Naonシャッフル 第1夜

【スティッフ・レーベルの看板娘二人。絶対話が合わなさそう】

ROCKHURRAH WROTE:

あまりにも歴史が長く深遠な世界だったので今まで語る事をしなかったが、今回は女性のロック特集でもしてみようか。 地球上の人類の半分くらいを占めているはずの女性がロックをすなるのは当たり前の現象で、正統派もいれば変わり者もいるのはどこの世界とも共通している。

そういうわけで何回になるか見当もつかないが、女子ヴォーカルという大まかなテーマ以外は特に決めずに気ままに書きたい事だけ書いてゆこう。ROCKHURRAH RECORDSの一大理念(大げさ)というかお約束で、やはり70年代パンクから80年代ニュー・ウェイブの時代限定でね。

Lene Lovich & Rachel Sweet

おっと、いきなりこれ持ってくるか?パンク、ニュー・ウェイブで女性シンガーと言ったらまずはスージー&ザ・バンシーズあたりじゃないのか?という意見は多いはずで、確かにそれが第1回目に相応しいかも。がしかし、なぜか今回のROCKHURRAHのくくりは「強くて張りのある歌、そして時々ダミ声」というテーマに先程決定したんだよね。その辺の気まぐれ心情は本人以外誰にもわかるまいて。だから今日はこういう感じにさせてくんなまし。

70年代、パンクの時代にとても有名だったスティッフ・レーベルはラフ・トレードやチェリー・レッドなどと共にインディーズ・レーベルの先駆け的な存在だった。ここに書くだけで数十行にはなるだろう(だから敢えて書かないが)有名アーティストを数多く抱え、音楽ファンの熱い視線を受けていたのがスティッフだったのだ。 そのスティッフが同じ年、1978年に対照的な二人の女性シンガーを世に送り出した。 それがリーナ・ラヴィッチとレイチェル・スウィートだ。

リーナ・ラヴィッチは現在ウィキペディアで調べると生い立ちとかすぐにわかってしまうけど、彼女がデビューした78年には当然インターネットもなく、ほとんどの雑誌メディアとかではハッキリした事がわからないミステリアスな女性シンガーというような扱いだった。デビュー・アルバムも「Stateless(国籍ナシ)」だし。 美人と言えるのかどうかの判断は見た人の感想にお任せするとして、かなりハッキリした顔立ち、そして三つ編みがトレードマークだった。東欧系、あるいはジプシーの占いばあさんを思わせるようなルックスですな。というか東欧系は実際なんだけど。

パンク以降の女性アーティストの特色としてはまず、目立つ事とファッショナブルである事が話題になる条件だったと思う。ジャニス・ジョップリンの時代ならまだしも、いくら歌がすごくてもニュー・ウェイブ世代でジーンズにTシャツ一丁で熱唱するヴォーカリストはこの時代には皆無に近かったんじゃなかろうか? そういう時代も踏まえて、このリーナ・ラヴィッチの謎めいたスタイルはそこそこ成功したと思える。強烈にヘンな部分はないけど無理やりイメージ作りしましたという感じはしなかったからね。 ROCKHURRAHは歌ってる映像もリーナ・ラヴィッチのハッキリしたルックスも良く知らなかったけど彼女のアルバムを聴いて「これぞ確かにニュー・ウェイブ(それ以前のロックにはなかったもの、という意味で)」だと狂喜したものだ。何もかも終わってしまった時代の人にはかわいそうだが、何か新しいものが生まれる瞬間に居合わせた興奮や高揚感はこの時代の誰もが感じた事だろう。

リーナ・ラヴィッチを聴くと、当時のパンク、ニュー・ウェイブをアイワのカセットボーイ(ウォークマンの亜流みたいなもの)に入れて原付バイクに乗り、小倉の埋立地に一人で行ってはずっと聴いていた我が少年時代を思い出す。ターンテーブルでもなく自宅のステレオでもなく、アウトドアで聴く90分の音楽トリップ、これが生活の基本だったなあ。

話が逸れてしまったが、リーナ・ラヴィッチの歌い方には結構強烈なものがあって、ロカビリーでよく使われるヒーカップ唱法をうまく取り入れているのが特徴。声が途中で裏返ってしゃっくりみたいになる歌い方ね。この歌い方は可憐な声よりは野太いダミ声にやはりピッタンコなので、彼女は自分の声の特色を最大限に活かす事に成功したわけだ。演奏や曲にはロカビリー色はなく、シンセサイザーやサックスなどを導入してはいるが、いわゆるパワーポップ的なノリで小難しい部分はない。

「Lucky Number」は1stの一曲目で初期の代表曲と言える。この後、髪型や服装が多少変わったりするけど、彼女の歌い方や奇抜な表情とアクション、それらの全ての基本形は既に完成されている。数々のアート・スクールを渡り歩き、サルバドール・ダリの家にまで押しかけたという過去を持っているらしいが、確かにダリ直伝のビックリしたような表情の影響が感じられる(なわけないか)。

「Say When」も同じ1stアルバムに入っている大好きな曲。後の時代のカウパンクと呼ばれるような音楽の原型とも言えるべき見事なヒーカップ。この時代からROCKHURRAHはこういう傾向が好きだったんだな。途中にビートきよしの「やめなさい!」みたいなポーズが多用されていて一体何を表現したいのかわからないが、とにかくヘンなのは確か。しかも後にトイ・ドールズが確立した体操アクションまでやっているよ。

この手のキワモノ路線は最初のインパクトが強いけど飽きられるのも早いのが世の流れ。リーナ・ラヴィッチは後からどんどん出てきた女性シンガーの中であまり目立たなくなってしまったが、手を変え品を変え生き延びてメジャーにならなかったから、それがまた尊いんじゃなかろうかとROCKHURRAHは思うよ。

レイチェル・スウィートについては最初、リーナ・ラヴィッチほどにはインパクトを受けなかった、というのが正直なところで、彼女について思い出したのは他の事がきっかけとなった次第だ。

このブログでも前に書かれているが、SNAKEPIPEは悪趣味映画の帝王、ジョン・ウォーターズ監督の映画が大好きで、ほぼ全作品を観ている。ROCKHURRAHは「ピンク・フラミンゴ」とか「クライ・ベイビー」「シリアル・ママ」などは観ていたんだが、監督について何かを知って観ていたわけではなく、たまたまの偶然。で、SNAKEPIPEと知り合い一緒に何本か観たわけだが、その中の有名な一本が「ヘアスプレー」だった。数年前に別の監督がリメイクしているが、オリジナルはこのウォーターズ版というわけ。

ブロンディのデボラ・ハリーやカーズのリック・オケイセックが俳優で出てるし、音楽はウォーターズの趣味を全面的に反映した50’s〜60’s調。ミュージカルとしても大変面白い映画だったが、そのテーマ曲を歌っていたのがレイチェル・スウィートだったのだ。レイチェル・スウィートを知らなかったSNAKEPIPEと「ヘアスプレー」を知らなかったROCKHURRAHが一緒に観た事によって、数十年ぶりにこの名前が浮上したというだけの話なんだが、こんな事でここまで長く書けるのもなかなかすごいな。

さて、レイチェル・スウィートはオハイオ州アクロンの出身で顔立ちもアメリカのアイドル風、無国籍で怪しいリーナ・ラヴィッチとはとにかく対照的だった。1stアルバムのジャケットを見る限り、どう見てもニュー・ウェイブ系の女性シンガーとは思えなかったんだが、なぜかイギリスのスティッフ・レーベルから売りだしたのがミスマッチ。同郷の偉大なバンド、DEVOがヒットしたもんだから「何かわからんがアクロン、すげえ」などと思って一緒くたに輸出されたのか?えっ、違う? しかし歌を聴いてみると納得、かわいい顔立ちからは想像つかないような、結構コブシの効いた歌いっぷりは堂々としてるもんだ。 まあ、天才子役シンガーみたいなもんで子供の頃から既にカントリーの世界で歌っていたらしい。50年代に活躍したぶっ飛び姉弟ロカビリー・デュオ、コリンズ・キッズなどの前例もあるし、珍しい事ではなかろう。 それがティーンエイジャーになってスティッフから売りだされた時は、アメリカ伝統のガールズ・ポップ要素のある女性ロック・シンガーという路線だったんだろうけど、とにかく当時はニュー・ウェイブの新奇な部分を追い求めていたROCKHURRAHにはその路線があまり興味なかったわけだ。 2ndでは1stのかわい子ちゃん(死語?)っぽさをバッサリ切り捨てて突っ張った女を演出してみたが、これもまた何だか中途半端だと思えた。ダムド「New Rose」のカヴァーとかは良かったけどね。 結局、このレイチェル・スウィートはかなりパンチのある(またまた死語)歌声の持ち主だから、ロックでもR&Bでもカントリーでも何でもこなせただろうし、見た目と声のギャップで損してるタイプなのかもね。

そんな伸び悩みタイプのレイチェル嬢が一番自然に見えたのがこの「ヘアスプレー」だ。映画本編には出てなかった(と思う)んだが、このプロモ映像を見る限りでは出演者でも充分いけたんじゃなかろうか。ニュー・ウェイブ世代でもトレイシー・ウルマンやマリ・ウィルソンなど60年代っぽさを取り入れたシンガーはいるから、その路線に徹底すればあるいはビッグになれたかもね。しかし88年の映像(この時、たぶん26歳くらいだと思うけど)なのに、ティーン時代よりもさらに子供っぽい顔立ちになってるよ。まさに女は深遠。

というわけで今回はスティッフ・レーベル初期の女性シンガーに焦点を当ててみた。 やってる事や展開は「時に忘れられた人々」シリーズと全く同じという気がしないでもないが、たぶん気のせいでしょう。ではまた来週。

イ・ブル展~私からあなたへ、私たちだけに~

【森美術館の情報サイトに掲載されているトレイラー】

SNAKEPIPE WROTE:

2月から森美術館で開催されているイ・ブル展に行ってきた。
この展覧会は、年末に鑑賞した「メタボリズムの未来都市展」の時から知っていて、長年来の友人Mと「面白そうだから観に行こうね」と約束していたもの。
今まで様々な現代アート展を鑑賞しているSNAKEPIPEだけれど、韓国人アーティストについてはよく知らない。
韓国大好き!な友人Mでも、さすがに韓国のアートシーンまでは詳しくない模様。
二人揃ってイ・ブルのことをほとんど知らないまま展覧会に出かけたのである。

ここで少しイ・ブルの経歴について書いてみようか。
1964年ソウル生まれ、ソウル在住。
弘益(ホンイク)大学で彫刻を専攻。
1990年代後半よりニューヨーク近代美術館を始めとする、世界各国で作品を展示。
1998年にはグッゲンハイム美術館のヒューゴ・ボス賞の最終候補に残る。
アジアを代表するアーティストとしての位置を確立する。

イ・ブルのHPを見ると、どうやら2011年の1月に東京都現代美術館で鑑賞した「Transformation展」にも出品しているとのこと。
ってことは、既に彼女の作品を鑑賞したことがあったんだね。(笑)
現代美術館のHPで調べてみたらちゃんと載ってる!
2000年の作品「クラッシュ」が展示されていたようね。
全然記憶に残っていなくてごめんね、イ・ブル!
現代美術館HPに解説が載ってるんだけど、イ・ブルの作品についての簡潔で解り易い文章だと思うので転用させて頂くことにする。

イ・ブルの作品は、有機的な身体と機械との融合や、四肢などが異常に発達した動物的身体など、異形の彫刻を特徴としている。
彼女はこれらの身体を純白に、時には彩りを加え、光沢のある滑らかな質感で美しく仕上げることで、生命が必然的にもつ腐敗し滅びゆく一過性を超克しようとする普遍的な願望を投影している。

今回森美術館で開催された個展において、すべての作品に共通する解説ではないかもしれないけど、主旨は上の文章に凝縮されているように思う。
「異形の彫刻」とは一体何なのか?
作品を紹介しながらまとめてみたいと思う。

会場入ってすぐに目に飛び込んできたのが、モンスターシリーズ!
うりゃっ、まさに異形だわい!
天井から吊り下げられている2体(?)の他にも何体かの生息を確認。(笑)
布の中に綿を詰め、その上からアクリル絵の具で着色しているみたい。
これは説明書きを読んだ後で知り得た情報だけど、目の前にこんな立体物があったらかなり不気味に思うこと間違いなし!
上述した現代美術館の説明にある「四肢などが異常に発達した動物的身体」のようなので、未知の生物だから驚くのも仕方あるまい。(笑)
天井から吊り下げられていた赤い未知の生物は、どうやら着ぐるみだったようで、イ・ブル本人がその着ぐるみを着て街に出ているパフォーマンスも写真で展示されていた。
場所が日本だったようだけど、こんな着ぐるみ着た人に遭遇したらSNAKEPIPEは逃げるかも!(笑)
このパフォーマンスを行なっていた時期が、韓国では民主化への移行期で、という説明がされている。
両親が政治思想犯とみなされていて、常に監視され生活の範囲を規制された環境で育ったというイ・ブルは「社会の不条理への怒り、生きることへの不安、心の闇といった実体のないものを形にする」試みとしてこの作品を制作したとのこと。
韓国の歴史に詳しくなくても、そんな状況での生活はさぞ苦しかっただろうと想像できるよね。
作品だから触っちゃいけないんだけど、プニプニ感を試してみたい誘惑にかられたSNAKEPIPEだった。

今回の展覧会の中でSNAKEPIPEと友人Mが最も反応した作品がこの「Infinityシリーズ」。
ステンレス、鏡、ポリウレタン、アクリル、そしてLEDライトなどを素材として使用した、なんとも重厚な機械部品のような立体作品である。
鏡を使うことでずっとずっと遠くまで続いていくような感覚に襲われる。
左の写真のように立てた状態での展示と、床に寝かせた展示方法の2種類があった。
覗きこむ床バージョンよりも、立てた展示のほうが好みだったSNAKEPIPE。
「これ、欲しい!持って帰りたい!」
というSNAKEPIPEに
「そお?私はいらない」
とそっけない友人M。
えっ、今カッコいいーっ!て一緒に叫んでたじゃん!
欲しくはないんだ?(笑)
ROCKHURRAHにこの作品について説明をしていると、
「写真で観る感じではゾイドみたいだね」
と言う。
ゾイドというのは、1980年代にトミー(現タカラトミー)が生産し、アメリカ現地法人であるトミーコーポレーションが「ZOIDS」として発売した玩具だそうで。
動物をモチーフとする架空の兵器をパーツで組立て、動かすこともできるらしい。
現在も販売されているようなので、ご存知の方も多いのかな?
ROCKHURRAHは、その初期型ゾイドにイ・ブルの作品が似ていると言う。
残念ながら初期型ゾイドの画像はネット上で発見できず、似ているのかどうかについてよく分からないSNAKEPIPEだけど、1980年代後半に人気があった商品だったらイ・ブルが知っていてもおかしくないかもね?
いやあ、それにしてもカッコ良い作品だったな!

イ・ブル展には「キラキラした作品」がたくさん登場する。
ビーズやガラス、鏡などを多用した女性らしさを感じる作品である。
「ブルーノ・タウトに倣って(物事の甘きを自覚せよ)」というタイトルの左の作品も、キラキラ・シリーズである。
床面の鏡と合わせて鑑賞することで、より効果的。
床面を鑑賞すると、外側からは見えなかった部分を見ることができたのが面白かった。
もしかしたらこれが狙い?
この作品を観た瞬間に思い浮かんだのが、The Doorsの「クリスタル・シップ」。
Before you slip into unconsciousness(あなたが無意識空間をさまよう前に)から始まるこの曲は、本当にこの作品にピッタリかもしれないね?
チェーンだけで吊られているので、ちょっと揺れたらグラグラ動いてもしかしたら落ちて壊れてしまうのではないかという「あやうく儚い美しさ」を感じる。
ビーズという小さな素材をふんだんに使用し過剰にすることで、ビーズはチープでなない圧倒的な存在になるという思想らしい。
「チリも積もれば山となる」みたいな感じね。
更にビーズ細工が女性の安価な手仕事、という意味も含んでいるとのことで、もしかしたら性差別に対する抗議でもあるのかな?
近づいてじっくり鑑賞し、ビーズ細工が細かくて大変な作業だね、と友人Mと言い合う。
キラキラ系の作品はとてもキレイだったよ!

イ・ブル展には他にもサイボーグシリーズやカラオケポッドなど、機械っぽいモチーフも展示されていた。
ここらへんが「現代アート」だな、と感じるよね。(笑)
サイボーグシリーズはアニメや映画からの着想で、現代版ミロのヴィーナスとして制作された彫刻だそうで。
カラオケポッドは一人用の実際の車が展示されていて、完全個室で思い切り歌える空間が用意されていた。
カラオケボックスでよく見かける歌詞付きのビデオもイ・ブル作。
このビデオはちょっと意味が解らなかったなあ。
ただ3曲収録されていたうちの1曲は「Nothing Compares 2 U」だったんだよね。
イ・ブルがこの曲を選択したのはなんとなく理解できるけど、あんまりカラオケで歌いたくない曲じゃない?(笑)

以前鑑賞したことがある韓国人アーティストは2010年「医学と芸術展」でイ・ビョンホという作家の作品だったみたいね。
あの作品も腰を抜かす程怖い作品だったことを思い出す。(大げさ?)
今回のイ・ブル展もその斬新さ・奇抜さに大変衝撃を受けたSNAKEPIPEなので、これからも色々な国のアーティストの作品を鑑賞していきたいね!

SNAKEPIPE SHOWROOM 物件4 高額物件編

【メガ・ミリオンズがダメならあとはラスベガスのカジノか?】

SNAKEPIPE WROTE:

先週アメリカで話題だったのが「メガ・ミリオンズ」という6つの数字を組み合わせるタイプの宝くじ。
なんとアメリカでの史上最高額である6億4000万ドル、日本円にして約530億円の当たりが出たというから大騒ぎになるのも当然だよね!
日本のグリーンジャンボは一等前後賞合わせて5億円だったけど、さすがアメリカ、規模が違うんだね。(笑)
さて、今回のブログは「SNAKEPIPE SHOWROOM」の第4弾として、世界で最もお値段の高い物件(2011年度版)をお知らせしてみようと思う。
宝くじが当たったらまず何をする?と質問されたら、恐らく「家を買う」と答える人が多いんじゃないかな?
「メガ・ミリオンズ」が当たって、530億円が手に入ったら、と想定して検証してみようか!(笑)


世界のお高い物件第10位にランクインしたのが、トランシルヴァニアとヴァラキアの境界線上にある通称「ドラキュラの城」(①)。
ブラム・ストーカーの作品「吸血鬼ドラキュラ」に登場するドラキュラ城のモデル、ということから付いた名前のようだけど、本当の名前はブラン城
地理がよく分からないSNAKEPIPEなので、簡単にいうとルーマニアにあるんだね!
1980年代より博物館として運用されていたらしいけど、所有者が売りに出している模様。
全部で57部屋、ベッドルームは17部屋完備。
バス・トイレ付きなのかどうかは不明だけど、アンティーク家具はセットらしい。
うーん、方向音痴のSNAKEPIPEだったら城の中で迷子になるかもしれないね?
城の内部写真があまり手に入らなかったから、詳しいことは分からないんだけど、裏庭とか地下室には何かありそうな感じがするよね?(②)
こんなにピカピカ状態を保つには、一体何人使用人を雇えば良いのやら?(③)
お値段は135ミリオンダラー、日本円で約110億円。
ドラキュラマニアとか、ちょっとした話題作りに良いかも?(笑)


さてお次は、10位以内にランクインした物件の中でSNAKEPIPEが気になったこちら。
少し順位が飛ぶけど許してね。
第3位にランクインしたのがロンドンにあるアパートメント。
日本でいうところのアパートと違って、海外ではマンションのことをアパートメントっていうんだよね。

このマンションの最大の特徴は強固なセキュリティ部分。
防弾ガラスを使用した窓、毒ガスを防ぐことができる空気清浄機能、SAS訓練を受けた警備員が24時間配備されていて、室内にはパニック・ルームが完備されているとのこと。
びっくりするほど大げさなセキュリティのように感じてしまうけど、そこまで万全にしないと生活できないような狙われやすい人物が住むってことなのかなあ?
ちなみにSASというのはSpecial Air Serviceの略で、イギリス陸軍特殊空挺部隊のことを指すらしい。
そこでの訓練を受けた警備員が配属されている、ということなんだね。
とっても興味のある分野!あとでまた調べてみよう。(笑)
そしてパニック・ルームは、デヴィッド・フィンチャー監督の映画で観たことあるからなんとなく想像できるよね。
きっと立派なシステムなんだろうね!

ロンドン中心部にあって、眺望も最高!
さて気になるお値段は200ミリオンダラー、日本円にして約164億円也!
530億円あるなら考えてもいいか。(笑)


そして堂々の第1位はインドのムンバイにあるこちらの物件!
ムンバイ、いいばい!よか塩梅ばい!(意味不明)
これはMukesh Ambani氏の家なんだって。
どうやらこのMukesh Ambani氏という人物、インドの実業家で世界長者番付にも顔を出すほどの大富豪!
そんな大金持ちが所有するビルディング全体像がこの画像。(①)
なんとも近未来的な雰囲気だよね。
本来であれば60階建てに出来るにもかかわらず、階ごとの天井を高くするために27階建てにしたそうである。
なんとも贅沢な空間の使い方!
贅沢はこれだけじゃないようで、芸術的な居住空間はもちろんのこと、ゲストルーム、水晶のシャンデリアが飾られたボールルーム(②)、ラウンジ(③)、劇場、プール、氷室(?)、ヨガスタジオ、そしてヘリコプター発着場まで完備!
なんとこのMukesh Ambani氏、車を168台所有しているそうで、専用駐車場も当然のように完備だよね!
氷室っていうのが謎だけど、もしかしたらいつでもスキーやスノーボードができるザウスのような設備なのかな?
この住宅を維持するために必要な使用人はなんと600人だって!
計算してみると、27階建てだからワンフロアに平均22人の使用人がいるってことだね。
使用人達は通いなのかな?泊まりなのかな?
などと関係ないことまで考えてしまった。(笑)
さてさて、この世界一豪華な物件のお値段は?
1ビリオンダラー、日本円にして…ええっ、826億円?!
530億円持ってても足りなかったか!(笑)
もう一回「メガ・ミリオンズ」当てないとね!

がっちりBUYましょう!vol.6 5.11 Tactical編

【製品の丈夫さを強調し過ぎてバカバカしく面白い、5.11のCM】

ROCKHURRAH WROTE:

この企画のvol.4で「ミリタリーもやっているアウトドア・ブランドのバッグ(でも完全ミリタリーじゃない)」という妙な特集してしまったが、今回はその最後に登場したブランド、5.11について書いてみよう。
あの時はまだ購入前だったから、その使用感レビューも書けなかったもんな。

この5.11について格別詳しいわけじゃないし、プロでもマニアでもないんだが、持ってるものについてくらいは書けるはず。

5.11とは元々ロック・クライミングにおける難易度をあらわす数字だそうで・・・などという話は大半の人にとっては面白くないだろうからすっ飛ばしてみよう。え?割愛しすぎ?

ミリタリーの服装が好きでそれ系のサイトをチェックしてる人だったらこの5.11のロゴを割と良く見かけるんじゃなかろうか?そう、5.11の創始者(?)ロイヤル・ロビンスは元々アウトドア・ブランドを展開していたのだが、アウトドアの世界ではなくてFBIとか警察、軍事関係者に好まれてビッグネームとなってしまったという経緯がある。そういう特殊な任務の人が身につけるマニアックなものを作りまくっているのが5.11というわけだ。ちなみにROCKHURRAHの故郷、小倉にはニューロビンロイヤルという洋服屋があるが、もちろんロイヤル・ロビンスとは何も関係ない(当たり前)。
いわゆる軍モノというのとはちょっとニュアンスが違うけど、限りなく近い位置にある民生品(一般人が買えるモノ)という感じ。
ただしネットショップでは良く見かけるけど、これを実際の店舗で在庫として持ってるところは限りなく少ない。ROCKHURRAHもさんざん探してようやく取り扱いしてる店舗を見つけたけど、すべての色やサイズがあるわけではなくて、ややガッカリしたもんだ。このメーカーを買うんだったら海外から直接通販した方がいいのかもね。


RUSH MOAB 10

さて、前回にレビューを書けなかったバッグがこれだ。無事に届いたはいいけど、結局2ヶ月半くらいは待たされた。何度も買ってる人なら「これくらいは当たり前だよ」と言えるかも知れないけど、船便じゃあるまいし、このご時世にこんなに待たせる商売があるとはビックリ。
バッグは申し分ないくらいに機能的で気に入ってるけど、代理店の対応がイマイチだったなあ。

このバッグについての名前の由来は前にvol.4で書いたけど、簡単に言えば要人警護とかの特殊任務の人が街中に潜んで目立たない、という目的のバッグらしい。斜め掛けのスリング・バッグだから、背中に背負った姿は微妙に傾いたリュックのよう。これを素早く前に回すと中身をすぐに取り出せるようになっている。メインの収納とその上の大きなポケットとの間に秘密の隠しポケットがついていて、そこから武器を一瞬で取り出して犯人に対抗する、という用途のために計算された仕様だが、一般人はただの便利ポケットとして使用して下さい。人の三倍の速さでSUICAが取り出せるとか・・・。
ちなみに肩掛けストラップは右でも左でもかけられるようになっている便利機能。左利きの人も大丈夫なのがさすが。使わない方のストラップは本体にきれいに収納出来るのが素晴らしい。この手のバッグは余ったストラップがでろんでろんに垂れてしまいがちだからね。

前の小さいコンパートメントは様々なものが入るように小分けされてて便利。これはこのバッグに限らず、最近のアウトドア系のバッグでは常識だね。メインの方は底の方に巾着風のポケットがついていて、荷物が動きにくいようになっている。さらにメインのフタの裏側にこれでもか、と言わんばかりのメッシュ・ポケットが多数付いてて、薄手のものはかなり収納出来る。ごちゃごちゃした小物が多いROCKHURRAHにはうってつけだと思ってたが、フタを完全に開かないとアクセスしにくい場所にあるため、実際はあまり活用してないのが残念。整頓好きの人には理想的なバッグかもね。

写真ではわかりにくいけど、一番上の取っ手の下はサングラスなどを入れるケースになっている。ずっとサングラスを装着しっぱなしというROCKHURRAHはここに自転車用のライト前後を2つ入れてる。ストラップの一番上にはiPodや携帯など入れられるポーチが付いてるんだけど、これがクセモノ。後ろにかけた状態では首の真後ろ、前に回した状態だと脇の真下という変な部分に位置するため、中のモノを取り出すのが非常に困難なのだ。こんなところにすぐ手が届く人間がいるのか?
というわけでこの部分を活用した事は一度もない、無用のポーチという結果になった。取り外し自由で好きな部分に取り付け出来たらどんなに便利だったろう。これだけは開発者の意図が理解出来ないよ。

その他、ROCKHURRAHが使う事はないけどハイドレーション用のポケットも完備していて、雑誌や書類なども入れられる。さらにバッグの下にはストラップが付いてて、シュラフや着ない上着などをちょっとしばっておく事も出来る。写真見てわかる通り、軍用で使われるMOLLEシステムによってほぼ全面にポーチとかカラビナとか引っ掛けられるようになっていて、拡張性も申し分ない。

ストラップ上部のポッケはあまり意味なかったけど、もうとにかく、この機能性と無骨なデザインには惚れ惚れするバッグだ。潜入捜査とかが目的なのでかなり目立たない5.11のロゴしかないのも渋い、江戸っ子みたいだね。

弱点というか、見た目と機能性の割には防水性能は大したことなく、大雨の時には水が侵入してしまうのがイマイチなところ。完全防水ってほどの価格じゃない(この手のバッグとしてはかなり安い方)し、そんなに期待はしてなかったけどね。一番下に排水のための穴が開いてるから、濡れてもすぐ乾く、というような男らしいポリシーなのかね?

防災グッズとかが売れてる時代だし、そういう目的でこのバッグを購入したいと思った人も多いだろう。ただ、これが試着出来る店はほとんどないのが現状なので、苦労して入手してもらいたいものだ。似たような機能と見た目のバッグをマックス・ペディション(日本ではマグフォース)というメーカーが作ってるけど、こちらは比較的入手しやすいみたい。なぜか東急ハンズでも売ってるから、5.11にこだわらない人はそちらの方がいいかも。


CHAMELEON SOFT SHELL JACKET

こちらはカメレオンのように色が変わるソフトシェル、というわけでなくて、街中にさりげなく溶けこむ潜入捜査官の上着として開発されたもの。5.11にはコバートというシリーズの商品があるが、これはひそやかな、隠されたというような意味合いのもの。例えばコバート・カーゴ・パンツには隠しカーゴ・ポケットが付いてるとか、そういうシリーズだと考えてもらえれば良い。「俺は戦闘的な格好で武器だって持ってるぜ」というミリタリーな服装とは別の視点だね。カメレオン・ソフトシェルはコバートのシリーズかどうかは不明だが、目指してるのはそういう世界だ。

ソフトシェルとはゴアテックスなどの完全防水衣料ほどの防水性はない代わりに、適度な撥水性があり、伸びる素材によって着やすく、動きやすく、通気性があるアウターの事だ。軍モノ、アウトドア関係で大人気のアイテムだが、近年は普通の街着ブランドでも使っているものが多いな。個人的にもハイテク新素材大好きだよ。

ジャージとかアウトドアっぽいツートンカラーのものも出てるが、ROCKHURRAHのは黒一色のとても素っ気ないもの。表側には5.11のロゴも一切ついてない。かなり薄手のソフトシェルで裏側はメッシュと薄いフリースになってる。外人向けに作られたとは思えないほどスリムで丈も短く作られてて、実はROCKHURRAHには短すぎるほど。買おうと思ってる人はワンサイズ大きめの方がいいかもよ。

このカメレオンの最大の特徴は胸の二箇所と背中にある大きなジッパー・ポケット。
パッと見には普通の地味なソフトシェルで何の変哲もないんだが、この三箇所を開けて中のIDパネルを取り出すと「FBI」とか「POLICE」とか書いてあるという仕組みになっているのだ。IDパネルは無地の布が付いてるだけなので本気の人は別途FBIロゴを用意してね。FBI捜査官がイザとなったらこれを出して、身分をアピールするという使い方が正しいようだ。犯人と間違われて発砲されちゃ困るからね。
「日本人で一般人だから意味ないよ」と思うかも知れないけど、例えば自分でパッチとか貼って使うことも出来るから、そういう用途以外でも活躍出来るよ。こんな機能使わない人はベルクロ(マジックテープ)ですぐに取り外せるのも嬉しい。取ってしまえば普通のポケットとして使える。しかも背中はかなり大型ポケットだからチラシとかも余裕で収納出来てしまう。ライブ会場の入り口でフライヤー貰って、入れるところも捨てるところもなくて困った人もこれで安心。タクティカル商品なのにパンクでも使えるとは、5.11恐るべし。

こんな薄っぺらいジャケットなのに胸✕2、腰✕2、背中✕1、内側✕1(少し小分け出来る)と合計6箇所も収納部分があるし、密閉度が高いので見た目よりは暖かい。特に風が強い日などには最適だ。ライダース・ジャケット、いわゆるロンジャンと呼ばれる形でもお馴染み、後ろが少し長くてラウンドしたフォルムも素晴らしい。雨も多少は大丈夫だから、カッコよくて気軽に羽織れる高性能アウターを探してる人にはオススメ。
ただし、やっぱりどこでもは売ってない商品で、しかも着丈を確かめたい人は現物試着出来る店はほとんどないかも。短すぎ、小さ過ぎにご注意を。


PUSH+R BAG

ここからはROCKHURRAHではなくSNAKEPIPEの持ち物となる。ブラック&レッドの組み合わせ大好きなSNAKEPIPEが見た瞬間「これかわいい!」と一目惚れして買ったのがこのバッグだ。
本当はSNAKEPIPE本人がモデルの方が良かったけど、ムサい背中(しかも小太りに見える)でごめんなさい。

5.11が出してる赤や青の鮮やかなカラーのものはFIRE/EMSシリーズとの事で、消防隊や緊急医療チームが主に使うのを目的に作られている。要人警護や特殊部隊みたいに戦ったり潜んだりする目的とは違うから、その便利さも違った方向性というわけ。コバート系のように人目から隠すのではなく、むしろ消防、医療関係者ですよ、というのを強烈にアピールするための赤なのかね。5.11のロゴも目立つなあ。

写真ではわかりにくいけどストラップ以外の黒い部分は全て簡易MOLLEシステム状になっている。ここにポーチ類をあしらうも良し、何かを引っ掛けるも良し、という具合に使う人のセンスで色々と拡張出来るのがまず機能的なところ。公式サイトなどでは医療用のハサミやペンなどをこの部分に引っ掛けてたな。パッチを取り付けるためのベルクロも完備。

パッと見には小型のバッグだけど実は意外と収納力があって、マチの厚みもあるので結構色々なものが入る。これもRUSH MOABと同じく、細かく色んな場所に色んなモノを収納出来るのが素晴らしい。
メッセンジャーバッグのようにフラップを開けるとメイン・コンパートメントになる。中は仕切りやベルクロのポケットになっていて、やはり整頓好きにはたまらないだろうね。フラップの上にもジッパー・ポケット、さらに一番上のポコッと出た部分には小物やサングラスが入るポケットがある。至れり尽くせりだなや。

そしてこのバッグの一番の優れポイントは、両サイドに500ml程度のボトルが収納出来るポケットを完備している事だ。アウトドア系のバッグでは珍しくない機能だが、5.11のはそこが単なるメッシュ・ポケットとかじゃなくてジッパー開閉式のビッチリとしたもの。真ん中の取っ手を引いたら両方のジッパーが開閉出来るというギミックが非常に優秀でSNAKEPIPEもこの部分が大変お気に入り。カタログなどをざっと見たところ、このシステムを導入している5.11のバッグは他にないようだが、全てのバッグに採用して欲しい便利機能だ。

背中に直接当たる部分にどういう用途で使うのか不明な細いストラップとフックが付いているのだけが不可解。腹に回してバッグを固定、というようなものではないようだが、誰か知ってる人がいたら教えてもらいたいものだ。

弱点はRUSH MOABと同じで水に弱い事。やっぱりこちらも下に排水用の穴アリだよ。まあこれだけ隙間の多いバッグだから、撥水性のある布地に作る自体がナンセンス。「緊急事態に雨も雪も関係ないぜよ」という思想なのはわかるが、応急処置される側としては濡れた包帯イヤでしょうな。

ウチは赤がかわいいという理由でこのバッグにしたが、普通に黒、サンドベージュ、オリーブドラブなどのミリタリー・カラーも出ている。SNAKEPIPEの一押しバッグで、値段も手頃だから、今度ROCKHURRAHも色違いを買ってみたいものだ。しつこいようだが、実店舗で売ってる店はこれまた少ない。大人気で品薄というのとはまたちょっと違う世界だから、仕方ないのかね。


TACLITE 8 WATERPROOF BOOTS

これまたSNAKEPIPE所有のブーツ。誕生日にプレゼントしたものだ。本来なら本人が履くのが当たり前だが、撮影用にROCKHURRAHが無理やり履いたのが左の写真。1〜2サイズ小さめなのにかなり無理して着用したよ。でも履けてしまうのもすごくないか(笑)?

バッグとかなら男性女性関係なく持つ事が出来るが、服やブーツとなると別。通販じゃなくて実店舗で試着して確かめてから購入したいものだ。
というわけで探して買ってきたのがこのブーツ。アメリカでは4インチ(22cm)から販売してるので女性でも買う事が出来るのに、日本では大抵7インチ(25cm)くらいからしか売ってないのだ。日本でこんなブーツを好んで履く女性がほとんどいないから、販売店も男性客しか考えてないんだろうね。嘆かわしい。SNAKEPIPEには少し大きかったみたい。
しかし足首の部分はかなり狭くて、靴紐をキュッと閉めると脱ぎ履きが困難になるらしい。確かにROCKHURRAHが愛用しているベイツのタクティカル・ブーツと比べると、かなり細身でシャープな印象がある。個人的には履きやすさ抜群のベイツだけど、見た目はやっぱり5.11の方がカッコ良いなあ。人によって好みは色々だからこんな意見は参考にもならないね。

5.11はブーツにも力を入れていて何種類も出しているが、これは軽量で防水性を売り物にした新し目の商品。タックライトという軽量のカーゴパンツを出してるので、そのシリーズの一環なのだろう。見た目は全然防水に見えないが、裏地がちゃんと浸水を防ぐようで、雨でもひとまず靴下が濡れる事はない模様。ROCKHURRAHは自分の持ってるものから推測して、5.11はあまり防水が得意ではないと勝手に判断してるが、豪雨の時はどうだろうね?

この手のタクティカル・ブーツはとにかく機動性に優れたものが良い。本当だったら強度の面でダメなんだろうけど、脱ぎ履きが楽という点でサイドジッパーがやはり便利だ。靴紐を結んだ後にすっきり収納出来るのもスマートな機能でいいな。
足首の横の方にナイフ入れるための隠しポケットがついてるあたりも特殊すぎ、さすが5.11。


あまり調べず書けてラクそうだから選んだ今回の企画、思ったよりもずっと長くなってしまったな。その割には一般的には興味ない、面白くないの世界だろうから、この労力も報われない事になってしまう。
ROCKHURRAHお得意の「後半駆け足で文章がぞんざいになってしまう」という本ブログの特色は今回なかったな。いいかげんで中途半端を売り物にしてるのも問題だけど、あまりみっちりもヨロしくないなあ。これからもほどほどを目指してやってゆこう。