大人社会科見学—日光—

                   

【青い空、白い雲、緑の山、群青色の湖!ここは本当に日本だろうか?(笑)】

SNAKEPIPE WROTE:

「今年の誕生日プレゼントは何が良い?」
毎年ROCKHURRAHの誕生日前には聞く質問である。
大抵は迷い、少し時間を置いてから返事が返ってきたのに、今年は即答されたので驚いた。
「旅行に行きたい!」
日時はやっぱりROCKHURRAHの誕生日に合わせた日に決定。
残るは場所だけだ。
結婚前に行った思い出の場所も候補に入っていたけれど、今回は今まで行ったことがないところにしようということになった。
長い休みは取れないので、1泊2日。
飛行機を使えば北海道や沖縄も行かれるだろうけど、1泊ではもったいないよね。(笑)
それでは近隣の温泉地にしようということで、かなり具体的な土地の名前を挙げて検索を開始。
ただ温泉に浸かるだけではROCKHURRAH RECORDS流ではないので、散策できるプラスアルファがある温泉地を探すことにする。

そこで日光に決定した。
日光には温泉宿があり、滝や湖、建造物など訪ねてみたい場所がいくつもあるからね!
ちょっと変わった、ニューウェーブな温泉宿を発見したので、すぐに予約。(笑)
2011年に富士山が見える客室露天風呂付き温泉に泊まって以来、できるだけ同じような条件の宿を検索するようになっている。
今回も客室露天風呂付きを予約することができて良かった!
平日に休みを一日取って、浅草へ向かったのである。

浅草から出発するスペーシアは東武鉄道が運行している特急電車で、約2時間で東武日光駅に到着する。
東武鉄道のHPから特急券の予約ができるんだけど、非常に分かり辛いシステムになっていて、浅草駅で駅員に説明を聞きに行ってしまった。
予約できるのは特急券だけで、それは指定席券としても有効だけれど、乗車券は当日ICカード(suicaなど)で支払うんだよね。
予約した特急券は、特急に乗る前にスマートフォンなどで予約完了した画面を見せればOK。
あまり旅慣れていないROCKHURRAHとSNAKEPIPEには難しかったけど、最近の旅慣れたアクティブシニアには簡単だったのかも?(笑)
まごまごしながらも、ちゃんと指定した座席に乗り込み一安心。
下今市駅で途中下車して、各駅停車に乗って2つ目が東武日光駅だ。
途中で乗り換えなきゃいけないのでイマイチ!(ぷっ)

あっという間に2時間が経過し、お昼前には東武日光駅に到着。
着いてみてびっくりしたのは、外国人観光客の多さだった。
様々な国からのツーリストが日光を訪れているとは!
ROCKHURRAHやSNAKEPIPEは日本人のくせに、ほとんど馴染みのない場所なのにね。(笑)

まずは腹ごしらえ、と適当な店を探すことにする。
ステーキが有名な店に入ろうとした途端、車で来ていた団体客10人程が先にドアを開けて入っていくじゃないの!
人気店だから入ろうと思う人もいるだろうし、 騒がしそうだからやめておこうと考える人もいるよね。
当然のように(?)ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは後者で、もっとこじんまりした店を改めて探すことにした。
見つけたのは蕎麦屋さん。
米に新米があるように、蕎麦にも新蕎麦粉というのがあるのは知らなかった。
一日限定20食、新蕎麦粉で打った蕎麦が食べられるという。
店内は一人の客もいない貸し切り状態。(笑)
新蕎麦はうっすら緑がかった色合いで、香りも良くて美味しかった。
確かに蕎麦では外国人観光客も入ってこないのかもしれないよね?

少しお腹に入れたところで、日光東照宮を目指して歩くことにする。
駅から東照宮行きのバスもあったけれど、旅になると意外と歩いてしまうROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
小雨降る中、上り坂をえっちらおっちら頑張ったのである。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEのように車を使わず、ガイドブックも持たなかった観光客には、日光東照宮への道のりは不親切だったかな。
恐らくこのタイプは少数派だろうね。
マイカー族か、ツアーのような団体で来るか、駅からのバスを使うのが一般的みたい。
ほとんどの場合マイナー路線を好む傾向にある我らROCKHURRAH RECORDS、不屈の精神で歩き抜いたのである。(大げさ)

緩やかな上り坂を登って行くと、左手に真っ赤な橋が見えてくる。 橋の下には透明度の高い川が流れていた。
とても美しい風景にうっとり!
写真撮影をして楽しんでいると、横を大型トラックが走り抜けようとしていた。
地震か、と思うほど揺れる橋。
ROCKHURRAHは大丈夫か?と言いながら腰が引けている。
SNAKEPIPEよりも怖がっているのはROCKHURRAHのほうだったよ!

日光東照宮へは、そこから更に坂を上り、人に道を聞きながら歩き続けると、やっと正門に向かう砂利道になった。
最初に遭遇したのは遠足で来ている小学生が記念撮影している場面。
ここでやっと、SNAKEPIPEも小学生の時に来たかもしれないと思い出す。
そういえば、あの有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」の小さな木彫りをお土産にしたような?
あまりに遠い記憶なので、はっきりとは覚えていない。
今回が2回目かもしれない日光東照宮は、子供が鑑賞して面白い場所ではないと解る。
贅という贅を凝らし、寸分の隙もないほどの装飾は、観れば観るほど新しい発見ができるような細かい細工が施されている。
豪華絢爛の一言に尽きるね!(笑)
意匠を凝らした、こんなに素晴らしい建造物が観られるなんて本当に来て良かった!

思った以上に長い時間を日光東照宮で過ごしてしまったため、宿のチェックインの時間が迫ってきていた。
このままでは予定時間より、少しだけ遅くなりそう。
日光駅より徒歩15分という案内を知っていたので、一度宿に連絡を入れる。
すると宿の人は、徒歩では歩きにくい箇所があるので、今から車で迎えに行きます、と言う。
実は日光東照宮への往復で、足がパンパンになっていたSNAKEPIPE。
有難く申し出を受けることにしたのである。
宿までは車ではあっという間の時間だったけれど、徒歩では15分で着かなかっただろう。
送迎してもらって良かったなー!(笑)

その後は美味しい夕食を頂戴し、宿でゆっくり過ごしたのである。
宿のHPに、PS3が完備されているので、ゲームソフトやDVDをお持ち下さい、と書いてあった。
確かに温泉宿に泊まる時って、仕方なく地元のテレビを見て、どうでも良い時間を過ごす経験を何度もしてるからね。
映画鑑賞大好きな我らROCKHURRAH RECORDSには、もってこいのサービス!
せっかくの誕生日だから、ROCKHURRAHのリクエストにお応えしよう!
そして持参したのが、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」!(笑)
ゾンビ映画の金字塔的傑作である。
SNAKEPIPEは以前にも1度(ROCKHURRAHは数え切れない程)鑑賞しているけれど、今回改めて誕生日記念企画として大上映会を開催することにした。
宿のテレビはかなりの大型サイズだからね!
ところが、昔の映画にはよくある、画面サイズ比の変更ができないタイプのテレビだったようで、通常サイズよりも、やや横長の画面で鑑賞しなくてはいけなかったのが残念。

翌日は、華厳の滝行きを計画していた。
華厳の滝へは、東武日光駅前よりバスが出ていることは確認済みである。
時刻表も調べておいたので、準備万端!
きちんと早起きして、バスの時間に間に合うように送迎してもらい、無事にバスに乗車した。
このバスに約50分乗り、華厳の滝入り口まで行くのである。
バスに乗ってから気付いたのが、いろは坂を上っていくという事実。
SNAKEPIPEが説明するまでもないけれど、いろは坂とは、48の急カーブがクネクネと続く有名な坂道だよね!
ここでまた小学生だった時の記憶が蘇る。
体が左右に振り回される程の急カーブに、キャーキャー言っていたような?
実は乗り物酔いし易いSNAKEPIPEだけれど、あまりの揺れに興奮したのか、あの時は酔わなかったような?
さて、今回は大丈夫だろうか?

この日は止む予報だった雨が降り続き、山頂に向かうまでにも濃霧で、先が見えない悪天候だった。
濃い霧の中で急カーブを上るという、度胸試しのような状態になっていた。
上るにつれ、益々濃くなっていく霧。
うっすらと下方の風景がフェイドアウトしているように見える。
随分高いところに来たなあ!
カーブに激突とか、カーブを突き抜け転落、の心配をしていたおかげで乗り物酔いはしなかったよ。(笑)

華厳の滝には、バスを降りてから徒歩5分とのこと。
そんなに近くまで交通手段が発達してるとは、至れり尽くせり!(笑)
マイカー族じゃない観光客にも親切だよね!
ゴーッと音が聞こえる方向に歩いてみたけれど、濃い霧に包まれて何も見えない!
えーっ、せっかく来たのに!
ROCKHURRAHはそれでも動画撮影をしている。
音しか拾えない、霧しか映っていない動画のためか
「全く見えませんが、どうやらこの辺りに滝があるようです」
などとコメントまで吹き込んでいるではないか。
いくら何も見えないからって、ROCKHURRAHやり過ぎ!(笑)

華厳の滝には滝が良く観られるように、エレベーターが設営されている。
エレベーター前にあるモニター画面で確認すると、ちゃんと滝が映っているじゃないの!
係りの人に聞いてみると、エレベーターを使い、滝の真正面からだと滝が観られるとのこと。
そこで早速エレベーターで100m降りて、滝の正面へと向かう。
この滝へと続くトンネルの中が非常に寒い!
なんと12℃だというから、半袖の人は震えるだろうね。
防備していた我らROCKHURRAH RECORDSですら、ひんやりしたくらいだからね。

やっと滝の正面へ。
おおっ!なんという迫力!
圧倒的な存在を目の当たりにすると、表現する言葉が見つからない。
ただただ呆けたように傍観するだけである。

ROCKHURRAHが再び動画撮影を始めた。
あの壮大な水の落下、辺り一面に鳴り響く轟音、細かい水飛沫を表現するには動画が向いてるよね。
霧で見えない様子(左)と、少し見えた様子(右)をROCKHURRAHが2画面にしてくれた。
例えば華厳の滝と検索した場合、青空と白い滝の対比をくっきり見せる写真や動画がほとんどだと思う。
こんなに濃い霧の滝は、観光写真としては失敗作になるだろうね。
ところがSNAKEPIPEは、そんな失敗作が観られたことが嬉しかったんだよね。(笑)
悪天候に感謝だね!

せっかくだから、と今度は中禅寺湖へと向かう。
小雨が降っているけれど、遊覧船に乗り中禅寺湖を一周することにしたのである。
約1時間程度の湖の散歩、楽しそうだよね!
濃い霧による幻想的な風景を眺めたり、晴れ間が見えてくっきりとしたコントラストの、まるで外国の山のような色合いを見ることができたのは非常に貴重な体験だった。
その時撮影したのが一番上の画像である。
船の上もかなり寒くて、とても7月とは思えない気温だったよ!

日光付近の気温が7月なのに、低めで過ごし易かったのも気に入った。
問題提起をさせて頂くならば
・コンビニが少ない
・小学生向け、もしくはシニア向けのお土産しか見当たらない
・「ゆば」の看板を掲げた食事処ばかりが目についた
という点かな。
日光を歩いて気付いたのは、学校単位で来ている小学生か30代以降の大人のカップルが多いなということ。
そしてもちろん60代以上のシニアの方もたくさんみかけた。
30、40、50代の観光客は何をお昼に食べて、お土産を買うんだろう?
この年代向けのサービスがもう少し充実していると良いのにな。

1泊2日でも、普段とは違う場所に身を置くことでリフレッシュできた良い旅だったと思う。
またどこか、知らない場所に出かけてみたい。
滝のある場所に行ってマイナスイオンを浴びたいな!(笑)

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