした肉体と、どんな環境にも負けない精神力を持ったシールズ隊員として認められるんだって。
そんな最強の兵士達で構成されている「ネイビー・シールズ」だから、今まで活躍した作戦もいっぱいあるんだよね。
最近では2011年5月のウサーマ・ビン・ラーディン殺害作戦が有名だね。

「based on actual U.S. Navy Seal Missions」
とキャプションが入るこの映画は、銃、ハイテク兵器、戦闘機、潜水艦、戦術、そして現役のシールズ隊員が出演する、という全てが本物で作られている。
「実物」という言葉に弱いROCKHURRAHとSNAKEPIPEは、もうこの時点でよろめいちゃうんだよね。
「実物!なんて甘美な響き!」って感じで。(笑)
機密情報が漏れ過ぎる、とアメリカ国防総省に抗議の電話が相次ぐ、なんてエピソードもヨダレもの!
更に役者ではない、現役隊員が出演してる映画なんて今まで聞いたことないからね。
フルメタル・ジャケット」の鬼教官役を演じたR・リー・アーメイが海兵隊員だったけど、俳優デビューは退役後だったみたいだし。

映画「ネイビー・シールズ」のあらすじをまとめてみようか。
南米の麻薬王クリストと東南アジアの国際テロリスト、アブ・ジャバールとの関係を探るべく、医師を装ってコスタリカに潜入したCIAの女性エージェント、モラレスが何者かに拉致されてしまう。
すぐさまネイビー・シールズのローク大尉率いる「チーム7」がモラレス奪還に急行。
そして鮮やかに任務を遂行し、みごとモラレスの救出に成功する。
その過程でアメリカを標的にした大規模なテロ計画が判明。
ネイビー・シールズは、史上最大規模のテロを阻止するため、再び行動を開始する。
とまあ、本当にありそうな麻薬とテロに関連する話なんだよね。
恐らく現実にも同じように鮮やかな作戦を遂行して、人質救出やテロリスト撲滅作戦に参加してるんだろうね。
フィクションではなくて、まるでドキュメンタリー映画を観ている気分で手に汗を握ってしまったSNAKEPIPE。
迫力満点なんだよね!



映画の中で気になったのは、やっぱりファッション!
一体どんな迷彩をどういう組み合わせで着こなしているのか、には最大の関心があるからね!
ROCKHURRAHも同じだったようで、鑑賞後にあれこれ感想を語り合ったよ。
ちょっと判り辛いかもしれないけど、上の写真は敵に見つからないように水中を静かに移動ながら前進するシーン。
ここではブーニーハットをかぶったまま水中に潜り、また顔を上げている。
ブーニーハットに水が溜まっていない!これは大発見だ!(笑)
ここで使用していたのはマルチカム迷彩かな?
潜水艦の中ではウッドランドのBDUやデザート・マーパットのシャツを着用していて、結構隊員の好みで服装を選んで良いみたいね。
確か「ハート・ロッカー」の中でも複数の迷彩を組み合わせて戦地に赴いてるようなシーンがあったから、こういう着こなしが現実に近いのかな?
映画の中ではいくつもの場所に赴いていたから、その場所に合わせて迷彩を選んでいるんだろうね。


湿地帯のようなジャングルでの潜伏では、簡易式(?)ギリースーツを着用。
全身を毛で覆ってるんじゃなくて、ところどころに長い毛を付けてるんだよね。
もちろんスナイパーベールも活用されてた!
こういう細工は、各自が工夫して作り上げていくんだろうから大したもんだよね。
当然のことながら、スナイパーとしても凄腕!
「5時の方向に一人!」
なんて相方に言われると即座に発射。
この時の音が「プシュ」とか「シュッ」みたいなの。
で、一発で敵に命中。実弾、恐るべし!
以前これもまた「めざましテレビ」に「ゴルゴ13」のさいとう・たかをが出演して
「弾の音って実際は結構間抜けな音なんですよ。バキューンなんて派手な音は漫画の世界だけ。あ、私が始めたんですけどっ!」
なんて嬉しそうに自慢のライフルコレクションを前に語っていたっけ。&
ん?SNAKEPIPEの情報源は「めざましテレビ」なのか。(笑)


そして湿地帯で潜んでいる写真右の人物が手にしているのがリモコンなんだよね。
これは低高度から高度300m付近まで飛行可能、CCDカメラと赤外線ナイトヴィジョンカメラを搭載する無人偵察機レイブンを操縦しているところ。
上がレイブンが飛行してるシーンね。
このレイブンがすっかりお気に入りになってしまったSNAKEPIPE。
高性能ラジコンって感じで、とてもカワイイんだもん。(笑)
実際に所持したところで、空中からの映像見てどうするわけじゃないけどさ!


そしてこれがレイブンから見た映像。
データが右下に出ていて、上から人物を確認している様子が分かる。
なんだかこれだけ見てるとまるでゲームみたいだよね。
カワイイなんて言ってるけど、実際にアメリカでは陸・海・空軍、そしてオーストラリア、イタリア、デンマーク、スペインで運用されているとのこと。
気になるお値段は、日本円で約280万円とパンフレットに書かれてるよ!
ちょっと欲しいってレベルじゃなかったね!(笑)

「シールズ隊員とその家族が犠牲を払っている事実を知って欲しい」という思いから映画を製作した、と監督がインタビューで語っている。
1年のうち家族といられる時間は2ヶ月だけで、それ以外の期間は任務に就いている隊員達。
家族といられるわずかな時間を精一杯明るく楽しく過ごしているシーンも映画の中にあり、せつなくなってしまった。
自分を守るため、家族を守るため、ご近所さんを守るため、と守る範囲を広げていくと体を張って国を守るというのが目標になるんだろうか。
ただそのために遠距離でずっと心配して、待ち続ける家族がいるのは矛盾している気がする。
これも実際の、現実の話なんだよね。
そしてもう一つ驚いたのは、映画の中での黒幕である麻薬王クリストにも同様に愛する家族がいることだ。
「家族がどうなっても良いのか」とシールズ隊員に脅されるとあっけなく降参。
他人には残酷なことをしても、やっぱり家族のことは大事だし、愛情を持ってるんだよね。

国際テロリストであるアブ・ジャバールには家族が見当たらず、正真正銘、根っからのテロリストのようだった。
麻薬王クリストの目的は最終的には金儲けだったのに対して、アブ・ジャバールを突き動かしているのは破壊願望。
利益の追求じゃないところが本当に怖いんだよね。
ただどうしてテロなのか、敵をアメリカに設定したのは何故なのか理由は明確にされていなかったね。
このテロリスト役を演じたのはJason Cottleという俳優みたいなんだけど、テロリスト顔とでも言ったら良いのかハマリ役だったと思う。
Cthulhu」(2007年)というホラー映画に出演しているようね。
写真で見る限りでは、その映画の時も坊主頭だよ!(笑)
次はどんな役で出演するのか楽しみだね。

映画「ネイビー・シールズ」を観て思ったのは「やっぱりアメリカはすごい!」かな。
例えばイギリスの陸軍特殊部隊SASも、過酷な訓練で知られた世界最強と呼ばれる、各国に存在する特殊部隊の手本となっている部隊だけどね!
参加した作戦を見るだけでも、ネイビー・シールズの活躍ぶりに比べるとSASはやや少なめな感じがしちゃうのは気のせいだろうか。

では最後にネイビー・シールズの標語を転記して終わりにしてみよう。
Ready to Lead,
Ready to Follow
Never Quit
the Only Easy Day Was Yesterday
It Pays to be a Winner

やっぱりすごいな、ネイビー・シールズ!

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